「お客様から選ばれるキャストは顔だけじゃない!」菜々江ママが思うナイトワークで成功する為に大切な事とは?

インタビュー

一流の街銀座で、一棟ビルに『クラブNanae』を構える”銀座のレジェンド”、唐沢菜々江ママへのインタビューを3回に分けてお届けしています。

18歳の頃からナイト業界に携わり、
現在は銀座の一等地にご自身のお店を構えるオーナーママとして活躍している菜々江ママ。
そんな菜々江ママにお仕事のこと、ナイトワークで働く女性についてなどなどインタビュー。
全3回の連載企画でお送りしたいと思います!

第2回目となる今回は、お客さまに選ばれる女性の特徴や、ナイトワークで成功するために必要な事など、
18歳からナイトワークを始め今や
銀座を代表するクラブのオーナーママである菜々江ママの仕事に対する考え方についてお伺いしてきました!

菜々江ママがナイトワークを始めたきっかけ、一流クラブのママになるまでの道のりなどを話してくれた第1回目のインタビューはこちら!

『銀座の生きる伝説!』唐沢菜々江ママが一流クラブのオーナーママになるまで

2020.02.13

【唐沢菜々江ママ】1974年4月9日生まれ東京都出身。銀座のビルを一棟丸ごと使い、自身のお店クラブNanaeを切り盛りしており、他にも飲食店などの豊富な経営経験の持ち主。またメディア「マツコの知らない世界」やCMに出演したり、YouTube「銀座ななえチャンネル」やインスタグラムなでのSNSでも有名。銀座でトップの座を維持し続ける伝説的オーナーママ。

キャバクラとクラブの違いは山ほどある

編集部
菜々江ママはキャバクラでも働かれていたと伺いましたが、キャバ嬢とクラブホステスってどんなところに違いがありますか?

菜々江ママ
キャバ嬢とクラブホステスの違いは山ほどありますね。一番分かりやすいのは恐らく、キャバクラだと本指名は1人だけで、本指名の女性以外はお客様と連絡先交換をしちゃいけないんです。

一方で、クラブでは係がキャバクラでいうところの本指名みたいなものなんですけれども、指名キャストというよりは采配係なんですよね。

編集部
本指名にあたるキャストさんを係と呼ぶのですね!また、采配係だとしたらキャバクラの本指名とはちょっと意味合いが違いそうですね。

菜々江ママ
そうですね。最初に年配の女性がいいのか若い子がいいのかとか、静かめな子がいいのかギャルっぽい子がいいのかとか、ご接待だったらご接待先の方の好みを聞きつつ、女性をチョイスして采配するのが係のお仕事です。

編集部
そうなんですね!キャバクラの本指名とは全然違う…!付け回しのような役割もこなすという事でしょうか??

菜々江ママ
はい。好みを総合的に判断して黒服に伝えて席をまとめます。席についた女の子は全員お客様と連絡先も交換していいんですよ。

編集部
え!そうなんですか!?キャバクラとは逆ですね!

菜々江ママ
クラブはチームプレーなので。付いた子たちは次の日から、「お礼の連絡をさせてもらいました」や、「お客様からお食事に誘われました」など全て細かく係に報告しなきゃいけないんです。

編集部
報連相というやつですね!そこで「お食事に誘われたなら、行っておいでよ」みたいな流れになるんですか?

菜々江ママ
そうなんですよ。

編集部
確かにキャバクラとは、全然違いますね。でもそれって…売り上げ自体は係の方に付くんですか…??

菜々江ママ
そうです。全て係につきます。

編集部
えっやっぱり全然違いますね。働いているキャストの方の年齢層はキャバ嬢よりホステスさんのほうが上ですか?

菜々江ママ
キャバクラのほうがやっぱり若い女の子が多いとは思いますね。

うちも19~20歳ぐらいからいるんですけど、20代後半ぐらいが一番多いかな。あと30代もそこそこいますし。私が45歳ですしね。

編集部
えっ、ママ45歳なんですか!?お若い・・・!!全然見えないです!

菜々江ママ
いえいえ。

編集部
銀座と他の地域との違いがあれば教えてください!

菜々江ママ
いや、クラブであれば六本木とかは銀座と伝票も割と似ていて、システムも同じなんですよ。強いて言うなら、六本木は業界の方が多いので、若くて私服のお客さまが多いんですよね。銀座はやっぱり、ネクタイ族が多いですね。

編集部
銀座は、企業の方が多いんですね。

菜々江ママがキャストとして働いてた頃習慣にしていた事

編集部
キャストとして働かれていた頃に習慣にしていたことってありますか?

菜々江ママ
ママになる頃から始めた気がするんですけど、昔はスマホとかなかったのでベッドの出窓にファックスを置いておいたんですよね。スタッフさんに「朝事務所に来たらまず、私の前日の伝票、合計金額、その月の累計をファックスで流してください」って言ってました。

だから11時になるとそのファックスが届いて、その音で目が覚めるんですよね(笑)

編集部
ファックスの音で起床してたんですね!文字通り、起きた瞬間からお仕事なんですね・・・。

菜々江ママ
はい。起きたらそれをすぐ見て、まずお客さまにお礼の連絡をします。

そのあと、数字を見つめて「はー、昨日私あんまり売ってないな」「今月このペースだとちょっと後半きつくなるから飛ばさないと…!」とか「今月はいいペースだな」とかやってましたね。

編集部
すごい・・・。やっぱり月の売り上げ目標をきっちり自分の中で決められているってことですよね?

菜々江ママ
その頃はもうママとして契約していたので、「月に最低この金額は、売ってください」という契約がもう既に契約書に書かれていて、それに対して契約金をいただいておりますので。

最低でもその数字を売らないと契約金返還になってしまうんですよ。

編集部
売り上げが届かなかったら返還!シビアな世界・・・。常に売り上げのことを頭に入れてお仕事されていたってことですよね。

菜々江ママ
そうですね。あの頃は常に頭の中にありましたね。

編集部
精神的にすごく強くないとやっていけないのかなと思うのですが、モチベーションはどうやって保っていたんですか?

菜々江ママ
結構厳しい世界なので、体を壊してしまったり、精神を病んでしまったりして辞めてしまうホステスさんも多くいらっしゃるんですよね。私はありがたいことに元々人より身体が強いみたいで、睡眠時間が短くても割と平気なんですよね。

編集部
そうなんですね!大体毎日どのくらい寝られるんですか?

菜々江ママ
今はもう経営側に回っているので前より眠れてますけれど、それでもやっぱり5時間以上はあまり寝ないですね。2~3時間で起きてちょっと仕事をして、もう1回寝る時もあります。

編集部
5時間・・・!やっぱり売れっ子ホステスさんになる為には体力も必要ですか??

菜々江ママ
ホステスは絶対体力が必要です。

菜々江ママが面接時に見ている採用ポイント

編集部
女の子の面接はママが行っているんですか?

菜々江ママ
なかなか、面接まで時間が取れないのでヘルプの女の子たちの面接は基本的に付け回しの担当者に一任しています。ママやお姉さんたちの場合は売り上げの話など契約に関するお話があるので、私ももちろん入ります。

編集部
なるほど。採用する際に注意して見ている点とかってありますか?

菜々江ママ
それよく聞かれるので、インスタとかユーチューブでも答えてるんですけど、最終的には総合的に見るんですよ。

日給希望がいくらなのか、週に何回出勤できるのか、お酒は飲めるのか、アフターは行けるのか、昼夜掛け持ちなのかどうかとか。あとはもちろん容姿や経験も選考基準に入ります。経験もキャバクラにいたのかクラブにいたのか、地域はどこで、何年していたのか、そういうのも全部含めてトータルバランスで判断します。

編集部
未経験の子だと、やっぱり難しかったりするのでしょうか?

菜々江ママ
もちろん経験はあるに越したことはないんですけれども、未経験の子もいます。未経験の子には、一からきちんと教えていきますので。

編集部
お酒も飲めたほうがいいのでしょうか??

菜々江ママ
そうですね、お酒は飲めるほうがいいですね。

編集部
なるほど…全体的なバランスが重要なんですね。クラブNanaeには色んなタイプのキャストさんが在籍されてるんですか?

菜々江ママ
そうですね。うちは、結構幅広く色んなタイプの子が在籍しています。初々しい子もいればベテランのお姉さんもいますし。多種多様です。

編集部
確かにその方が、いろんな方が楽しめますもんね。英会話ができる方とかもいらっしゃいますか?

菜々江ママ
おります。語学が堪能というのは、面接で結構ポイントが高いですね。

編集部
最近では海外からいらっしゃるお客様も多いですもんね!

お客様から選ばれるキャストとは、容姿が全てじゃない

編集部
ママの目から見てお客さまから選ばれるキャストっていうのはどんな方なんですか?

菜々江ママ
お客さまって大きく分けると、2通りいると思っていて。片方はキャバクラと同じで「若くてきれいな子を呼んで」っていうお客さん。私のお客さまはそうじゃないタイプの方が多くて、人を見ている方が多いです。

例えば「ママさ、やたら連絡くる子いるんだよね。名前何だっけな」とか言ってLINEを開き始めて「あ、この子この子、呼んであげてよ」みたいな。その子が着くと「あ〜お前か、お前こないだそういえば付いたよな」みたいな(笑)

編集部
ルックスが最重要ポイントではないんですね…!

菜々江ママ
ルックスよりも、連絡がマメとか連絡の仕方がうまいとか、そのお客さまのことを考えてちゃんとLINEを打っているかとか、そういうところを見て可愛いがってくれるんですよね。

編集部
コピーメールみたいな感じじゃなくてお客様一人一人に合わせてるってことですよね。

菜々江ママ
はい。例えば先日も大手美容系会社の会長がいらっしゃったんですけど、新しいクリニックも最近始めていてという話をされていて。できる子はそういった所にすぐに食い付くんですよね。「わー、行ってみたいです、私こういうの興味あったんですよね」「場所どこですか?明日行きます」みたいな。すごい営業マンみたいですよね(笑)

編集部
本当に営業マンみたい!それが出来るのはすごいですね!

菜々江ママ
その後その子から「来週何曜日行くことになりました」「私、商品も興味あったので、来週買おうと思っていて、どんなのもがいいかって今、会長とLINEで盛り上がってます」という報告が来て。

そうやってお客さまが喜んでくださることを率先してしようとする子は伸びますよね。だから顔じゃなかったりするんですよ、お客さまから選ばれるホステスって。

編集部
気遣い上手ということですかね?

菜々江ママ
気遣いというかね、心遣いなんですよね。

ナイトワークの世界で成功するために必要な事は・・・

編集部
菜々江ママが考えるナイトワークで成功するために必要なことっていうのはどんなことですか?

菜々江ママ
やっぱり、まめさですかね。自分の時間をどれだけお客さまに使うか、仕事の時間に充てられるかだと思います。クラブに限らず、キャバクラでも沢山営業をしないと数字を取るのは難しいですしね。

編集部
ママはどれくらいの時間を仕事に使われてますか?

菜々江ママ
基本的には起きてる時間全てという感じですね。土日もほぼ全部お客さまと一緒なので。

編集部
土日も!じゃあほぼプライベートの時間はないですよね?

菜々江ママ
ほぼないですね。仕事とプライベートが一緒になっちゃってる感じがします。仕事が人生のような。

編集部
“仕事が人生”。かっこいい・・・。

”品のある女性”に今すぐなるのは難しい

編集部
銀座のクラブというと品のある女性じゃないと働けないのかな・・・と、勝手なイメージがありますが、、そもそもどうしたら品のある女性になれるんでしょうか?

菜々江ママ
品って難しいんですよね。面接で裏側の話、ちょっと品がないよねという時もあるんです。「入れてみようか」って合格にしたんですけど、やっぱり品が身に付くのって結構時間がかかるというか、なかなか難しいんですよね。多少なりとも育った環境とかも関係してくるでしょうし。

編集部
すぐ身に付けろって言われて身に付けられるわけじゃないですよね・・・。

菜々江ママ
そうですね。育った環境は、大きく関係しているような気がします。たまにクラブ未経験なのにすごく品がある子とかもいて、お話を聞いているとやはりお父さまお母さまが「なるほど…!」という方だったりするので、そういうところも関係してくるのかなって思いますね。

編集部
そうなんですね…!なかなか難しそうですね…。

菜々江ママ
はい。品を身につけるのは本当に難しいなと思います。

将来に悩むキャバ嬢さんへ、菜々江ママからアドバイス

編集部
キャバ嬢をしていて将来どうするかを悩んでる子って結構いて、例えば25歳ぐらいで辞めるか続けるか、「でも辞めてもどうしよう・・・」みたいなキャリアに対して漠然と悩んでいる女の子に対して、何かアドバイスを頂けませんか?

菜々江ママ
売り上げがついてくれば銀座が一番年齢を重ねても長く働けるので、悩んだら銀座に来てくださいって言いたいですね。

私も銀座に来たのが24~25歳ぐらいで、その頃「いつまで上野のキャバクラでやれるんだろう…」って悩んでいた頃だったんですよ。それで銀座に来たので。

編集部
ママも実際にそうだったんですね。キャバクラでの経験はクラブでもいかせますか?

菜々江ママ
もちろん活かせます!

編集部
じゃあ、キャバクラを辞めるか悩んでいる女性にはぜひ銀座へ行ってみてほしいですね。

菜々江ママ
ええ。「銀座のクラブに一度来てみたらどうでしょうか」って私なら言います。そのあとに辞めてもいいですしね。

編集部
違うところにも来てみないと分からないですもんね。

菜々江ママ
銀座に来ると、先輩たちが辞めた後に何をしてるかっていうのも見えますしね。

編集部
そうなんですね!菜々江ママの元にも実際そういうふうに悩んで、キャバクラから銀座のクラブに来た方って結構いらっしゃるんでしょうか?

菜々江ママ
結構いますね。今売り上げ上位者の子の中には、六本木のキャバクラでバリバリやっていた女の子たちも多いですね。やっぱりキャバクラでの経験が生きているんだと思います。

編集部
なるほど。ナイトワークもキャバクラだけじゃないからぜひ広い視野をもって可能性を広げて欲しいですね!

一流が集まる街、銀座の一等地にある一棟ビルにお店を構える菜々江ママ。

18歳から働き始めて銀座で一流ママに至るまでの間、豊富なナイトワーク経験を経た菜々江ママのお言葉には、どれも重みが感じられ終始納得させられっぱなしでした!
菜々江ママは自分のことと同じくらいに真剣に、お店の女の子たちと日々向き合っているということが分かりました♡

次回のインタビューでは、菜々江ママへルラインを見てくれている方々から寄せられた質問や、お悩み相談に答えていただきます♪
お楽しみに♡

菜々江ママ第1回目インタビューはこちらから♡

『銀座の生きる伝説!』唐沢菜々江ママが一流クラブのオーナーママになるまで

2020.02.13

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