日本水商売協会から営業再開に向けた「コロナウイルス対策ガイドライン」が発表されました!

日本水商売協会から営業再開に向けた「コロナウイルス対策ガイドライン」が発表されました!

非常事態宣言の解除に伴い、キャバクラやクラブなどの水商売を行うナイト店舗(接待飲食店)の営業自粛が緩和され始めました。

コロナ禍においてはクラスター発生源と危ぶまれ、早くから営業自粛要請を受けていたナイト店舗ですが、再び以前のような活気を取り戻すには、「営業再開時」が非常に重要な局面であると考えられています。

業界独自団体である「日本水商売協会」は、そんな営業再開時に向けて『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』を発表しました。

目次

日本水商売協会が作成した『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』

日本水商売協会が作成した『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』は下記のようなものになります。

日本水商売協会から営業再開に向けた「コロナウイルス対策ガイドライン」が発表されました!

『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』詳しくはコチラ

内容は専門家が指揮する最大限の防御策

ガイドラインの作成には、感染症の専門家や専門機関などの監修が入っています。

「マスク着用接客」「間隔を空けた着席」など、専門家指揮の元、何度も検証・修正を重ね、現実的に実行可能な範囲で「最大限の防御策」を盛り込んであるということです。

今後、状況に合わせて適切に修正が行われていくと発表されています。
最新のガイドラインに沿って、感染症対策を実施していく事で最大限感染予防をしていく事が可能だそうです!

ガイドラインの活用方法について

こちらのガイドラインは印刷用PDFデータ(A4/A3サイズ)、Instagram用画像などが公式HPからダウンロードできます。

フリー素材のため、各自のSNSで広く発信したり、店内にポスターのように掲示、メニュー表に差し込むなどして活用する事が可能です。
1人でも多くの人に協力を得られるよう、業界全体に拡散していく事が重要です。

ガイドライン素材のダウンロードはコチラから

伝説の元キャバ嬢「愛沢えみり」さん協力のもと実現したガイドライン作成

日本水商売協会から営業再開に向けた「コロナウイルス対策ガイドライン」が発表されました!
ガイドラインの作成には、昨年引退を発表した伝説の元キャバ嬢愛沢えみりさんも参加しています。

現在、社長業やプロデュース事業、Youtubeなど多方面で勢力的な活動を行なっている愛沢えみりさんですが、現役時代と変わらずナイト業界への関心・影響力は大きく、この度愛沢えみりさんの全面協力によりガイドラインにはリアルな現場の意見が反映されているとのことです。

今回、LuLINE編集部は特別に愛沢えみりさんにガイドライン作成に関して取材をさせて頂きました!

今回ガイドライン作成に携わる事になった経緯は?

愛沢えみりさん
東京のキャバクラは緊急事態宣言が発令される前から都に自粛を要請されていて、私がプロデュースするフォーティーファイブはもちろん、3月27日にOPENした新店オーバーチュアもOPENからわずか4日間で営業を辞め、それ以降先日まで2ヶ月以上自粛をしていました。

キャバクラは政府の言う、三密に当てはまります。緊急事態宣言はまずは1ヶ月、延長されて2ヶ月になりましたが、それで終わりじゃありません。収束するまでに1年以上かかると言われていて、もうお店を開ける・開けないではなくて”どうやったら安全に営業できるか?”どうやったら感染拡大を防止できるか?”を考えなければと思い、ガイドラインを作る事にしました。

実際どんな風にえみりさんは参加されたの?

愛沢えみりさん
お店の営業自粛後すぐにガイドラインを作るために協力して頂ける方を探したのですが、専門家の方にも参加してもらいたいと思って、以前からお世話になっている区議の方に相談したところ、一般社団法人日本水商売協会の甲賀さんをご紹介頂きました。

甲賀さんはすぐに動いてくださり、日本感染症学会評議員の奥村先生が監修されたガイドラインの草案ができて、それを私が実際のキャバクラで使えるかどうかシュミレーションするといった形です。先日も都庁に行って都議の方達にガイドラインの普及に関してお願いをしにいきました。

今後のキャバクラ業界へのメッセージ

愛沢えみりさん
今、お店でオンラインキャバクラをやっています。良い面もありますが、これはキャバクラとは別物で、改めてキャバクラの良さを感じました。

やはりキャバクラには実際に対面して接客をする良さがあります。キャストがいて、スタッフがいて、キャバクラという空間があります。しばらく対面で会えなかったからこそ、対面の良さにも気付く事ができたし、大変だったけど良い経験が出来たなと思います。あとzoomは便利で、昼間の仕事では毎日zoomを使っています(笑)

しばらく大変な時期が続くとは思いますが、私はキャバクラがきっと無くなる事はないと思っています。だから、ぜひ前を向いて頑張っていきましょう。

愛沢えみりさんは自身のYouTubeチャンネルでも、日本水商売協会の代表・甲賀香織さんとの対談動画を公開し、ナイト業界の現状やガイドライン作成について様々な思いを発信して下さっています。

 

一般社団法人「日本水商売協会」って?活動内容とは?

ここで、愛沢えみりさんと対談された甲賀香織さんが代表を努める一般社団法人「日本水商売協会」という団体についてご紹介します。

協会理念
ナイトビジネスを経営する経営者と、ナイトワークで働く女性、双方を応援します
お店、働く女性、お客様、社会、4方向のWIN-WINを目指します

引用:日本水商売協会 公式HP

2018年12月に設立した一般社団法人「日本水商売協会」は、ナイト業界全般の健全化や活性化を目的に活動する団体で、活動内容は多岐に渡ります。

悲しい事に、これまで風営法管轄下にある水商売を行うナイト店舗や従業員は、様々な面において国の支援対象から外されていました。
それに対し、2020年4月には義務を果たしている者は一般企業と同等に扱って欲しいという訴えを起こし、署名活動ののち政府の方針を動かすに至る功績を残しています。

水商売は、日本の経済を活性化する起爆剤です。女性活躍社会の中心です。
代表理事 甲賀 香織 さん

引用:日本水商売協会 公式HP

ナイト業界というフィールドをもっとクリアにして、「水商売」という仕事が社会的に認められるイチ職業として機能するその日まで…
業界をグレーたらしめるあらゆる問題を放置せずに、親身に対応を行ってゆく、日本水商売協会とはそういう団体なのです。

日本水商売協会の公式HPはコチラ

ナイト業界のリスタートはガイドラインを参考にした営業再開から!

コロナウイルス対策ガイドラインは、ナイト業界が営業をしていく上で最大限の感染予防をする為に作成されたものとなります。
正しく理解し活用する事で、『働くキャストやスタッフ』、『遊びに来るお客様』の安全を守りながら営業を実現していく事が可能になっているそうです。

日本水商売協会はナイト業界の再興を支えるため、今後も様々な活動を広めて行く事でしょう!

ナイト店舗の営業再開という大事な局面、業界のリスタートはここから始まっていきます。

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