【ナイトワーク初心者必見!】スナックってどんなところ?

夜の街でよく⾒かける「スナック」。「どんな店かよく知らない」「敷居が⾼そうで⼊りづらい…」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、スナックとはどんなところで、何をするのか、また、スナックでの働き方についても解説していきます。

目次

そもそもスナックって何?

「スナック」という名称は、「軽食」(=snack)に由来します。「飲むだけの店」ではなく、「深夜まで営業できる食べる店」として1960年代から台頭しました。現在では、実は、明確な定義は「スナック」にはありません。「ママがいてカウンター越しに接客する店」のことを、他の夜のお店と区別してスナックと呼ぶことが多いようです。

スナックは、他の夜のお店に比べると安価な料金で楽しむことができます。また、お店を切り盛りしてくれる”ママ”がいるのもスナックの特徴のひとつです。若いママも珍しくはありませんが、スタッフもお客様も年齢層が高めな傾向にあります。ママを囲んで、常連さんたちとアットホームな雰囲気で盛り上がったり、夜遅くまでカラオケで楽しんでいるお店も多くありますよ!

従業員とお客様との位置関係はスナックならでは

キャバクラやクラブは風俗営業の許可を取っているお店です。その場合、お客様の隣に座ってお話をする「接待」ができます。一方、スナックは風俗営業の許可がない「深夜酒類提供飲食店」なので、もしお店にソファなどがあっても隣に女の子は付きません。

スナックには指名制がない

キャバクラやクラブなどは基本的に時間料金制で、特定の女性を呼んで接客してもらう「指名制」があります。しかし、スナックの場合、よほどの高級店や広い店舗でない限りは時間制を取っていませんし、指名制もありません。

ガールズバーとスナックの違いは?

ガールズバーもスナックと同じで、カウンター越しの接客を行いますよね。確かに、ガールズバーはスナックと同じく、風俗営業ではない「深夜酒類提供飲食店」です。指名制がないのも同じですが、ガールズバーでは時間制のチャージを払う必要があります。

女性のドリンク代も払うシステムを採用しているところも多いです。ガールズバーの女性従業員はおおむね20代で、スナックよりも若い女性が好まれる傾向にあります。

また、スナックは服装やヘアメイクに指定のない場合がほとんど。そのため、私服で働くことができます。何を着たらいいのか迷ったら、先輩たちやママのスタイルをチェックしましょう!

スナックのホステスはどんな仕事をする?

スナックがどんなところか分かったところで、スナックで働くホステスはどんな仕事をするのかも見ていきましょう。スナックのホステスさんは、簡単に言えばカウンターの中でお酒を作ってお出しして、お客様と楽しくお話をするのがお仕事です。それぞれのお仕事について詳しく見ていきますので、これからスナックで働きたい女の子は、ぜひ一緒にチェックしていきましょう。

カウンターの中でお酒を作って提供する

スナックでは、カウンターに入り、カウンター越しにお酒やドリンクなどを提供します。水割りやソーダ割り、ロックなどが主になりますので、難しいドリンクを頼まれることは少ないでしょう。

お店によってはちょっとした軽食やママの作ったおつまみなどを提供することもあります。それに伴って、キッチンまわりのお手伝いをすることもあります。ただ、レストランやバーのような調理を求められることはありませんので、安心してください。

お客様のカラオケのお相手

スナックには、カラオケの設備があります。1曲200円などと値段がついており、お客様が歌って楽しむためです。

そのため、お客様に「歌って!」とマイクを渡されたり、デュエットをお願いされたりすることもあります。スナックの高めの客層に合わせて、誰でも知っている昭和の名曲を覚えておきましょう。

スナックで働くなら歌が上手くないとダメ?

確かに、カラオケがうまいのはスナックで働くときのアドバンテージにはなりますが、必ずしも上手な必要はありません。スナックでは、歌の上手さよりもむしろ、お客様の年齢層に合った曲を一生懸命歌うことが重要です。

「どうしても歌が歌いたくない……」という方は、スナックの中にも雰囲気重視をしてカラオケを置いていないお店もありますので、そちらを探すのもいいでしょう。

お客様と楽しく会話する

お客様は女の子との会話を楽しみにスナックに来ますから、お客様と会話するのも大切な仕事です。トーク力は働いているうちに鍛えられていきますが、最初は愛嬌があればOKです! 気持ちよく笑顔で接客しましょう。

お客様と会話するときは、基本的には話し手ではなく聞き手に回ることを意識します。自分の話ばかりしてしまうと、お客様は白けてしまいます。お客様の話に対して笑顔であいづちを打ち、楽しく話し相手になりましょう。

それに加えて、会話をしながらお客様と一緒にお酒を飲むのも、スナックで働く女の子の仕事です。お酒が強い方は問題ないと思いますが、飲み過ぎて体調を悪くしては迷惑をかけてしまいます。弱い方・飲めない方は、最初に言っておくとソフトドリンクや薄めのアルコールでお相手できます。

まとめ

ママの方針次第で、お店の雰囲気が違うのがスナックの魅力。お酒が飲め、カラオケで歌を歌うことでお金をもらえる仕事はなかなかないでしょう。

何より、やはりアットホームな空気感が魅力です。ママや店員さん、お客様の年齢層が高めなこともあり、仮にナイトワークが未経験であっても、温かく迎えてくれるでしょう。また、スナックには明確な募集年齢がないので、キャバクラの募集年齢よりも上の世代の方でも働けます!

このママとなら上手くやっていけそう、というお店を見つけることが、スナックで楽しくお仕事するコツ! 自分に合ったお店を見つけるには、実際に入店して雰囲気を体験できる「体入」が大切です。

もちろんスナックにも体験入店があります。不安なことがある場合は、体入でママにいろいろ質問してみてくださいね。

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