突如引退した黒咲サリー(CLUB舞人)は何故2年ぶりに復帰したのか!?

2年間のブランクを経て、キャバ嬢として復活したばかりの黒咲サリーさん。

歌舞伎町の人気キャバ嬢だったサリーさんが突然引退し、なぜ今回六本木で復活したのか、これまで語られることのなかった秘密にルラインが迫ります!

【黒咲サリー】1995年生まれ横浜出身。六本木の高級店CLUB舞人の現役キャバ嬢。18歳の時、高校卒業と同時に横浜でナイトワークをスタート。歌舞伎町のazian club(アジアンクラブ)で過去最高売上を叩き出すなど人気を博すも、21歳で引退。2年ぶりに復活したばかりで、その動向に注目が集まっている。

目次

23歳までに一度は辞めると決めていた

編集部
サリーさんは2年前にキャバクラを一度引退されているんですよね。辞めようと思ったきっかけって、なんだったんですか?

サリーさん
このお仕事を始める時に、23歳までに一度辞めてやりたいことにチャレンジしようって決めていたんです。私の性格上、キャバクラしか知らないまま年齢を重ねるのはリスクがあるなと思っていたので。21歳の時、売上も絶好調で、金銭面的にも「今がそのタイミングだ」って思ったんですよ。

編集部
23歳までに一度は辞めると決めていたんですね!どうして23歳までだったんですか?

サリーさん
それくらいの年齢だったら、やりたいことにチャレンジして失敗しても、また戻ってきて別のやりたいことを見つければいいと思って。もし28歳とかで失敗したら、戻る場所がないじゃないですか。最悪の事態を想定して人生設計することって、ものすごい大事だと思うんです。

編集部
18歳でそこまでしっかりと考えられるなんてすごいですね!その頃から人生プランについて考えて生きてきたんですか?

サリーさん
はい。ゴールを決めておくことって、ものすごい大事だと思ってて。いつ終わるか分からないことをずっと続けてたら、休みたくなっちゃうけど、この瞬間も終わりに近づいてるって思っていたら、頑張れる。だから常にどんな事でもゴールを決めてるんです。

編集部
すごいですね!引退中はどんなことをしていたんですか?

サリーさん
自分でドレス販売の事業をやっていました。今ってネットショッピングが主流ではあるんですけど、ドレ販(ドレス販売)ってお店に来てくれるんですね。試着して買える安心感があるから、確実に売れるんです。でも、やっぱり大変でしたね。全部一から自分でやってたんですけど、女性だからって取り合っていただけなかったり、鼻で笑われたり、厳しい声を掛けられたり。

編集部
それは大変でしたね…!どのくらいのタイミングで軌道に乗ったんですか?

サリーさん
いや、今も全然軌道に乗ったとは思ってないです。でも知り合いの経営者の方々に事業内容を話したら「すごくいいところに目付けたじゃん!」って言っていただけたので「厳しい言葉も糧にして、めげずにやっていこう」と思いました。

編集部
じゃあ、この2年間はドレス販売の事業で忙しくされてたんですね!他にはどんなことをしてたんですか?

サリーさん
旅行に行きました!ニューヨーク、ローマ、ベネチア、パリ、香港…いろいろな国に行きました。

編集部
すごい!本当にいろんなところに行かれたんですね!もともと、サリーさんは旅行が好きだったんですか??

サリーさん
いや、夜のお仕事を始めてから、お客様を第一にしていたので、遊ぶ時間が全然なかったんです。時間があったらお客様に使うことにしていたので、営業後に女の子とごはんに行くこととかもなくて。お客様の電話で起きて、お客様の電話で寝るって感じでした。

復帰をしたのは、お客様にお返しがしたかったから

編集部
2年前に引退されてからも、LuLINEのプロフィールページってずっと消してませんでしたよね。復帰しようかなという思いはあったんですか?

サリーさん
そうなんです、アクセスランキングも結構上位だったじゃないですか。SNSでも「会いに行きたかった!」「復帰しないんですか?」「復帰したら会いに行きます!」っていう声を女の子から結構いただいていて「みんな見てくれてるんだな」「1日でも復帰しようかな」って思ったりしてたんです。

編集部
一度引退したのに、引退後も反響があるのはすごいですよね!それが今回復帰された理由だったんですか?

サリーさん
それもあるんですけど、やっぱり一番の理由はお客様ですね。私、なんかさらっといなくなりたいなと思ってて、お客様にちゃんと辞めるって言えなかったんです。「ちゃんと伝えれば良かったな」「お客様は元気にしてるかな」「今の私を見たら喜んでくださるだろうか」「もっと楽しくできたかもしれない」みたいな思いが結構あって。だからもう一度やりたいなって思いました。好きなことでしたし。

編集部
そうだったんですか…!復帰された一番の理由は、お客様だったんですね!

サリーさん
本当に、お客様があって今の私がいるんですよ。歌舞伎町に来た時は右も左も分からない状態だったんですけど、お客様にさまざまなことを学ばせていただいて、たくさんありがたいお言葉をいただいて、たくさん夢を見させていただきました。お客様に与えてもらってばっかりで、私はその分をお返し出来てただろうかって考えた時に、全然返せてないなって思ったんです。

編集部
すごくお客様想いですね…♡復帰をして、お客様にも恩返しをしていきたいなってことですよね??

サリーさん
水商売って「今」が大事じゃないですか。今いるお客さん、今の単価、今の売上。常に大事なのは「今」ですよね。でも私は過去のお客様も大事にしたいなと思うんです。過去のお客様があっての私なので。「あの時、サリーちゃんにお金を使ってよかったな」って思ってもらえるように、常に全力で接客して、成長し続けたいって思うんです。

六本木一を目指す野心に惹かれて、舞人に決めた

編集部
今回、復帰するお店を舞人さんに決めた理由を教えてください!

サリーさん
実は今まで舞人には2回体験入店してるんです。その時は「敷居が高いお店だな…」と思ってやめたんですけど、ずっと憧れのお店でした。今回復帰するって決めた時にもいろんなお店を見たんですけど、私の中では「やっぱり舞人が1番だな」っていう気持ちだったので、舞人に決めました。

編集部
そうだったんですか!歌舞伎町で働き始めた時から、舞人さんを意識してたんですね。

サリーさん
そうなんです。決定的な決め手は、舞人の従業員の方ですね。最強のチームになるって思いました。

編集部
最強のチーム…?どういうところを見て、最強だなと思われたんですか??

サリーさん
どこだろう…具体的には難しいんですけど全体の雰囲気かな?六本木で1番になるなって思いました。

編集部
エネルギーみたいなものを感じたんですね!他のお店とは、どんなところが違うと思いましたか?

サリーさん
意識です。他のお店と違って、舞人からは「これから這い上がってやる!」っていう野心を感じたんです。だから私も一緒にこのお店を六本木のナンバーワンにしたいって思いました。

わいわい飲む歌舞伎町、落ち着いて飲む六本木

編集部
六本木で働き始めて、歌舞伎町との違いって感じますか?

サリーさん
そうですね。お客様の目的と飲み方が違います!歌舞伎町は、接待で使われることは少ないですよね。遊びに来る方が多いからか、ワイワイ系の飲み方をされるお客様が多いです。でも六本木は接待が多いから、落ち着いて飲むお客様が多いかな。

編集部
なるほど、お客様の層が違うんですね!働いていて六本木と歌舞伎町、どちらがサリーさんにあってますか?

サリーさん
スカウトさんにもボーイさんにも「サリーちゃんのキャラクター的には絶対歌舞伎町のほうがいいよ、合うお客さん多いよ!」って言われたんですけど…自分ではそんなこともないかなと思ってます。

編集部
六本木も働きやすいなって感じなんですね!接客スタイルは、歌舞伎町の時から変わってないですか?

サリーさん
私自身、年齢を重ねたので、地に足がついたというか、落ち着いたっていうのはあるかもしれないです。それに先輩方を見てると、勉強になることが多くって。今まで自分の売り方を知らなかったので、いろんな方を見てもっとテクニックを磨こうっていう感じです。

編集部
やっぱりキャストさんの接客スタイルにも、歌舞伎町と六本木で違いがあるんですか?

サリーさん
歌舞伎町はノリと勢いでどうにかできるところがあるんですけど、六本木はそれだけじゃどうにもならない時が結構あるんです。お客様のお話も難しいので、お客様のお話についていける頭のいい女の子が多いなと思います。

自分のブランクは感じない、業界の変化を感じる

編集部
キャバ嬢として2年ぶりに復帰されて、ブランクって感じましたか?

サリーさん
ブランクというよりも、そもそも時代が結構変わってるじゃないですか。お店の流行りも、単価も、お客様も変化しているのでどこまで今の自分が適応できるかだと思ってます。そういう意味では、特にブランクっていうのはないかなと思いました!

編集部
2年間でキャバクラ業界は結構変わったんですね!特に前と変わったなって思うところって、どんなところですか?

サリーさん
1番は、客単価は変わったなって思います。

編集部
客単価…!それは、良い意味でですか??

サリーさん
うーん…Instagramで有名な女の子がすごく高額なお酒とかをよく上げてますよね。だから表面的には業界自体が盛り上がってるように見えると思うんですけど、高額を使うお客様はごく一部で、全体的な売上は下がってるんですよ。だから客単価も下がってますね。

編集部
それは実際に今働いているキャストさんにしかわからない部分ですね。客単価以外で、変わったなと感じることはありますか?

サリーさん
お客様の数自体がやっぱり少ないんじゃないですかね。お客様の数自体が少ないから、お金をたくさん使うお客様も少なくてっていう感じですね。キャバクラ自体が流行ってないし、景気は悪いんじゃないかと思います。

編集部
どうしてキャバクラ界の景気が下がっているんでしょうか??他に遊ぶところが増えたからって、よく言われてますけど…

サリーさん
そうですね、それが一番の原因だとは思います。あとは、キャバ嬢の意識が下がってると思いますね、かなり。

編集部
そうなんですか!?どういうところで意識の低下を感じますか??

サリーさん
今ってパパ活もあるし、ラウンジでもいいし、ギャラ飲みとかもありますよね。だから、別にキャバクラじゃなくてもお金を稼げる方法が色々あるじゃないですか。アルバイト感覚で働いてる方も多いですし、『小悪魔ageha(アゲハ)』全盛期とかと比べたら、キャバ嬢の意識のレベルが全然違うと思います。

編集部
そういう状況を見て、サリーさんはどう思いますか?もっと業界を盛り上げたいとか、意識を上げてもらいたいとか…

サリーさん
盛り上げたいですね!でも最近は、この業界で盛り上がりたい子が少ないから。インスタグラムの普及もあって、キャバ嬢じゃなくても憧れられる存在って増えたと思うんです。キャバ嬢以外に稼げる仕事も増えてきましたよね。やっぱりキャバ嬢ってお酒を飲まなきゃいけなかったり、結構肉体労働な部分もあるので。

まずは舞人を六本木一にしたい

編集部
最初にキャバクラを始める時、一度は辞めるって決めてるとお話ししてくださいましたが、今回もやっぱり辞めるタイミングって決めてたりするんですか?

サリーさん
はい、もちろん。タイムリミットとして決めてます。

編集部
やっぱり決めてるんですね!それって、いつぐらいか教えてもらえたりしますか…??

サリーさん
それは内緒です♡キャバクラをやりながら他のこともやっていくので、もしそれが軌道に乗れば、辞めるタイミングも早くなるかもしれないし。キャバクラ以外でも、何をするにもゴールは決めてます。

編集部
キャバクラ以外にもやりたいことがあるんですね!どういうことをやりたいなと思ってるんですか?

サリーさん
やりたいことは山のようにあるんですよ。でも当面の目標は、舞人を六本木で一番にするっていうことですね。「六本木で一番のお店といえば、舞人でしょ」って言われるお店にみんなでしていきたいです。

編集部
自分じゃなくて、お店をナンバーワンにするんですね!お店でナンバーワンになるくらいじゃ、サリーさんには物足りないですか??

サリーさん
お店が私に求めてることって、たぶんそこじゃないんですよ。お店が目指していることは、六本木一になること。私はそのための戦力としてお店に入ったので、舞人を誰もが認める六本木一のお店にします。

「舞人を六本木でナンバーワンにする」という高い目標を掲げるサリーさん。

目標に向かって邁進するサリーさんの姿を見ていると、人生においてゴールを設定し逆算しながら行動することの大切さが伝わってきました。

舞人に加わったサリーさんがどのように夢を叶えていくのか、とても楽しみですね!

サリーちゃんと同じ六本木エリアで働くキャバ嬢さんのインタビューもチェック!

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