「彼氏はいないよ」「奨学金返済のために働いてる」など、キャバ嬢の話に対して「本当かな?」と思うこともあるでしょう。
信じたい気持ちはあるものの「キャバ嬢の話を信じて借金してまで通ったけど嘘だった」と落胆する男性のケースを見聞きすると、自分も騙されていないか心配になるかもしれません。
夜の世界を巧みに渡り歩くキャバ嬢から繰り出される上手な嘘でも、見抜けるような方法を紹介しています。
ただし、キャバ嬢がつく嘘のなかにはあえて見抜かないほうがいい嘘もあります。注意点を理解したうえで「どうしても真実が知りたい!」と思ったら、嘘を見抜く方法を試してみてください。
キャバ嬢の嘘を見抜くときの注意点


キャバ嬢がつく嘘は全部見抜いてしまいたい、と思うかもしれません。しかし、キャバ嬢の嘘を見抜いても良い結果が待ち受けているとはかぎりません。
また、見抜くべきでない嘘もあります。この章ではキャバ嬢の嘘を見抜くときの注意点を解説します。
見抜くべきでない嘘もある
キャバ嬢の本名、住所、学校や勤務先、家族構成など、プライバシーに関わる部分は嘘があったとしてもあばくべきではありません。
個人情報の詮索など、度が過ぎるとストーカーの疑いをもたれたり、キャバ嬢やお店から要注意人物としてマークされたりする可能性もあります。
また、整形をしているかどうかなど、キャバ嬢本人にとってはセンシティブな事柄にうっかり踏み込んでしまわないように配慮したいところです。
秘密にしていた整形がバレたとなれば、女の子のメンタルにダメージを与えることになるかもしれません。どんな嘘でも見抜けばいいというわけではない点に注意しましょう。
- キャバ嬢の個人的な情報
- 整形しているかどうか
- 豊胸をしているかどうか
嘘だとわかったときの心構えをしておく
嘘を見抜ければ幸せかといえばそうではありません。キャバ嬢に嘘をつかれたとわかったときにショックを受けたり、激しい怒りを感じたりする場合もあるでしょう。
「誰とも付き合っていない」といいつつ、本当は彼氏がいて同棲までしているといったパターンはよくあります。
曖昧にしておいたほうがいいことや、真実を知らないほうがよかったと思うこともあるかもしれません。
もし嘘が発覚し、真実が自分にとって残酷であったとしても、冷静でいられるかどうかを自分に問いかけてから嘘を見抜くようにしましょう。


キャバ嬢の嘘を見抜く方法


男性の嘘よりも女性の嘘のほうが見抜くのが難しいといわれています。キャバ嬢ともなれば、嘘をつくことに慣れている女の子もいるため、簡単に嘘を見抜くのは難しいでしょう。
ここからは「どうしても真実が知りたい」という人のために、キャバ嬢の嘘を見抜くための方法を紹介します。
キャバ嬢の仕草を普段から観察する
普段と違う仕草から嘘だと見抜ける可能性があります。足を動かす、身体の一部をさわるなど普段とは異なる仕草があったときは、嘘をついているときかもしれません。
普段と違う仕草だと認識できるようにするには、なにもないときの仕草も把握しておかなければなりません。
よく「嘘をつくと口元を触る」など特定の仕草が取り上げられることもありますが、それはただの癖である可能性があるからです。重要なのは、どんな仕草をしているかというよりも、普段と違う仕草をしていないかという点です。
普段の仕草をよく観察していれば、キャバ嬢が嘘をついたときに「いつもと違う仕草をしているし、怪しい」と見抜けるかもしれません。
キャバ嬢と目が合うか見る
嘘をつくときは目線をそらすもの、と思っている人も多いでしょう。たしかに、男性は嘘をつくときに目線をそらす傾向があります。一方、女性は嘘をつくときは目線をそらさないケースが多くあります。
女性が嘘をつくときに目線をそらさない理由は、嘘がバレていないか相手の表情を観察していたり、目線を合わせることで嘘ではないと強調していたりするからです。
「キャバ嬢と目線が合っているから嘘ではなく真実だ」と思い込むと、まんまと騙されてしまう可能性があります。「目線があっているからこそ嘘かもしれない」と疑うのが正解です。
キャバ嬢の言葉数に注意する
女性が嘘をつくときは言葉数が増える傾向があります。嘘をつくときに言葉数が減りやすい男性とは異なるのです。
嘘をつく女性は、嘘がバレないように細かな設定を決めている場合が少なくありません。細かな情報があれば話の信憑性が増すと考えているためです。
たとえば「彼氏いるの?」とお客様が聞いたときに、本当は彼氏がいるのに「いない」という嘘をつくとしましょう。
キャバ嬢が「いないよ」とだけ答えるのではなく「実はもう3年もいなくて、同級生は恋活で合コン行ってるって言ってたけど私はそういう機会も全然なくて…」といったように、聞いてもいないことを次から次へと話していないでしょうか。
細かな情報まで教えてくれてもっともらしいと思える話こそ、嘘かもしれないと疑ったほうがよさそうですね。
SNSをチェックする
SNSでは本音や本当のことがポロッとでやすいものです。
フォロワー数もさほど多くなく、とりあえず更新しているようなSNSアカウントであれば、キャバ嬢がだんだんプライベートアカウントのように利用しはじめることも少なくありません。嘘の設定を忘れてリアルを発信してしまうこともありえます。
たとえば「昼職もやっている」と言っていたキャバ嬢が、平日の昼間に遊んでいる様子を頻繁にSNSへ投稿していたとします。もしかしたら昼職があるというのは嘘で、夜職専業かもしれないという見当がつきますね。
ただし、常に見られているという意識が高い人気キャバ嬢は、SNSとリアルで矛盾がでないように気を遣っているため、InstagramやXなどのSNSから嘘を見抜くのは難しいかもしれません。
キャバ嬢の話を深堀りする
嘘っぽいキャバ嬢の話について内容を深堀りするのも嘘を見抜く方法のひとつです。当事者なら絶対に知っていることについて質問してみましょう。
たとえば、奨学金返済のために働いているというもののそうは見えないキャバ嬢に対して「借りてた奨学金って第一種なの?第二種なの?」といった質問をしてみましょう。
本当に奨学金を借りていれば、どちらの種類かすぐに答えられるはずです。
さらに「それって利子つくんだっけ?」と質問を重ねるのもよいでしょう。奨学金を借りている設定づくりが甘いキャバ嬢なら、とんちんかんな回答をしたり、答えに詰まったりするでしょう。
「国の奨学金」として知られる日本学生支援機構の貸与型奨学金には、無利子で借りられる第一種奨学金と有利子で借りられる第二種奨学金があります。借りている当事者であれば、どちらの種類か、利子はつくのか知っていて当然のはずです。
深堀りして矛盾点がでてきたり、しどろもどろになっていたりするのなら、嘘である可能性が高いとわかります。
あえて間違った細かい情報を言ってみる
キャバ嬢が話す内容について、あえて間違ったことを言ってカマをかけると嘘を見抜けることがあります。
たとえば、キャバ嬢が住んでいると言っていたエリアが嘘なのではないかと思ったときに「◯◯(地名)のあの大きな交差点のコンビニって、ファミリーマートだったよね?」と聞いてみましょう。
本当にあるのはセブンイレブンだったとして、キャバ嬢が「ううん、あそこはセブンイレブンだよ」と言えば、女の子の話の信憑性は高いと判断できます。
一方、お客様側に合わせて「そうそう、ファミリーマートだよ」といった返事が返ってきたら嘘の可能性が高いです。
タクシー代を多くもらいたいために、あえて郊外のエリアに住んでいると嘘をついているキャバ嬢もいるため、怪しいなぁと思ったらカマをかけてみるのも一つの方法です。
ただし、キャバ嬢は「違う」と思っていても、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためにあえて訂正しないこともあります。
なるべくキャバ嬢が訂正しても険悪にならないような、ちょっとした内容でカマをかけたほうが確度は高まるでしょう。
時系列を逆のぼって質問する
キャバ嬢のなかにはストーリー性のある嘘をつくのが得意な人も少なくありません。
たとえば、「キャバクラで働くのは初めてで、過去にはこんな職業を経験してきた」というキャバ嬢の話が嘘くさいと感じたとします。
いったんすべて聞き終わったあとで「へぇ、そうなんだ。最後の前の前の仕事って何の仕事って言ってたっけ?」と質問するのです。もしキャバ嬢が真実を話しているのであれば、すぐに正確な答えが返ってくるでしょう。
不自然な間ができたり、初めに話した内容とは違う答えが返ってきたりしたら、嘘をついているかもしれません。
その場でストーリーを作り上げたような嘘であれば、時系列をさかのぼって質問すると見抜けるでしょう。
他の作業をしているときに質問する
以前キャバ嬢としていた話が嘘なのか本当なのか見抜くには、女の子が作業をしている最中に同じ質問をしてみるとよいでしょう。
お酒を作っている最中や、あえて忙しそうなときを狙って質問するのです。お客様への回答に嘘をついている場合は次のような反応が得られるかもしれません。
反応 | 理由 |
---|---|
作業の手がとまる・作業が遅くなる | 作業よりも嘘をつくことに集中しはじめているため |
返事のスピードが遅くなる | 作業という負荷がかかることで嘘の内容を考えて話すのに時間がかかるため |
話の内容が矛盾している | 作業に気を取られて嘘ではなく真実を話してしまったため |
「前に20歳って言ってたけど、本当かな…」と疑わしいときなどに使える方法です。
年齢に関しては「◯◯ちゃんって平成何年生まれだっけ?」→「あれ、平成◯年って、西暦でいうと何年?」→「干支って何年だった?」など3段階で質問すると、あらかじめ設定をしっかり作り込んで定着させているキャバ嬢でないかぎりはしどろもどろになる可能性が高いですよ。
別の作業をしているときはとくに計算をしづらいので、年齢の嘘を見抜くのに効果的です。
嘘を見抜いて真実が発覚したあとの対処法


いままでキャバ嬢が話していたことが嘘だとわかった場合、大きなショックを受けたり、激しい怒りの感情がわいてきたりするかもしれません。
真実が発覚したあと、どのように対処すればよいのでしょうか。
嘘をついたことを一方的に責めない
真実が発覚したあと、一番してはいけない対処法は、嘘をついたことに対してキャバ嬢を一方的に責めることです。
「嘘つき!」「騙したのか!」などと責めたてたとしても、いいことはひとつもありません。怖いお客様と認識されるか、その場をおさめるためにさらに嘘をつかれる可能性があります。
まずはなぜ嘘をつく必要があったのか、キャバ嬢側の事情に耳を傾けるようにしましょう。
「嘘だとわかってショックを受けている。とても悲しい気持ちになった。良ければどうして嘘をついたのか理由を教えてほしい。」と落ち着いたトーンで話せば、キャバ嬢も嘘をつくのに至った背景を教えてくれるかもしれません。
嘘をついたキャバ嬢と距離をおく
理由を聞いてみて納得できなかった場合は、嘘をついたキャバ嬢と距離をおくのも選択肢の一つです。
嘘をつかれたこと自体がどうしても許せない場合や、「また騙されるかもしれない」「この話も嘘かもしれない」と疑い続けることになりそうな場合は、キャバ嬢のお客様としてお店に通うのも楽しくなくなってしまうでしょう。
指名を変える、別のお店に行くなどすれば、自然と距離をとれます。
ただし、他の女の子や他のお店で「あのお店の◯◯ちゃんは嘘つきだ」などの悪口を言わないように注意してください。
たとえ本当にキャバ嬢が嘘をついていたとしても、悪口として言いふらすとお客様自身の評判が下がってしまう可能性があるためです。
嘘を許してお客様として通い続ける
嘘を許せるのであれば、お客様として通い続ける選択もよいでしょう。キャバ嬢も嘘を一度見抜かれたお客様に対しては、安易に事実と異なる話はできないと学習するはずです。
しかし、また嘘をつかれる可能性を完全になくすことはできません。今度はより見抜きにくい嘘をつかれる可能性もあります。
キャバ嬢の話がすべて本当だと信じないようにする、騙されていたとしても差し支えない範囲で遊ぶ、など予防線をはることも忘れないようにしましょう。
あるいは「キャバクラは夢を見るための場所」「嘘の駆け引きを楽しむ場所」と割り切ってしまうくらいの度量をつけるのも、キャバクラ遊びを楽しむための術といえるかもしれません。
まとめ:キャバ嬢の嘘を見抜いたあとのことも考えよう
キャバ嬢の嘘を見抜くには、次のような方法があります。
- キャバ嬢の仕草を普段から観察する
- キャバ嬢と目が合うか見る
- キャバ嬢の言葉数に注意する
- SNSをチェックする
- キャバ嬢の話を深堀りする
- あえて間違った細かい情報を言ってみる
- 時系列を逆のぼって質問する
- 他の作業をしているときに質問する
複数の方法を組み合わせることで、見抜ける確率はアップするでしょう。ただし、キャバ嬢のプライベートや、センシティブな事柄などについては詮索しないのがマナーです。
また、嘘を見抜いた結果、ショックを受ける可能性があることも忘れてはいけません。真実が厳しいものであった場合、どのように対処するのかを考えておけるといいですね。