キャバ嬢を好きになった男性が一番気になるが「キャバクラで働く女の子と客の恋愛はありえるのか」ということではないでしょうか?
キャバクラ嬢といえば、決して付き合えない存在のように思えるかもしれませんが、実際はお客様と付き合ったり結婚したりしている女の子もいます。
キャバクラ嬢はどのような相手と付き合っているのか、お客様を恋愛対象として見ているのかについて解説します。
また、お客様のなかでも恋愛対象になる人もいれば、「お客様止まり」で終わってしまう人もいるのが現実です。キャバクラ嬢が好きになるお客様の特徴についても当記事で紹介します。
キャバクラ嬢の恋愛傾向


まずはキャバクラ嬢の恋愛傾向を紐解いてみましょう。
「キャバクラ嬢はお客様を恋愛対象にしない」というイメージがあるかもしれません。イメージ通り、お客様を恋愛対象外とするキャバクラ嬢がいる一方で、お客様を恋愛の対象としている女の子もいます。
キャバクラに来店するお客様と女の子との間で恋愛は成立しうるのでしょうか。キャバクラ嬢が交際する相手や、お客様を恋愛対象と女の子としない女の子の考え方について解説していきます。
キャバクラ嬢が恋愛する相手はどんな人?
キャバクラ嬢が恋愛の相手として選ぶのは次のような人が多いようです。
- ホストや黒服など夜職関係の相手
- お客様
- 昼職関係の相手
- 同級生や先輩・後輩
ホストや黒服など同じ時間帯に働いている男性とはスケジュールが合いやすく、お互いの仕事への理解もあるため、恋愛の相手として選ぶキャバクラ嬢も少なくありません。
黒服とキャバクラ嬢が恋愛関係になるのはご法度ですが、『どちらかがお店を辞める』『内緒で付き合っている』ということも決して珍しい話ではないでしょう。


また「キャバクラ嬢はお客様と恋愛関係にならない」と思われがちですが、実際にはお客様と恋愛関係になるパターンや、恋愛を経て結婚するパターンもあります。
夜の世界で縁があることもあれば、昼職の職場恋愛や、地元の同級生と付き合っているなど、夜職とはまったく関係ないところで恋愛の相手をみつけているキャバ嬢もいます。


お客様を恋愛対象として見るかはキャバクラ嬢次第


結局のところ、キャバクラ嬢はお客様を恋愛対象にしているのでしょうか。その答えは「キャバクラ嬢による」ということになるでしょう。
キャバクラ嬢のなかにも、お客様を恋愛対象としている女の子もいれば、恋愛対象外としている女の子もいます。
キャバクラ嬢によって考え方が分かれるため「キャバクラ嬢だからお客様とは付き合うはずがない」と決めつけて諦めてしまうのはもったいないかもしれません。
しかし、だからと言って『お客様との恋愛はありえない』という考えを持つキャバクラ嬢に対して、あなたが「付き合えるはず」と思い込んでしまうと、後からつらい思いをすることになる可能性もあります。


ここからは、お客様を恋愛対象として見ているキャバクラ嬢と、恋愛対象外としているキャバクラ嬢の考えについてふれます。
お客様を恋愛対象としているキャバクラ嬢の考え
お客様を恋愛対象にしているキャバクラ嬢は次のような考えをもっている場合があります。
- キャバクラでしか出会いがない
- お客様であったとしても一人の人間として好きになることはある
- 疑似恋愛のつもりがいつの間にか本気になる
- お金持ちのお客様と結婚したい(玉の輿に乗りたい)
- 仕事でメリットがあるから付き合っている
フル出勤のキャバクラ嬢は、基本的にキャバクラでしか出会いがなく、お客様の中にいい人がいれば付き合ってもいいと考えている女の子もいます。
また、お客様とはいえ一人の人間です。出会う場所がたまたまキャバクラというだけで、好きになってしまうことは十分ありえます。仕事で疑似恋愛をしているつもりが、いつのまにか本気になってしまうこともあるでしょう。
ほかにも、玉の輿に乗れそうなお客様を狙っていたり、売り上げやお金のために複数のお客様と恋愛していたりするキャバ嬢もいます。
恋心というよりはお金目当てでの付き合いではありますが、恋愛相手や結婚相手に経済力を求める女の子からすると恋愛対象ということになるのでしょう。
お客様は恋愛対象外なキャバクラ嬢の考え
お客様は恋愛対象にならないというキャバクラ嬢は、以下のような考えを持っている場合があります。
- プロとしてお客様に恋愛感情は抱かない
- お客様としてしか見られない
- キャバクラに来る男性はそもそも恋愛対象外
水商売のプロという意識が高いキャバ嬢や、仕事だと割り切っているキャバ嬢は、お客様を恋愛の対象として見ていません。また「キャバクラ遊びをしている時点で恋愛対象としては論外」という手厳しい女の子もいます。
お酒の飲み方が汚いお客様や、手当たり次第女の子を口説こうとするお客様を見ていると、恋愛の対象にしたいとは思えないのかもしれませんね。
お客様と付き合ったことがあるキャバクラ嬢は意外と多い


もともと『お客様を恋愛の対象としている』キャバクラ嬢であれば、比較的簡単に恋人候補になれるかもしれません。
では、お客様との恋愛はありえないと考えているキャバクラ嬢と恋愛関係になることは絶対にできないのでしょうか?
実は、基本的にお客様との恋愛はナシと考えているキャバクラ嬢でも「実は過去に1回だけ交際したことがある」などお客様と恋愛関係になった経験がある女の子は意外といます。
いくらプロだから、仕事だから、と割り切っていても、人を好きなる気持ちには歯止めがかけられません。もし「このお客様のことがどうしても気になる!」と思える人がいれば、お客様は恋愛対象外と思っていても付き合ってしまうのは自然なことです。
男女の縁には何があるかわかりません。キャバクラという空間の中でも、キャストとお客様という垣根を超えて、カップルが成立する可能性は十分にありえます。
キャバクラ嬢の恋愛対象になるお客様の特徴


キャバクラ嬢が「お客様」としてではなく「恋愛対象」としてみているお客様とは、どのような人物なのでしょうか。ここからはキャバクラで働く女の子の恋愛対象となるお客様の特徴を紹介します。
合わせてキャバクラでモテる男性の特徴についても参考にしてくださいね。


余裕があるお客様
余裕のない男性は「お客様」止まりになり、余裕のある男性だけが「恋愛対象」へ駒を進められます。
ここでいう余裕とは、金銭的な余裕はもちろん精神面での余裕も含まれます。たとえば、以下のような言動は「余裕がないお客様」とみなされます。
- ドリンク出すからアフター行こうなど見返りを求める
- すぐに口説くなどガツガツしている
- アフターをホテルへ誘い込むチャンスだと思っている人
- お店や一緒に働いている女の子の悪口を言う
すぐにキャバクラ嬢からの見返りを求める姿勢に、女の子は警戒してしまいます。
- アフターに自分から誘わない
- 女の子からアフターに誘われても自然に断るときがある
- すぐに口説かない
- 他の女の子や黒服さんを褒めるなど全体への気遣いができる
多くのお客様が下心を丸出しにしてキャバクラ嬢をアフターに誘うなか、アフターに誘わなかったり、仕事などで女の子からのアフターの提案を断ったりするお客様のほうが印象に残りやすいようです。
また、すぐに遊びに誘うなどガツガツした姿勢を見せず、お気に入りの女の子だけでなく他のキャストや黒服に対しても「すごく仕事ができるよね」など褒める言葉が出ると、お客様の器の大きさが感じられます。
「女の子を追う」のではなく「女の子から追わせる」くらいの余裕があるお客様だからこそ、百戦錬磨のキャバクラ嬢でも恋に落ちるのかもしれません。
キャバクラ嬢の心のよりどころになっているお客様
キャバクラ嬢はストレスや不安の多い職業です。ナンバー争いなどで気持ちが不安定なとき、不安やさみしさを感じたときに、ふと思い出すようなお客様はキャバクラ嬢の恋愛対象になりやすいです。
キャバクラ嬢の心のよりどころになるためには、単純にたくさんお金を使えばいいというわけではありません。1回でたくさんの金額を使うよりは、頻繁に来店して常に寄り添い、支えてくれるようなお客様のほうが恋愛対象として見られやすいです。
心理学でも単純接触効果(ザイオンス効果)といって、接触回数が多い人に親近感や好感をもちやすいといわれています。
頻繁にお店に顔を出してスマートに飲めば、キャバクラ嬢の恋人候補に挙がるチャンスはありそうです。
キャバクラ嬢を一人の女の子として尊重できるお客様
“キャバクラ嬢”、“水商売の女”という偏見をもたず、一人の女の子として尊重できるお客様は、恋愛対象になりえます。
たとえば、同伴やアフターのときにキャバクラ嬢におもてなしを求めているうちは、女の子のことを『キャバクラ嬢』として扱っているため恋愛対象にはならないでしょう。
同伴やアフターのときでも、自らすすんでキャバクラ嬢が好きなお店を予約するなどしてエスコートし、一人の女の子として大切できれば心を開けるかもしれません。
恋人関係になるには、キャバクラ嬢とお客様という関係から抜け出す必要があることを考えると、女の子のことをキャバ嬢として扱っているうちは恋愛対象としてみてもらえないのも当然かもしれません。
キャバ嬢が「付き合えない!」と思うお客様は?


キャバ嬢は接客のプロとして、どんなお客様にも笑顔で接客をします。しかし、プライベートでの交際となると話は別。
実はほとんどのキャバ嬢が「この人とは絶対に付き合えない」と感じる共通点があるんです。
過度なアピールをしてくるお客様
「本命の女の子は君だけだよ」「他の子には目もくれないから」と、毎回のように好意を伝えてくる人。
さらに「いつも君のことを考えてる」「運命を感じる」など、大げさな愛の告白をしたりする人も過度なアピールだと思われるでしょう。
中には「この店には君に会いに来てるんだ」と言いながら、他の女の子とも同じようなやり取りをしているお客様も・・・。
過度なアピールは、むしろキャバ嬢の警戒心を高め、ドン引きの対象になってしまいます。特に、キャバ嬢の態度が冷たくなっても気付かずに「愛してる」を連発するような人は、完全に「付き合えない」と思われてしまいます。
お金の話をよくするお客様
「今日も100万円使っちゃったよ」「先月は300万円使ったんだから、俺のこと特別でしょ?」と、支払った金額を頻繁に話してくる人。
さらに「俺がいなくなったら店の売上半分になるよ」「お前の給料の半分は俺が払ってるようなもの」といった発言をする人もキャバ嬢に嫌われるお客様の特徴です。
「指名料高いんだから、もっと話しかけてよ」「ボトル入れたんだから、隣に座っていてよ」など、お金を使った分のサービスを要求している人もNG。
このような発言や態度は、キャバ嬢との関係を純粋なお金の取引だと考えている証拠。むしろキャバ嬢からは「この人とは絶対に付き合えない」と思われ、心から楽しい接客を受けることは難しくなってしまいます。
業務外にしつこく連絡をしてくるお客様
「今日も可愛かったよ」「そろそろ返信してよ」「既読無視うざい」と、SNSやLINEで昼夜問わず何度も連絡を送ってくる人。
このタイプの男性は、出勤前には「今日も指名するね!」、帰宅後には「今日も楽しかった!」、特に休日には「暇?」「今どこ?」「今日は会えない?」と、プライベートな時間を邪魔するような連絡を繰り返し送ってきます。
さらに深刻なのは、返信が遅いことに激怒したり、「他の客と遊んでるの?」と嫉妬したり、「もう指名しない」と脅してきたりするお客様です。
LINEのタイムラインに投稿された写真に「誰と遊んでるの?」「その服、店の時と同じじゃん」などとしつこくコメントする人も。
このような行動は、完全にストーカー予備軍。キャバ嬢は仕事とプライベートをしっかり分けているため、こういった過度な干渉は強い不安と恐怖を感じる原因となり、「絶対に付き合えない」認定確実です。
プライベートな質問を執拗にしてくるお客様
「家はどの辺に住んでるの?」「帰りの電車何使ってるの?」と、住所や行動範囲を探ろうとしてくる人。
「彼氏いるの?」「休みの日は何してるの?」「友達とどこで遊んでるの?」など、プライベートな質問を店内でもSNSでも繰り返してきます。
特に要注意なのは、「〇〇駅で見かけた気がするんだけど…」「この前、△△のお店で見かけたよね?」と、偶然を装って実は待ち伏せしているような発言をする人。
さらに「シフト教えてよ」「次の休みいつ?」と、スケジュールを執拗に聞き出そうとしたり、「実は近所に住んでて、たまに見かけるんだ」と、さりげなく脅しのような発言をする人もNGです。
このような質問や発言は、キャバ嬢に強い警戒心と不安を与えます。
プライバシーへの過度な干渉は、仕事とプライベートの境界線を脅かす重大な問題となり、即座に「怖すぎて付き合えない」とキャバ嬢に思われてしまうでしょう。
他のキャバ嬢の悪口を言うお客様
「あの子は愛想悪いよね」「あの子の接客、全然ダメ。君の方が100倍マシ」と、他のキャバ嬢の批判を頻繁にする人。
こういう男性は「あの子、化粧濃すぎ」「あの子、太ったよね」など、容姿や見た目の批判を平気でしたり、「新人の子、全然話せないじゃん」「あの人、客捌き下手すぎ」と、仕事の内容まで批判してきます。
さらに悪質なのは、「この前あの子と会ったんだけど、地雷だったよ」「あの子とLINEしてるけど、超めんどくさい」など、プライベートな情報をネタにして悪口を言ってくる人。
「あの子、昨日他の店にもいたよ」「あの子、風俗で働いてるって噂だよ」といった、デマや噂を広めるような発言をする人も当然嫌われます。
このような発言は、その場で悪口を聞かされているキャバ嬢にも「この人は自分の悪口も他で言ってるんだろうな」と不信感を抱かせます。
他人の批判で自分をアピールしようとする行為は、人間性の欠如を示すものとして捉えられ、キャバ嬢との恋愛関係はもちろん良好な関係を築くことは絶対に不可能です。
まとめ:キャバクラ嬢がお客様に恋することは十分にある♡
キャバクラで働く女の子が交際する相手には、ホストや黒服といった同業種の男性がいます。しかし、お客様と恋に落ちるケースも決して少なくありません。
キャバクラに通うお客様を恋愛対象としてみるかみないかは、女の子の考え方によって違います。ただし「お客様は恋愛対象外」と思っているキャバクラ嬢でも、つい好きになってしまい、付き合ってしまうことはあるようです。
恋愛対象としてみなされるお客様には、余裕があり、頻繁にお店に通ったり、キャバクラ嬢を一人の女の子として尊重していたりする特徴があります。
キャバクラに通っているうちに、いつのまにか女の子から好意を持たれている…ということがあるかもしれませんね。

