キャバ嬢のなかには、グラビアアイドル、モデル、タレントなど、芸能界で活躍する女の子もいます。
反対に、グラビアアイドルがキャバ嬢に転身するなど、夜の街と芸能界との垣根はほとんどなくなってきているといえるでしょう。
「芸能界入りしたものの収入が安定しない」と悩んでいる子や「芸能界に入りたいけど人脈も何もない」と困っている子は、キャバ嬢などの夜職を始めることで有利になるかもしれません。
「芸能界で成功したいのにキャバ嬢?」と思うかもしれませんが、実は相性ぴったりのお仕事といえます。なぜそういえるのか、この記事で紹介していくのでぜひ参考にしてください。
夜の業界と芸能界は身近な存在になってきている!


キャバクラなどの夜の業界と芸能界は身近な存在になりつつあります。
しかし、現代では夜の業界に対する印象や考え方も大きく変わっています。夜の業界は、いまやよりオープンで身近な存在となっており、キャバ嬢などの職種が若い女の子の憧れの対象となることもあるほどです。
その背景には、メディアやインターネットにおける夜の業界の取り上げ方も影響しているといえるでしょう。
ここでは、夜の業界と芸能界が身近な存在になりつつあるということを例を挙げながら解説していきます。
ドラマやバラエティ番組でキャバ嬢が取り上げられている
キャバ嬢が主役のドラマや、キャバ嬢にスポットライトを当てたバラエティ番組「CHANCE&CHANGE」も放送されていることで、夜の業界に対するイメージは大きく変わってきています。
番組を視聴することで、キャバ嬢たちの日常や、仕事における苦労や魅力について知るきっかけとなった人も多いはずです。
夜の業界で繰り広げられるポジティブなストーリーや、魅力的なキャバ嬢のキャラクターがテレビなどのメディアを通して広まることで、夜の業界全体のイメージが明るいものへと変わってきています。
YouTube企画でもキャバクラ業界に注目されることがある
インターネット動画のYouTubeでも、キャバクラ業界をテーマとした企画が人気を博しています。
たとえば、熊田曜子さんがななえママの高級クラブ「Nanae(ナナエ)」でホステス体験をしたり、森咲智美さんが明日花キララさんがオーナーを務める「J-VOGUE(ジェイボーグ)」でキャバ嬢デビューをしたりしています。
グラビアアイドルが夜のお店で働くという企画は、多くの視聴者の関心を集めました。
YouTubeを通して、夜の業界が「エンターテインメント」の一部であるとより幅広い層に認識されつつあります。
芸能人のような活動をするキャバ嬢もいる
売れっ子キャバ嬢の中には、書籍の出版やインフルエンサーとしての活躍を通じて、芸能人と同じような活動をしている人もいます。SNSのフォロワー数が芸能人並みのキャバ嬢も少なくありません。
彼女たちは、美容やファッション、仕事の秘訣など、それぞれのキャラクターに応じた発信をして、男女問わず多くのファンを獲得しています。
キャバ嬢がキャバクラ業界の枠を超え、芸能人と同様に社会への影響力を持つ存在として認識されつつあることは明らかです。
キャバ嬢など夜の街で輝く女の子の影響力が増してきたことで、夜の業界と芸能界の垣根は薄くなってきたといえるでしょう。




グラビアアイドルがキャバ嬢などの夜職へ転身する理由は?


グラビアアイドルがキャバ嬢の仕事に就くケースも少なくありません。
「グラビアアイドルをしているなら、わざわざキャバ嬢の仕事をする必要はないのでは?」と思うかもしれませんが、グラビアアイドルの仕事とキャバ嬢の仕事は相性が良く、転身するのにもさまざまなメリットがあります。
ここからは、なぜグラビアアイドルがキャバ嬢などの夜職へ転身するのか、その理由を解説します。
グラビア業界で培った経験とスキルを活かせる
グラビアアイドルとして活動してきた経験やスキルは、キャバ嬢などの夜職で大いに活かせます。
人前で自然に振る舞ったり、その場に応じた会話をするスキルは、接客業の場で大きな武器となるでしょう。
キャバクラなどで働きはじめたうちは緊張するかもしれませんが、人に見られる仕事を経験してきたぶん、慣れてしまえばお客様から注目を浴びても物怖じすることなく仕事に取り組めるはずです。
また、グラビアアイドルとして培った容姿やスタイルの維持管理に関する知識も役立ちます。キャバクラはじめ夜職では見た目の印象がとても重要です。
お客様とのお付き合いで遅い時間までお酒を飲んだり、ご飯を食べたりすることもあるでしょう。そのような機会があっても体型を維持するための知識と自己管理能力は役立つはずです。
どのようにすれば自分の魅力が最大限に引き出せるのか「見せ方」を知っているのは、グラビアアイドルの強みです。
グラビア業界で培ってきた経験やスキルを活かしながら働けることが、グラビアアイドルがキャバ嬢などの夜職を選ぶ理由の一つといえるでしょう。
夜職なら収入面での不安がない
一方、キャバクラなどの夜職では、即日の現金収入が見込めます。グラビアアイドルのお給料日まで待てないピンチのときでも、キャバクラの収入があれば乗り切ることも可能です。
グラビアアイドルとしての収入が減るリスクを補ったり、より安定的にお金を稼ぐための手段として、夜職は現実的かつ魅力的な選択肢となっています。
芸能活動と両立することができる
「柔軟な働き方ができる」という点でキャバクラなどの夜職をかけもちする、グラビアアイドルもいます。
さらに、夜の業界で働くことで芸能の仕事を獲得するチャンスに恵まれる可能性もあります。たとえば、キャバクラなどに芸能関係の重役がお客様として遊びに来ることも考えられますし、お店のオーナーや一緒に働くキャストづてにコネクションができるケースもあるかもしれません。
芸能活動のための人脈づくりをねらって、夜の街へとびこむのも一つの戦略といえます。
昼はグラビアアイドル、夜はキャバ嬢といった働き方をすることで、仮に夜職で思うような成果を上げられなくても、再びグラビアアイドルとして復帰する道も残されます。
挑戦するリスクは低いのに、うまくいけば二足のわらじを履く働き方ができるため、グラビアアイドルにとって夜職が魅力的に映るのは自然なことかもしれません。
グラビアアイドルというブランドが活かせる
キャバクラなどの夜職で最も重要な仕事のひとつに「集客」があります。夜職を始めたもののお客様が呼べずに成績がふるわず悩むキャバ嬢も少なくありません。
しかし、グラビアアイドルをしている場合は、グラビアアイドルがキャバ嬢として働き始めたということ自体が話題になりやすく、ネットニュースやSNSなどで注目を集める可能性があります。
また「グラビアアイドルをしているキャスト」といえば、お客様からの注目度も自然と高くなります。
キャバ嬢として重要な能力の一つである「集客力」を、グラビアアイドルの仕事を通して獲得しているため、夜職を始めても順調に滑り出せる可能性が高いです。
グラビアアイドルというブランドを大いに活かせる環境が整っている点も、キャバクラなどの夜職を選ぶ理由のひとつといえるでしょう。




キャバクラなどの水商売を選んだグラビアアイドルを紹介!


キャバ嬢など水商売の仕事に転身したりかけもちしたりしているグラビアアイドルもいます。
この章では、以下のグラビアアイドルについて詳しく紹介します。
- 森のんの
- 志崎ひなた
- はる
- 小田飛鳥
グラビアアイドルの経歴や知名度を活かしながら夜の世界でも活躍している彼女たちの例はきっと参考になるはずです。
森のんの
グラビアアイドル時代は、お付き合いで会食や飲み会などに参加しながらもスタイルをキープ。キャバ嬢の仕事にも、パーソナルジムトレーナーの仕事にも、グラビアアイドルとしての経験が活かされているのではないでしょうか。
パーソナルジムトレーナーの仕事は、どこかの会社に所属して働いているわけではなく、森のんのさんが個人で運営されている様子。
キャバ嬢の仕事でしっかりとした収入源があるからこそ、パーソナルジムトレーナーとしての仕事にも挑戦しやすいのかもしれません。
\ 森のんのに会いにいく /
はる(春名美波)
はる(春名美波)さんは、ミスヤングチャンピオン2020のファイナリストやレースクイーンとして活躍していた元グラビアアイドルです。
グラビアアイドル引退宣言と同時に、「JUNGLE SECOND(ジャングルセカンド)でキャバ嬢として働くと自身のSNSに投稿したことで大きな注目を集めました。
入店してすぐにJUNGLE本店の大型ビジョンに載るなど、元グラビアアイドルとしての知名度や話題性の大きさを感じさせられます。
\ はるに会いにいく /
志崎ひなた
志崎ひなたさんは、ライバーやモデルとしての活動経験もある元グラビアアイドルです。ベネ東京 新宿でキャバ嬢として働いていましたが、2023年12月28日に体調の都合で引退しています。
元グラビアアイドルというスタイルの良さや、ライバー、モデルとしての知名度やスキルを活かしながら活躍していました。
小田飛鳥(おだあすか)
セクシー番長こと小田飛鳥さんは、イメージDVDの売上がほぼ上位に入るなど根強いファンをもっているグラビアアイドルです。所属事務所が飲食店をはじめることになったのをきっかけに、新橋のラウンジバー「LA DOLCE(ラドルチェ)」の看板ママに就任。
当時はグラビアアイドルの仕事と両立できるか悩んだといいますが、同伴やアフターをせず芸能の仕事と両立しやすい方法で働いていました。
現在は閉店していますが、夜職のママ業でも、グラビアアイドルとの兼業が可能ということを証明した例といえそうです。




逆にキャバ嬢がグラビアアイドルとして芸能界入りするケースもある


キャバ嬢からグラビアアイドルになり芸能界入りを果たすケースもあります。
ここでは、売れっ子キャバ嬢からタレントやグラビアアイドルへと転身した、清流(せせらぎ)あゆさんとAgehaさんのケースについて紹介します。
清流あゆ
大阪の北新地「LIBRET(リブレット)」でNo.1キャバ嬢をしていた清流(せせらぎ)あゆさん。
キャバ嬢引退後はグラビアアイドルに転身し、デジタル写真集やイメージDVDを発売しています。Iカップの迫力あるボディーを披露した初のDVDは、グラビアアイドルファンを唸らせる作品となりました。
Ageha
「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」に在籍しているAgehaさんは、キャバ嬢を続けながらタレントやグラビアアイドルのお仕事もこなしています。
地上波でも有名な芸能人と一緒にバラエティ番組に出演するなど、芸能界での活動も精力的におこなっているようです。
まとめ:人気キャバ嬢になれば色々な選択肢が増える!
現代において、キャバ嬢などの夜職に対する価値観は大きく変化しつつあります。「夜の仕事ははばかられるもの」という価値観はすでに過去のものになりつつあります。
今では芸能界との境界線も曖昧になってきました。実際に、グラビアアイドルがキャバクラで働くケースが増えているほか、人気キャバ嬢が芸能活動を始めるというパターンも珍しくありません。
例えば、元キャバ嬢の「ひめか」さんは、週刊ヤングジャンプでグラビアを飾り、テレビ番組にも出演しながら多角的に活動しています。
夜職は学歴や経歴を問わず始められる上、即時収入を得られる魅力的な職業であり、昼間の芸能活動との両立も可能なので、かけもちする仕事としての相性は抜群です。
逆に、人気キャバ嬢がタレントやグラビアアイドルに転身するケースも見られるようになり、キャバ嬢としての活躍が芸能界への新たな道を開くこともあります。
夢への第一歩として、キャバクラという選択肢も十分に検討の価値があるでしょう。
キャバ嬢に転身した元アイドルを知りたい人は以下もご覧ください。





