「合番(あいばん)ってどういう意味?」
「合番(あいばん)とダブル指名は何が違うの?」
合番(あいばん)は、ナイトワーク業界ではキャバクラやホストクラブで主に使われる言葉です。
クラブやガールズバーから転職した女性や、ナイトワーク初心者の女性は、はじめて聞く人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、合番(あいばん)の意味と使い方や、メリットとデメリットをくわしく解説します。
合番(あいばん)によってお客様の支払いが増えやすくなり、売上アップも見込めるので、ぜひ最後までお読みください。
キャバクラ業界での合番(あいばん)の意味とは?


キャバクラにおける合番(あいばん)は、以下の2つの意味があります。
- 1人のお客様が2人の女の子を指名すること。
- 2人以上のお客様が一緒に来店をしたとき、それぞれが女の子を指名して、相席すること。
先輩や黒服から「合番(あいばん)」と言われたときは、①と②のどちらの意味を指しているのかを理解したうえで会話する必要があります。
キャバクラでの合番(あいばん)の使い方
キャバクラでの「合番(あいばん)」の具体的な使い方を紹介します。
【具体例①1人のお客様が2人の女の子を指名したとき】
さっきのお客様、合番(あいばん)だったね
うん、同時に指名されるなんてはじめてだったからびっくり!でも気前のいいお客様で楽しかった♪
【具体例② 2人以上のお客様それぞれに指名の女の子がいるとき】
ねえ、私の指名客のお連れ様、Bちゃんを指名したいんだって。合番(あいばん)してくれると助かるんだけど
わかりました!すぐ行きます
①と②、どちらのパターンもよくある状況です。先輩からの急なお願いにもスムーズに受け答えできるよう、ぜひ覚えておきましょう。




キャバクラにおける合番(あいばん)とダブル指名の違い


「合番(あいばん)との違いはない」と考えて問題はないですが、合番(あいばん)には前述したもうひとつの意味もある点は覚えておきましょう。
ダブル指名した場合、お客様は1人で2人分の指名料を支払うため、出費は大きくなります。
また「指名は1人まで」「1人を本指名したら、もう1人は場内指名」などのルールがあり、ダブル指名できないお店も存在します。




キャバクラで合番(あいばん)するメリット


キャバクラで合番(あいばん)するメリットは、主に2つです。
- 1人のお客様が2人のキャバ嬢を同時に指名した場合、片方のキャストが苦手な話題をもう1人のキャストがカバーするなど、協力して接客できる
- 2人以上のお客様が一緒に来店して別々の女の子を指名した場合も、団体のノリが生まれて場が盛り上がりやすい
いずれのパターンも、お客様が上機嫌になってお酒をおろしてくれたり、延長してくれたりするので上手く使うと売上アップにつながります。
なお「ダブル指名」の意味合いでの合番(あいばん)を狙うなら、経済力のある太客のお客様と仲良くなるのがおすすめです。
太客のお客様から本指名をもらうコツを知りたい人は、こちらの記事もお読みください。






キャバクラで合番(あいばん)するデメリット


たとえば、ダブル指名の意味合いで合番(あいばん)になった場合、1人の女の子には次も指名が入ったけれど、もう1人には入らないというケースもあります。
キャバクラではよくある話ですが、当人同士はどうしても気まずくなってしまうものです。
また、2人以上のお客様が一緒に来店して別々の女の子を指名する場合では、1人のお客様がいつものキャバ嬢を指名せずに後から揉めるケースがあります。
ただし、これらのトラブルは必ず起こるものではありません。キャバ嬢同士の派閥やランキング争いのないお店だと、それほど問題にならないことも多いです。
まとめ:キャバクラでは合番(あいばん)を上手に使って売上アップしよう
キャバクラにおける合番(あいばん)には以下の2つの意味があり、①がいわゆる「ダブル指名」です。
- 1人のお客様が2人の女の子を同時に指名する
- 2人以上で一緒に来店したお客様が、それぞれ別々の女の子を指名する
どちらの意味合いにおいても、上手く使えば場の雰囲気が盛り上がり、売上アップが期待できます。また、キャバ嬢同士の連携がカギになるので、接客のプロとして職場の人間関係にも気を配ることも大切です。
合番(あいばん)を使いこなして、効率よく本指名を増やしていきましょう。
キャバクラでは「指名」の種類がたくさんあります。キャバ嬢にとって知っておきたい情報となりますので、合わせてご覧ください。



