「キャバクラで嫌われるお客様ってどんな特徴があるの?」
「お客様からの下ネタをどうかわしていいか悩む・・・」
キャバクラに限った話ではありませんが、接客業をするなかで、嫌だったり苦手だったりするお客様の相手をしなければならないこともあります。
あまりに悪質なお客様は出禁になるものの、そこまではいかない人だと、どう対処していいか悩みますよね。
そこで今回は、キャバクラに来る嫌なお客様の特徴と対処法について、9つのタイプ別にくわしく解説していきます。
キャバクラで嫌われるお客様の特徴


キャバクラで嫌われるお客様の特徴は、以下の通りです。
- ストーカー化する人
- メンヘラな人
- 話に乗ってこない、話をする気がない人
- 女の子にお酒を飲ませない人
- セクハラする人
- 不潔な人
- 距離感が近すぎる人
- お酒のマナーが悪い人
- キャバ嬢に優劣をつける人
- 指名の子以外の嬢に連絡先を聞く人
- 同伴をドタキャンする人
- 店外の誘いばかりしてお店に来店しない人
キャバ嬢に嫌がられるお客様の1つに「ストーカー気質なお客様がいます。もし今「ストーカー行為」に悩んでいるなら以下の記事もあわせてお読みください。






キャバクラで嫌なお客様についたときの対処法【タイプ別】


キャバクラで「痛客」や「うざい客」としてどのような人がよく来店するのでしょうか?ここから、キャバクラの嫌な客9タイプと、それぞれの対処法を解説します。
- メンヘラな客
- 口説いてくる客
- 説教してくる客
- 自慢話が多い客
- 侮辱してくる客
- セクハラしてくる客
- 枕を要求してくる客
- 会話がない客
- 店外に誘ってくる客
対応を誤ると嫌がらせがエスカレートするケースもあるため、上手なかわし方を把握しておきましょう。
メンヘラな客
まるで思春期の子どものように、人気キャバ嬢が自分のテーブルを離れて、色んなテーブルを回る様子に嫉妬したり怒ったりするお客様がいます。
このようなお客様には、以下の対応が効果的です。
- 席を離れるとき残念そうに席を立ち、嬉しそうに席に戻る
- お客様が好みそうな嬢をヘルプでつける
- 怒られたときは素直に謝る
ほかに「色んなテーブルを回って来たけど、あなたといるときが一番落ち着く♡」など、特別感を味わえる言葉かけも喜ばれます。
口説いてくる客
キャバクラは疑似恋愛を提供する場でもあるため、キャバ嬢が優しく接客しているのを「自分に惚れているのかも」と勘違いして口説いてくる人もいます。
そんなお客様の対策としては、友達営業をして、恋愛っぽくならない雰囲気をつくることが大切です。サバサバとした「口説きにくいキャラ」を徹底すれば、指名のお客様とも楽しく過ごせます。
口説いて来るお客様を上手に利用して引っぱれば一時的に売上をあげることもできますが、しつこく口説かれ続けると疲れてしまいます。
新人や、売上が安定しないキャバ嬢は口説きの対象になりやすいので、人気キャバ嬢になって気安く口説けない存在になるのも手段のひとつです。
「友達営業って何?」って人は、キャバ嬢の営業スタイルについか詳しく解説した以下の記事も合わせてご覧ください。


説教してくる客
キャバクラに来店するお客様は、キャバ嬢よりも年上の人がほとんどなので、女の子に自分の経験談を語って聞かせたい人も多いです。そこからお酒が入ることで気分が高揚して、キャバ嬢へのお説教に発展する人もいます。
対策としては、以下の対応が有効です。
- たくさんお酒を飲ませて大人しくさせる
- 嘘でもいいので話を聞いているふりをする
説教を全部まじめに聞いていると、ストレスが溜まって仕事が嫌になってしまう恐れもあります。
「このお客様の話を聞くことで、お金を稼がせてもらっているんだ」とプラスに捉えて、上手く乗せてたくさんお酒を飲んでもらうのもアリです。
自慢話が多い客
綺麗なキャバ嬢に少しでも自分のいいところを見せたくて、自慢話ばかりするお客様もいます。
対策の一つとして、接客のプロとしてオーバー気味に褒めて、お客様の自尊心やプライドを満たしてあげましょう。
自慢話を延々とされると聞いている側はうんざりしてしまいますが、ぐっとこらえてお客様を上機嫌にさせると、次回の指名につながる可能性もあります。
また、お客様を褒めるときの相槌としても活用できる以下の記事もおすすめです。ぜひあわせてお読みください。


侮辱してくる客
「頭悪いね」「他の子のほうが可愛い」「よくその見た目でキャバ嬢になれたね」など、女の子を侮辱してくるタイプのお客様も残念ながら存在します。
しかし、感情にまかせて反論したり、きつい口調で抗議したりすると、お客様の暴言がエスカレートしてしまう場合もあります。ここは、あえてポジティブな言葉で跳ね返すのがおすすめです。
「○○ちゃん本当に可愛いよね。私も大好き!」
「頭は悪いけど、可愛がってもらえてラッキー人生なの」
「見た目より、お客様の数とお酒の強さで雇ってもらえたんだ♪」
キャバ嬢らしいユーモアのある切り返しができれば、意地悪なお客様も大人しくなります。
セクハラしてくる客
キャバクラではお客様がキャバ嬢の身体に触れる行為は禁止されています。しかし、酔いが回ると腰に手を回す・太ももを撫でるなど、下心のあるセクハラをしてくる人がいるのも現実です。
お客様が身体を触ってきたときは、まず「お触りNGですよ〜」と言ってやんわり止めさせます。それでも触ってくる場合は「触るのは止めてくださいね」と、触ろうとしてきた手を握ってお客様の行為を封じます。
お触りされたときのNGな対処法は、以下の2つです。
- 笑顔で受け入れてしまう
- 強い口調で拒絶する
一方で「止めてください!」などと強い口調で拒絶してしまうと、その場の空気が悪くなり、そのお客様との関係が切れてしまいます。
確かにセクハラはいけない行為ですが、ただ否定するのではなく、上手にお客様との関係を育てていくと、自身の売上につなげることも可能です。
キャバクラで起こりがちなセクハラへの対処法について、もっとくわしく知りたい人は、以下もお読みください。






枕を要求してくる客
「この後ホテルでアフターしようよ」など、こちらが断ってもしつこく枕を迫ってくるお客様は本当に痛いですし、キャバ嬢のストレスになります。
・・・とは言えセクハラ同様バッサリ拒絶したり、言い負かされて要求を飲んでしまうのはNGです。
「一晩3,000万だよ♡」「飛行機でも買ってくれたら考えてみる♡」など冗談で返して、笑いに変えてかわしましょう。かわし続けた結果、お客様が離れていったとしても、それは仕方がないと割り切って構いません。
お客様に流されて枕営業をしてしまうのはリスクが高いです。以下の記事も参考にしてくださいね。


会話がない客
キャバクラや女性に慣れていないお客様は、話しかけても会話してくれなかったり、反応が薄かったりするタイプもいます。
このような状況に備えて、日頃から以下の会話のネタや話を引き出すしぐさなどをストックしておきましょう。
- お客様が身につけている時計や靴などのブランドから話を広げる
- お互いの出身地、地元の話をする
- おすすめの飲食店を聞く
- 手や肩に触れるなど、適度にスキンシップを取る
- お客様の話す速度に合わせて相槌を打つ
最初は無口でも、慣れて緊張がほぐれると徐々に話してくれるようになるケースもあります。
フリーのお客様との会話のネタに悩んでいる人は、こちらの記事もご覧ください。


店外デートに誘ってくる客
店外デートによってお客様との仲が深まり指名につながる可能性がある一方、店外デート自体はキャバ嬢の収入にはなりません。
稀に、お店に来店しないのに、キャバ嬢と友達になりたいなどの目的で店外デートばかり誘ってくるお客様がいるので、理由をつけて上手に断りましょう。
「昼間は学校や他の仕事があるから」「お店に会いに来てくれたら嬉しい」などと伝えると、納得してもらえることもあります。
お店に来店しないお客様と店外デートに行くメリットは少ないので、誘いがしつこいお客様はブロックしても問題ありません。
店外デートのメリットとデメリットについてくわしく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。


キャバクラで入店NGになる嫌な客・痛客の特徴


キャバクラで入店NGになる嫌な客・痛客の特徴は以下の通りです。
- 入店時にすでに泥酔している人
- ストーカーの恐れがある人
- セクハラがひどい人
- 暴言がひどすぎる人
- 料金を支払わない人
- キャバ嬢を他のキャバクラに引き抜く人
キャバクラにとって、お客様は大切な存在です。多少の迷惑行為をするお客様も「生理的に無理」「気が合わない」などのキャバ嬢の主観だけで出禁にすることはありません。
しかし、キャバ嬢のみならずほかのお客様にまで被害が及ぶような問題行動を繰り返すお客様に関しては、お店側が出禁にすることもあります。
特に高級店では客層に厳しくこだわるため、問題を起こしたお客様が出禁になる可能性が高くなります。
男性のお客様向けの記事ですが、出禁になりやすいお客様については以下で詳しく解説するので参考にしてください。






嫌なお客様を太客にして指名数を伸ばそう!


嫌な客・痛客を接客するのは、誰もが嫌がるものです。一方で、皆が嫌がるお客様を指名客にできれば、自分の売上を伸ばせる可能性もあります。
クセのあるお客様ほど「この人は自分を受け入れてくれる」と感じれば太客になるケースも多いです。
お客様の我がままも「仕事や家庭で嫌なことがあったのかな」「キャバ嬢だからって偉そうにして、器の小さい人だな」と受け止める余裕を持って、気楽に対応してみましょう。
キャバクラで太客になりそうなお客様を見極めたい人は、こちらの記事も読んでみてください。


まとめ:嫌なお客様の扱いをマスターして売上アップにつなげよう
キャバクラで働くうえで、嫌な客や痛客と接するのは避けられないことです。
過度な迷惑行為を行うお客様はお店が出禁にしますが、そこまでいかない場合は上手な扱い方を実践することで太客になる可能性もあります。
いかに痛客を自分の味方につけるかで売上が変わる可能性もあるので、ライバルに差をつけたい人はユーモアのあるかわし方をマスターしましょう。
また、男性がキャバクラに来店する理由を知ることで、小さな我がままをで受け止められるようになる場合もあります。男性心理をくわしく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。





