キャバ嬢が売れっ子になるには、おねだりのスキルが必要不可欠です。しかし実際にどうおねだりすればいいのか、タイミングやおねだりの仕方がわからない方も多いはず。
そこで今回は、キャバ嬢がおねだりする時のポイントやテクニックを解説します。おねだり上手になりたいキャバ嬢の方は、ぜひ参考にしてください!
キャバ嬢はどんどんおねだりしてOK!


「おねだりしたら嫌われてしまうかも…」と不安なキャバ嬢も少なくありません。しかし、キャバ嬢がおねだりすると、意外とお客様は喜んでくれます。なぜなら、男性は好きな女性から頼られるのが大好きだからです。
叶えてくれなさそうな相手に、わざわざ無理なお願いをすることはありません。ボロボロの服を着た人に何百万もするジュエリーをおねだりしても、買えないとわかっているからです。
つまりおねだりをされるのは、器が大きいと思われているようなものです。自分を認めてくれている証とも言えるでしょう。男性は自分を振り回してくれる、ワガママな女性に惹かれる傾向もあります。
せっかくキャバ嬢になったのですから、積極的におねだりをしてみましょう。
キャバ嬢のおねだりテクニック


おねだりをするのに慣れていない方は、「どう切り出せばいいの?」「いつ言えばいいの?」と悩みますよね。
キャバ嬢がおねだりできるタイミングは、何をおねだりしたいかによっても異なります。ここでは、おねだりの内容別にテクニックを紹介します。
会話を楽しんだらドリンクをおねだりする
フリーで着いたお客様にできる初めてのおねだりは、キャストドリンクです。しかしいきなりおねだりするのはNG。挨拶をして、お客様との会話を一通り楽しみましょう。
会話が一息ついたところで、「もしよかったら、一緒に乾杯してもいいですか?」と丁寧に聞いてみてください。お客様から悪い印象を持たれていなければ、ドリンクを飲ませてくれることが多いです。
飲み慣れているお客様であれば、「何か飲んだら?」と促してくれることもあります。そのときは、「いいんですか?優しい!」と目一杯喜びましょう。
グルメの話題を振って同伴をおねだりする
同伴をおねだりしたいときは、グルメの話題を振るのがおすすめです。
料理のジャンルごとに自分が働いているお店近辺の飲食店をリストアップしておけば、「ここのイタリアンがすごく美味しいんですよ!今度一緒にどうですか?」と自然な流れで誘えます。
もし同伴につながらなくても話が盛り上がりやすいので、話題を振って損はありません。
同伴については以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。


相手を気遣ってボトルをおねだりする
指名のお客様がキャストドリンクを毎回飲ませてくれる場合は、キープボトルをおねだりしてみましょう。キープボトルはボトルバックとして加算されるお店が多い上に、売上をあげやすくなります。
おねだりするときは、お客様にとってのメリットを伝えるのがコツです。「キャストドリンクを毎回頼むより、一緒に飲めるキープボトルを頼むほうがお得だよ!」など、相手を気遣う姿勢を見せるといいでしょう。
ワガママを聞いてくれそうなお客様なら、「カクテルより梅酒が好きなんだよね」と、好きなお酒をアピールしておねだりするのもおすすめです。
記念日を作ってシャンパンをおねだりする
シャンパンを入れてくれたことがないお客様に対しては、2人だけの記念日を作っておねだりしてみるといいでしょう。『誕生日以外でシャンパンをおねだりしにくい・・・。』というキャバ嬢にもおすすめです。
「今日、出会って半年記念日だよ!」「初指名からちょうど1ヶ月だね」など、勝手に記念日を作ってお客様の反応を見てみてください。
ノリのいいお客様なら「じゃあ、シュワシュワするか!」と楽しんでくれますよ。






キャバ嬢がお客様におねだりする時のコツ


キャバ嬢がおねだりを成功させるには、伝え方だけでなくお客様との関係性や普段の振る舞いも重要です。
ここでは、おねだりの成功率を上げるコツについて紹介します。
信頼関係を築いてからおねだりする
キャバ嬢とお客様の間に信頼関係がなければ、おねだりは成功しません。知らないキャバ嬢にいきなりシャンパンを入れてくれて、プレゼントもなんでも買ってくれるような神様はいないのです。
お客様に心を開いてもらうには、話をたくさん聞くことが大切です。お客様が自分からたくさん話してくれるよう、相槌やうなずき、話を広げる質問をするなど聞き上手になりましょう。
また、会う回数を増やすことで好意を持たれやすくなります。付き合いが長くなればなるほど、お客様との信頼関係が築けるでしょう。
夢や目標を話して応援してもらう
お酒や同伴などのおねだりするのがどうしても苦手な場合は、夢や目標を話して応援してもらえるキャバ嬢になるといいでしょう。
「自分でお店を持ちたい」「学費のためにキャバクラで働き始めた」など、実際にキャバクラで働いている理由や叶えたい夢がある場合はどんどんお客様に話してみてください。
また、目標といっても人生に関するものでなくても構いません。何も思いつかなければ「このお店のNo.1になりたい」と言ってもOK。
年配のお客様ほど、夢や目標があるキャバ嬢を応援したいと思う傾向があります。出会ってからなるべく早い段階で話しておくと、その後の営業も楽になりますよ。
小さなおねだりから聞いてもらう
小さいおねだりを聞いてもらえれば、その後少し大きなおねだりをしても聞いてもらいやすくなります。一度「YES」と言ってしまったら、次からは「NO」と言いづらくなるのです。
キャバ嬢にとっての小さなおねだりは、キャストドリンクや場内指名などです。
快くおねだりを聞いてくれるお客様であれば、フリーバックや同伴、ボトルなど、だんだん大きなおねだりをしてみましょう。
全力で喜んで受け取り上手になる
おねだりを叶えてもらったら、全力で喜びましょう。売れっ子キャバ嬢は、表情豊かで受け取り上手です。可愛く喜べば、お客様は「この子のおねだりを聞いてあげてよかった。」と思うでしょう。
そして「もっと喜ぶ顔が見たいな」と思い、さらに大きなおねだりも聞いてくれます。
お客様がしてくれたことに対し、遠慮して「すみません…」と言うより、とびきりの笑顔で「ありがとうございます☆」とお礼を言いましょう。




キャバ嬢がお客様におねだりする時の注意点


キャバ嬢にとっておねだりは売上が上がる仕事術の一つですが、失敗するとお客様との関係が危なくなるケースも少なくありません。
おねだりする時は、以下に気をつけましょう。
お客様のお財布事情を考慮する
お客様が金銭的に無理をするようなおねだりはNGです。1回〜2回なら応じてくれても、お客様のお金がなくなったらキャバクラには来てもらえなくなるため、一時的な売上にしかなりません。
お客様の仕事や普段の飲み方から、おねだりする金額を判断しましょう。場合によっては、「このお客様にはおねだりしない」と判断することもあります。
一時的な売上よりも、長期間指名される関係性を目指すことも大切です。
高額なおねだりは見返りを求められることも
キャバクラは、下心のあるお客様がとても多いです。高額なおねだりの見返りに、過剰なサービスを期待しているお客様も少なくありません。
「今日すごいお金使ったし、アフター来てくれるよね?」「これだけ貢いだんだから、付き合ってよ」などと要求されることもあります。
しかしお金を使った分の期待をされるのは仕方がないことです。そのため、お客様が支払う金額に応じて、接客やリアクションなどを変える必要があります。
「高いお金を払う意味がある」と思わせられないと、交際や体の関係を求められることになります。相手を見極めることも大切ですが、キャバ嬢としてお客様を楽しませるスキルを磨きましょう。


おねだりを断られても平常心を保つ
おねだりを聞いてくれなかったからといって怒ったり、お客様のLINEをブロックしたりするのはNGです。断られたとしても、“タイミングが悪かっただけ”という気持ちで平常心を保ちましょう。
また、おねだりする金額やお客様の事情、関係性などでもおねだりの成功率は変わります。
同じシャンパンでも「10万円は高すぎるけど、5万円ならいいよ」と言ってくれるお客様もいるでしょう。関係を良好に保つためには、その金額以上のおねだりはしばらく控えましょう。




まとめ:おねだりが上手なキャバ嬢になろう
おねだり上手になると、キャバ嬢にはたくさんのメリットがあります。おねだりを成功させるには、タイミングはもちろん、お客様の金銭事情や関係性を見極めて金額を設定することが大切です。
おねだりをしたことがない方は、小さなおねだりから始めてみましょう。最初は失敗してしまっても、だんだんとコツが掴めて、成功率も上がっていくはずですよ。



