ガールズバーをやめたいと思ったら。よくある理由と後悔しないやめ方ガイド

バーで頭を抱えている女性

「お客様との会話が負担に感じる」「シフトに入るのがつらい」そんな気持ちを抱えながら、ガールズバーで働いていませんか?

やめたいと思うきっかけは、人間関係やお給料、生活リズムの乱れなど人によってさまざまです。ただ「やめたい」と思っても、実際にどう伝えればいいのか、やめた後どうなるのか不安に感じている方もいるでしょう。

この記事では、ガールズバーをやめたいと感じる主な理由から、やめる前に考えておきたいこと、円満に退店するためのステップまでくわしく解説します。トラブルなく人生の次のステップに進みたい方は、ぜひ参考にしてください。

もくじ

ガールズバーをやめたいと感じる6つの主な理由

泣いている白いトップスの女性

ガールズバーをやめたいと感じる理由は、キャストによってさまざまです。まずはどんな理由でやめたいと感じるキャストが多いのか、代表的な6つのパターンを見ていきましょう。

お客様との会話や営業LINEがしんどくなってきたから

お客様との会話や営業LINEがしんどくなってくると、ガールズバーで働き続けるのはきついと感じ始めます。接客中は常に話題を探し続けなければならず、気が休まる時間がありません。

さらに閉店後もお礼LINEや営業LINEの対応に追われ、プライベートの時間まで仕事に侵食されていくとさらに負担がかかってきます。

最初は楽しめていた会話も、だんだんと義務のように感じられ、疲れがたまっていくキャストは実は多いんです。

飲酒による体調不良や夜型生活に疲れてしまったから

飲酒による体調不良や夜型生活も、ガールズバーをやめたい理由として多いです。お酒を飲み続けると、肝臓がアルコールを分解するのに日々フル稼働するため、体の疲れが抜けにくくなります。

アルコールは胃や腸にも影響を与えるため、肌荒れや胃もたれといった不調につながることも。

そして、夜遅くまで働いて朝方に眠る生活が続くと、本来なら日が昇ったら起きて活動し、夜になったら眠るはずの体のリズムが崩れてしまいます。このリズムが崩れると、寝ても疲れが取れなかったり、日中ぼーっとしてしまったりと、体全体の調子が整いにくくなるんです。

お給料が思ったより増えないから

お給料が思ったより増えないのも、やめたい気持ちにつながる理由です。

指名やドリンクバックがなかなか伸びないと、体力を削って働いているのに見合った収入を得られず、やる気そのものが下がってしまいます。

周りのキャストの売上と自分を比べてしまい、落ち込むこともあるでしょう。頑張りがお給料としてかたちに残らない状況が続くと、仕事を続ける意味を見失いやすくなります。

黒服(ボーイ)や先輩キャストとの関係で病んでしまったから

黒服(ボーイ)や先輩キャストとの人間関係も、やめたい理由として挙げられます。接客の指導やお店のルールをめぐって黒服と意見がぶつかると、それだけで大きなストレスですよね。

また、先輩キャストとの上下関係や、お客様の取り合いによる人間関係のトラブルから、できるだけ距離を置きたいと感じてしまうときもあるでしょう。

仕事内容そのものよりも人間関係のほうが精神的な負担は大きく、心が病んでしまう原因になりやすいものです。

昼の仕事・学校・就活との両立が難しくなったから

昼の仕事や学校、就活との両立が難しくなるのも、やめたいと感じるきっかけになります。夜遅くまで働くと翌日の本業や授業に支障が出やすく、体力的にも厳しくなっていきます。就活が本格化する時期には、面接や説明会のスケジュールとシフトが重なり、両立自体が困難になることもあるでしょう。

ライフステージの変化に合わせて、ガールズバーを続けるかどうかの判断を迫られるキャストは多いです。

年齢が上がるごとにお客様がつかなくなってきたから

年齢が上がるごとにお客様がつかなくなってきたと感じるのも、やめたい理由のひとつです。働いているガールズバーが若さやフレッシュさ、初々しさを重視する場合、年齢を重ねると指名が減っていくケースがあります。

以前は順調だった売上が伸び悩むと、誰だって自分の存在価値に不安を感じるもの。

このようにキャリアの見通しが立たなくなり、この先も続けるか不安になることも、やめたい気持ちの背景として多いです。

年齢を重ねてもガールズバーで働いてみたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ガールズバーをやめる前に一度考えてほしいこと

胸に手を当てる人

やめたいという気持ちが固まる前に、一度立ち止まって考えてほしいことがあります。勢いだけで退店すると、後悔してしまうかもしれません。ここで紹介する4つのポイントを、自分の状況と照らし合わせながら確認してみてください。

しんどい原因は今の店か、ガールズバーの仕事そのものか

やめたい気持ちの原因が今のお店にあるのか、それともガールズバーという仕事そのものにあるのか、まずは整理してみましょう。人間関係や厳しいノルマなど、店特有のルールが原因であれば、お店を変えることで状況が改善する可能性があります。

一方で、お客様対応や夜型の生活リズムそのものがつらいのであれば、別の店に移っても同じ悩みを繰り返してしまうでしょう。

判断に迷うときは、今の店で嫌だと感じる場面を具体的に書き出してみてください。自分の心にしっかりと問いかけ、原因の切り分けができると、次にとるべき行動も見えてきますよ。

シフトを減らせば解決する可能性はないか

やめる前に、シフトの日数や時間を減らすことで負担が軽くなるかどうかも考えてみてください。体調不良や疲労が理由であれば、週の出勤日数を減らすだけで気持ちに余裕が生まれることもあります。

学校や昼の仕事との両立が難しい場合も、シフトを調整することで両立できるペースがつかめるかもしれません。

しっかりと体調を整えたいなら、思い切って長期の休暇をもらうのもひとつの方法です。

すぐにやめる決断をする前に、働き方そのものを見直す余地がないか確認しましょう。

黒服(ボーイ)に相談して解決しないか

やめたい理由が人間関係やお客様対応にある場合は、黒服に相談することで解決できないか考えてみましょう。お客様とのトラブルや接客上の悩みは、黒服が間に入ることで状況が落ち着くケースも多いです。例えば、接客中にセクハラしてくるお客様がいる場合は、黒服が間に入ってお客様をそれとなく注意したり、担当を変えたりしてもらえます。

相談する際は感情的にならず、困っている状況を具体的に伝えると、より対応してもらいやすいです。

もし相談しても状況が変わらないようであれば、それ自体がお店をやめるかやめないかの判断材料になるでしょう。ひとりで抱え込まず、まずは相談してみる選択肢を持っておくのも大切です。

やめたあとの収入源が確保できているか

ガールズバーをやめたあと、生活を支える収入源をどう確保するかも事前に考えておく必要があります。次の仕事が決まっていない状態でやめてしまうと、収入が途絶えて生活が苦しくなるケースもあるでしょう。

当面の生活費としては、最低でも3ヶ月分の貯蓄は用意したいところです。

そして、次の転職先はガールズバーをやめる前に確保しましょう。収入が途切れる期間をつくらずに済みますし、やめたあとの見通しをしっかり立てておけば、落ち着いて次のステップに進めるでしょう。

円満にガールズバーをやめるための3ステップ

黒いスーツの男性とピンクのトップスの女性

ガールズバーをやめると決めたら、トラブルなく円満に退店するための手順を踏むのが大切です。ここでは円満に退店するための3つのステップを紹介します。

1.やめたい日の2週間〜1ヶ月前に店長や黒服(ボーイ)に退店の意思を伝える

やめると決めたら、希望する退店日の2週間〜1ヶ月前を目安に、店長や黒服へ意思を伝えましょう。急に伝えてしまうと、シフトの調整がつかず引き止められる原因になってしまいます。「体調を崩した」「学業に専念したい」など、お店側が引き止めにくい理由を選んで伝えるのがポイントです。

逆に「給料が低い」「人間関係が嫌」といった理由は改善策を提案されやすいため、条件面の交渉に持ち込まれ、やめにくくなる可能性が高くなります。

伝える際は感情的にならず、退店の意思がすでに固まっていると伝わるよう、落ち着いた態度で話すのも大切です。早めに、かつ引き止められにくい理由で伝えるのが、円満退店への第一歩になります。

2.最後のお給料の受取方法・支払日を確認し記録に残す

退店の意思を伝えたら、最後のお給料がいつ、どのような方法で支払われるのかを必ず確認しておきましょう。口頭でのやり取りだけでは「言った・言わない」のトラブルにつながりやすいため、LINEやメール、書面など文字で残る形で確認しておくと安心です。

また、振込なのか手渡しなのか、支払日がいつになるのかも具体的に聞いておくのをおすすめします。勤務最終日の給与明細やシフト表も、現物、もしくは写真に残しておくとよいでしょう。

万が一支払いが滞った場合、こうした記録が証拠として役立ちます。

3.お客様やSNSへの投稿はお店のルールに従う

退店が決まったあとも、お客様への伝え方やSNSへの投稿については、お店のルールに従うようにしましょう。お店によっては、退店後にお客様へ個人的な連絡をしたり、退店を告知するのを禁止している場合があります。

SNSでの投稿も同様で、店名や在籍していた事実を公表してよいかどうかは、事前にお店へ確認しておくと安心です。

ルールを無視して勝手な行動をすると、お店とのトラブルに発展しかねません。最後まで誠実な対応を心がけるのが、円満な退店につながります。

ガールズバーをやめるときに起こりやすいトラブル

驚いた表情のピンクの服の女性と黒いスーツの男性。札束が描かれた吹き出し

円満に退店するつもりでも、伝え方やタイミング次第ではトラブルに巻き込まれるケースがあります。いざというときに落ち着いて対処するために、あらかじめどんなトラブルが多いのか、確認しておきましょう。

無断欠勤(飛び・バックレ)して実家に連絡される

退店の意思を伝えずに無断で出勤をやめてしまう、いわゆる「飛び」や「バックレ」は大きなトラブルにつながりやすい行為です。

連絡が取れない状態が続くと、お店側が緊急連絡先として登録していた実家に連絡してしまうことがあります。家族に内緒でガールズバーで働いていたキャストにとって、これは絶対に避けたいですよね。

円満に退店したければ、そもそもこうした飛びやバックレが起こらないよう、事前に「やめます」と黒服や店長に直接相談するのが基本です。

どうしても出勤できない状態でやめる場合は、電話、LINE、メールなどを使い、誠意を持って退店の意思を伝えるようにしてください。

給料が正しく支払われない

退店を伝えたあと、最後のお給料が正しく支払われないトラブルも多いです。お店によっては「店をやめる人には払わない」といった不当な対応をされるケースも、残念ながら存在します。

こうした事態を避けるためにも、退店を伝えたタイミングで最後の給料の金額や支払日を記録として残しておくのが重要です。

もし支払われない場合は、労働基準監督署を頼るのも選択肢のひとつ。その店で働いた実績があるなら、給料はしっかり支払われるべきなので、あきらめず相談してくださいね。

「やめるなら罰金」と脅される

退店を申し出た際に、「やめるなら罰金を払え」と脅されるケースも見られます。こうした強気な態度で迫られると、怖くてやめられなくなってしまいますよね。

しかし、労働者が退職する自由は法律で認められており、罰金を科すという契約自体が無効とされる可能性が高いです。こうしたケースに遭遇したら、ひとりで対応せず、労働基準監督署や夜職のトラブルに詳しい弁護士など、専門の相談先に連絡してみましょう。

理不尽な要求に対して、泣き寝入りする必要はありません。毅然とした態度で、退店の手続きを進めましょう。

ガールズバーをやめたいときによくある質問

赤いはてなマーク

ガールズバーをやめたいと考えているキャストからよく寄せられる質問をまとめました。気になる項目があれば参考にしてみてください。

ガールズバーの経歴は昼職では不利になりますか?

ガールズバーで働いていた経歴だけを理由に、必ずしも昼職の採用で不利になるとは限りません。接客を通して身につけたコミュニケーション能力や臨機応変な対応力などは、応募先によってはアピールポイントになります。

「ガールズバーで働いてました」とストレートに伝えるのが不安な場合は、実際の仕事内容に沿って「接客業の経験がある」と伝える方法もあります。

ただし、履歴書や面接でどこまで詳しく話すかは、応募先の業種や社風に応じて判断してください。

やめたいと言ったら引き止められますか?

「お店をやめさせてください」と伝えると、店長や黒服から止められる人もいます。その場合、給料アップやシフトの融通など、条件面の改善を提案されるケースが多いです。

それでも退店の意思が固いのであれば、条件の交渉に応じず、はっきりと意思を伝えましょう。引き止められにくい理由を選んで伝えると、そもそも交渉の余地を与えずに済みます。

やめたあとに元同僚やお客様と連絡を続けても大丈夫ですか?

やめたあとに元同僚やお客様と個人的に連絡を取り合ってもいいか、についてはお店の規則を守ってください。お店によっては顧客情報の流出などを防ぐために、退店後のキャストとお客様の連絡について、細かくルールを設けている場合があります。

「元同僚と連絡を取り合うくらいいいのでは?」と思うかもしれませんが、思わぬトラブルを避けたいなら、勝手な行動は禁物です。

事前に黒服や店長に確認を取ってから連絡しましょう。

まとめ:ガールズバーをやめる前にしっかり準備して、後悔のない選択をしよう

お客様対応の負担や体調不良、お給料への不満など、ガールズバーをやめたいと感じる理由は人それぞれですが、勢いだけで決めてしまうと後悔につながるケースもあります。

シフトの調整や黒服への相談で解決できないか一度立ち止まって考え、退店を決めたら早めに、かつ引き止められにくい理由で意思を伝えるのが円満退店への近道です。給料の受取方法やお店のルールもきちんと確認したうえで、次のステップへ気持ちよく進んでいきましょう。

もし今の職場が合わないだけで、ガールズバーというお仕事自体は続けたいという方は、体験入店で自分に合ったお店を探してみるのもひとつの方法です。職場を変えるだけで、悩みが解決するかもしれません。

どうしてもメンタルが限界のキャストは、こちらの記事を読んでみてください。

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