キャバ嬢に転身した元アイドルを紹介♪キャバクラと芸能界の違いは?

アイドルとキャバ嬢
もくじ

アイドルが引退後に選ぶ仕事として“キャバクラ”が増えている!

ピンクのフリルがついた衣裳で歌うツインテールのアイドル

近年、アイドル引退後のキャリアとしてキャバ嬢を選択する人が増えています。

これまでアイドルを引退した女性はグラビアアイドルやセクシー女優になる人も多かったものの、最近では「夜職」に対する世間のイメージも変わってきました。

SNSの影響で、とくに若い世代を中心にキャバ嬢という職業が広く認知され始めています。

実際に、多くの元アイドルがキャバクラ業界で活躍している理由は以下のとおりです。

  • キャバクラ業界は高収入が得られる
  • アイドル時代のファンと直接会話できる場を持てる
  • アイドル時代の経験を活かせる
  • 元アイドルというブランドが活かせる
  • キャバクラの仕事は比較的自由に働ける

ひとつずつ紹介していきます。

キャバクラ業界は高収入が得られる

キャバクラ業界は、一般的な昼職やアルバイトよりも高収入が期待できます。

アイドル時代はイベント出演や握手会、グッズ販売などさまざまな収入源があり、ある程度の生活水準を保てていた人も多いでしょう。しかし、一般的な昼職に転職すると収入が大幅に下がってしまうケースも大いに考えられます。

キャバクラ業界は、基本給に加えて指名料やドリンクバックなど、多くの収入機会があります。

業界の基本的な平均月収は36万円〜60万円程度ですが、売れっ子キャバ嬢になれば月収100万円以上も夢ではありません。

頑張り次第で収入を増やせる点は、アイドルとしてある程度の収入を得ていた人にとって魅力的なポイントになるでしょう。

アイドル時代のファンと直接会話できる場を持てる

キャバクラでは、アイドル時代からのファンとの関係性を活かせます。

握手会やサイン会で築いた関係値があるため、アイドル時代のファンがお客様として来店してくれるケースも多いのです。

元欅坂46の志田愛佳さんは、在籍店舗に来店するお客様のうち、約2割がアイドル時代からのファンだと語っています。

アイドルの握手会などのイベントでは1回に話せる時間が非常に短いものです。しかし、指名でキャバクラに来店すればゆっくりとコミュニケーションを楽しめるため、ファンにとってはこの上ない喜びがあるでしょう。

ビジネスの世界では、既存の人脈を活かすことは珍しくありません。ファンだけでなく、アイドル時代に知り合った芸能人が来店してくれる可能性もあります。

キャバクラでも同様に、これまで築いたファンや芸能界でつながりを持った人との関係性を新しい形で継続できる点は、元アイドルの大きな強みになるでしょう。

アイドル時代の経験を活かせる

キャバクラで働く際、アイドル時代に培った多くの経験が活かせます。

アイドルとキャバ嬢には、意外にも共通点が多くあります。

男性ウケする立ち振る舞いに慣れていて、常に笑顔が求められる点でも重なる部分があるでしょう。また、ファンとの交流経験が豊富なため、初対面のお客様との会話も自然とスムーズに運べます。

アイドル時代に得た「お客様を楽しませるスキル」は、キャバクラでも十分に活かせるでしょう。

元アイドルというブランドが活かせる

新人キャバ嬢として働き始める際、“元アイドル”の経歴は大きな武器となります。

芸能界での経験やエピソードは、お客様との会話を盛り上げるきっかけになり、肩書きで覚えてもらいやすいです。

また、「アイドルと話してみたい」というニーズもあるため、お客様が興味を持ってくれる可能性も高いです。

「アイドル時代はどんな生活だったの?」「ステージ裏の話が聞きたい」といった質問から自然に会話が広がり、お客様との距離を縮められるでしょう。

芸能界に詳しいお客様なら、共通の知り合いがいたり、新たに紹介してくれたりするケースもあります。

未経験からのスタートと比べて、話題に困ることが少ないのも大きなメリットです。

キャバクラの仕事は比較的自由に働ける

一般的な昼職と比べて、キャバクラは勤務時間や出勤日数の面で柔軟性が高いのが特徴です。

シフト制で働くため、自身の予定に合わせて働き方を調整できます。

アイドル時代は、イベントやライブの予定に合わせて不規則な生活を送ることも多いもの。急に月〜金の週5勤務などの固定的な働き方に移行するのは、思ったよりも難しい場合もあります。

その点、キャバクラは稼ぎたい時に集中して働き、休みたい時は調整できる自由度の高さが、元アイドルの女性にもフィットしやすい職種となっているでしょう。

元アイドルのキャバ嬢9名を紹介!

盛り上がっている様子の満員のライブ会場

アイドルからキャバ嬢に転身した人気嬢を9名紹介します。

  1. 星野ティナ(元地下アイドル)
  2. 天海りこ(元仮面女子)
  3. 志田愛佳(元欅坂46)
  4. 小林香菜(元AKB48)
  5. みく/岡田美紅(元SKE48)
  6. カルア(元BUNNY KISS)
  7. かなぺこ(アイドルプロデューサー)
  8. 美星あん/小野琴己(元ハロプロ研修生)
  9. せりな(元アキシブproject)

それぞれが異なる経験を持ち、独自の魅力で活躍しています。詳しく見ていきましょう。

星野ティナ

星野ティナさんは、地下アイドルから六本木の「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」で人気キャバ嬢として活躍し、その後再びアイドル界に戻るという珍しい経歴の持ち主です。

キャバ嬢時代には、初のバースデーイベントで5,000万円のアルマンドタワーや売上1億円超えを達成するなど、圧倒的な実績を残しました。

現在はキャバ嬢を引退し、朝倉未来さんがプロデュースする「ダークアイドル」のメンバーとして活動中です。

2024年4月にEX THEATER ROPPONGIでのデビューライブが決定しており、今後の活躍が期待されています。

\ 星野ティナに会いに行く /

天海りこ

仮面女子のメンバーとして活躍し、オリコン1位を獲得した経験を持つ天海りこさん。

現在は六本木の「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」で活躍中です。

入店初月からナンバーワンを獲得するなど、その実力は健在。学歴や資格がなくても高収入を得られる点から、キャバ嬢の道を選んだといいます。

また、「小悪魔ageha」の専属モデルとしても活動の幅を広げています。

\ 天海りこに会いに行く /

志田愛佳

欅坂46の元メンバーとして知られる志田愛佳さんは、2024年9月より銀座の高級キャバクラ「ベルラウンジ(Belle Lounge Ginza)」に在籍しています。

それまでは「CLUB NEXT GINZA(ネクスト銀座)」で2年間勤務し、トップキャストとして活躍していました。

夜の仕事がしてみたかったと語る志田愛佳さんは、最初からキャバ嬢として働くことをオープンにしていています。

現在Instagramのフォロワー数は19.6万人(※2024年11月時点)となっており、ますます人気嬢としての階段を登っていくことでしょう。

小林香菜

元AKB48の小林香菜さんは、現在 高級クラブ「銀座ラリック(LALIQUE)」でホステスとして活躍中です。

結婚・出産・離婚を経験し、シングルマザーとして子育てをしながら夜の世界で働いています。

AKB48劇場への出演回数は特別講演を含め928回。卒業時点で歴代1位を記録するなど、アイドル時代から仕事に対する真摯な姿勢が際立っていました。

ラウンジ嬢・キャバ嬢・ホステスとさまざまな働き方を選択している小林香菜さんは、子育てしながら働く女性にとって憧れの存在となっています。

\ 小林香菜に会いに行く /

みく(岡田美紅)

徳島出身で、元SKE48メンバーのみくさんは、進撃のノアさんがプロデュースする「北新地 CLUB REIMS(ランス)」に在籍しています。

みくさんは「北新地 CLUB NILS(ニルス)」に勤めていた際、ナンバーワンになったこともある売れっ子嬢です。

みくさんは、お店を出す資金を調達するためキャバ嬢としての道を選択しました。

現在はキャバ嬢として働きながら、兄と共に日本橋の居酒屋「鶏と無限の可能性」を含む、5店舗の飲食店を経営しています。

アイドル時代と変わらない清純なキャラクターで人気を集めながら、経営者としての手腕も磨いている実力派のキャバ嬢です。

みくに会いに行く

カルア

元BUNNY KISS(バニキス)のメンバーで、現在は「北新地 CLUB RAISE(レイズ)」に在籍するカルアさん。

サロン経営も手がけており、2023年11月7日には3回目のバースデーイベントを開催するなど、精力的に活動しています。

アイドル時代から変わらない愛嬌たっぷりの立ち振る舞いに加え、キャバ嬢として培った接客スキルを活かし、多くのお客様から支持を得ています。

SNSでの発信も積極的に行い、ライフスタイルや美容に関する情報も定期的に投稿することで、女性人気も獲得しているのです。

キャバ嬢としてだけでなく、ビジネスウーマンとしても注目を集めています。

カルアに会いに行く

かなぺこ

アイドルのプロデュース経験を持つかなぺこさんは、現在「LIRIC TOKYO ROPPONGI(リリック)」で働いています。

将来的にアイドル会社の設立を目指しており、その資金作りのために夜の世界に飛び込んだ行動力のある女性です。

当初は周囲から戸惑いの声も多く寄せられましたが、「会社を起業するにはお金が必要で、そのためにキャバクラで頑張っている」と説明を重ねました。結果、多くの人から応援されるようになったと語っています。

アイドルとキャバ嬢という、二足のわらじを履きながら夢に向かって進む姿に憧れる人も多いでしょう。

チェキ撮影が無料で楽しめるシステムを活用しながら、新たなファンの獲得にも成功しています。夢の実現に向けて、着実にステップを積み重ねている注目のキャバ嬢です。

美星あん(小野琴己)

元ハロプロ研修生の小野琴己(おのことみ)さんは、現在歌舞伎町の「LUIAGUE(リュアリーグ)」で美星あんの源氏名で活躍中です。

2024年4月に放送された「じっくり聞いタロウ」で、アイドルから夜職に転身した告白が話題となりました。

小学生の頃から読者モデルとして活動し、中学1年生でハロプロ研修生に合格。高校2年生でアイドル活動を卒業後は、父親が経営する葬儀店を手伝っていました。

しかし、父親が突然他界してしまったことで、2023年からキャバ嬢としての道を歩み始めたのです。

身長167㎝とドレス映えするスタイルの良さとアイドル時代に培った愛嬌で、キャバ嬢としても人気を集めています。

せりな

元アキシブprojectのメンバーとして活動していたせりなさんは、「VENET TOKYO SHINJUKU(ベネ東京・新宿)」で人気キャバ嬢として活躍後、2023年12月にコンカフェ「みんなの本カノ(みんカノ)」をオープン。

夜職デビューは、InstagramのDMでスカウトされたことがきっかけだったそうです。

10代の頃からの夢だったコンカフェオーナーとして新たなキャリアをスタートさせた現在は、お店のメニューや内装、スタッフの衣装デザインまで、全て自身で考案しているといいます。

せりなさんは、キャバクラで培った接客スキルとアイドル時代の経験を組み合わせた、独自の店舗作りでキャバ嬢引退後も躍進を続けています。

せりなに会いに行く

キャバクラと芸能界にはどんな違いがある?

虫眼鏡とクエスチョンマーク

キャバクラと芸能界はどちらも華やかな世界に見えますが、実は大きく異なる世界です。

元アイドルという経歴は強みとなるものの、それだけで売れっ子キャバ嬢になれるわけではありません。

主な違いは以下のとおりです。

  • 仕事の内容と目的が違う
  • 世間への露出度が違う
  • 収入の仕組みが違う
  • ファンとの距離感が違う
  • 社会的なイメージが違う

それぞれ解説していきます。

仕事の内容と目的が違う

キャバクラと芸能界では、仕事内容と目的に次のような違いがあります。

項目キャバクラ芸能界
主な仕事内容お客様との会話や接客パフォーマンスの提供
コミュニケーション双方向・対面一方向・メディアを介する
サービスの提供範囲店舗内の限られた空間不特定多数に向けた広範囲
目的お客様の満足度向上多くの人々へエンターテインメントの提供

キャバクラと芸能界では、内容・目的だけでなくコミュニケーションの仕方やサービスの提供範囲などにも違いがあります。

ただし、“喜びや癒しを提供する”という根本的な目的は共通しているでしょう。そのために必要なコミュニケーション能力やホスピタリティの精神は、どちらの世界においても重要な要素です。

世間への露出度が違う

キャバクラと芸能界では、世間からの注目度に大きな違いがあります。

キャバクラは基本的に店舗内での接客が中心のため、プライバシーが保たれやすい環境です。

ただし、SNSを積極的に活用している人も増えてきており、愛沢えみりさんやひめかさんのように芸能人並みの知名度を持っているキャバ嬢もいます。

一方、芸能界では常にメディアの注目を集めるため、プライベートな時間も含めて世間の目にさらされやすい環境にあります。

元アイドルの場合は、ある程度知名度を持っていると、キャバ嬢に転身したあともネットニュースや週刊誌に取り上げられる可能性もあるでしょう。

収入の仕組みが違う

収入面の仕組みにおいても、キャバクラと芸能界にはいくつも違いがあります。

キャバクラの主な収入芸能界の主な収入
基本給(時給)出演料
指名料バックイベント収入
ドリンクバックグッズ販売収益
同伴バック写真集・CDの売上

キャバクラは日々の努力がすぐに収入へ反映されやすい一方で、芸能界は事務所を通じた報酬が一般的なため、長期的な活動の成果として収入が得られる特徴があります。

ファンとの距離感が違う

ファンとの距離感も、キャバクラと芸能界では大きく異なるでしょう。

キャバクラでは、お客様と対面してコミュニケーションを取ることが可能です。会話を通じて親密な関係を築けるため、直接リアクションを得られるのが特徴。

芸能界では基本的にファンとの直接的な接触は限られており、握手会やファンミーティングなどの特別なイベント時以外では距離を置く必要があります。

SNSをチェックしたり、グッズやCDの売上でファンの反応をチェックしたりするパターンが多いです。

ただし、キャバクラはアイドルより近い距離感から、場合によってはお客様からの要求が大きくなる可能性があるでしょう。

社会的なイメージが違う

キャバクラと芸能界では、社会的な認知度やイメージにも違いがあります。

キャバクラ
  • 「夜の仕事」というイメージがあり、一部で偏見が存在する
  • 近年は若い世代を中心に理解が広がっている
  • SNSの影響で認知度が上昇する
芸能界
  • エンタメ産業の代表的存在として定着している
  • 憧れの職業として認識されている
  • 社会的な影響力が大きく、常に世間の目にさらされる

キャバクラと芸能界でイメージの差は存在しますが、SNSの普及により夜職への理解も深まってきています。

ただし、社会全体で見ると偏見の目もあるため、キャバ嬢からの転身は芸能界から別のキャリアに進む場合に比べ、ハードルが高いともいわれています。

まとめ:元アイドルがキャバ嬢になるケースもあれば、逆に芸能デビューするケースもある!

アイドルとキャバクラの世界には多くの違いはあるものの、どちらも魅力的な仕事です。

アイドル時代に得たスキルがキャバクラの仕事でも活かせるため、元アイドルがトップクラスのキャバ嬢になれるチャンスは十分にあるでしょう。

また、元アイドルがキャバ嬢として成功を収めるケースがある一方で、キャバ嬢として働くことで芸能関係者の目に留まり、芸能界デビューを果たせる可能性もあります。

キャバクラで培った接客力やコミュニケーション能力は、芸能活動においても大きな強みになるはずです。

元アイドルにとってキャバ嬢は挑戦しやすい仕事であり、キャバ嬢から芸能界への道が切り開けることもあります。キャバ嬢という職業が世間に認められ始めた今、挑戦できる仕事の幅は広がっているでしょう。

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