伝説のキャバ嬢エンリケ(小川えり)が成功した秘訣は?ブレイクのきっかけも!

青いキラキラな背景とエンリケの文字

「エンリケ」の愛称で親しまれているキャバ嬢の小川えりさん。メディアに取り上げられることも多く、キャバクラへ行かない人からの認知度も高いキャバ嬢です。

そんなエンリケさんのスタート時給は1500円。そこから最高月収は1億円超え、時給は26万円のキャバ嬢へと登りつめます。

今回は、エンリケさんの子ども時代のエピソードを含めたプロフィールや、現在を紹介したうえで、成功した秘訣やメンタルの強さにも迫っていきます。

キャバ嬢として成功するヒントを詰め込んだ記事になっているため、ぜひ最後までご覧ください。

もくじ

キャバ嬢エンリケ(小川えり)のプロフィールと歴史

エンリケさんのプロフィールと、生い立ち~ナンバーワンキャバ嬢になるまでを紹介します。

基本のプロフィールを以下の表にまとめました。

源氏名エンリケ
本名小川えり
生年月日1987年11月2日
年齢37歳
※2024年時点
在籍店舗Art’s cafe(アールズカフェ)
※2023年12月引退
過去在籍店舗bisser六本木(ビゼ)
血液型O型
身長154cm
出身地岐阜県
趣味ゴルフ
SNSアカウントTikTok: @enrike32
Instagram: @eri.ogawa1102
X: @rie0985
Threads:@eri.ogawa1102
You Tube:@enrikekukan
著書・結局、賢く生きるより素直なバカが成功する 凡人が、14年間の実践で身につけた億稼ぐ接客術(2020/11/12)
・#エンリケ空間(2020/2/14)
・日本一売り上げるキャバ嬢の 億稼ぐ技術(2019/3/4)
・日本一売り上げるキャバ嬢の 指名され続ける力(2018/6/15)

多くのSNSアカウントで発信を続けているエンリケさん。さらに、書籍も出版しています。

どの書籍も参考になる内容が書かれており、キャバ嬢のバイブルといっても過言ではないでしょう。

とくに、「結局、賢く生きるより素直なバカが成功する 凡人が、14年間の実践で身につけた億稼ぐ接客術」は引退後に出版された書籍ということもあり、現役時代には書けなかった内容も赤裸々に記されています。

エンリケ(小川えり)の子供のころのあだ名は「クレイジー」。

明るくはっちゃけキャラのイメージがあるエンリケさんですが、小学生の時はどちらかといえば内気だったそうです。

しかし、中学生のときには「クレイジー」というあだ名をつけられていました。「クレイジー」というあだ名がつけられた理由は、中学生のときにヒッチハイクして登校していたからだそうです。

エンリケさんの自宅と学校は、自転車で30分程度かかるほど離れていたといいます。距離にすると7~8kmくらいはあったのではないでしょうか。

楽に通学できる方法を考えた結果、信号待ちの車の窓をノックしてどこまで行くかドライバーに聞き、方向が同じなら途中まで乗せていってもらっていたようです。

考えただけでも恐ろしいですが、断られることはほとんどなく、怖い目にあったことも一度もなかったようです。

中学生のエンリケさんは、感じの良さそうなドライバーを選んでいたということですので、当時から人をみる目があったのかもしれません。

中卒で名古屋へ。高校へ行かなかった理由は父親の借金

エンリケさんは中学を卒業すると、高校へは進学せずに生まれ育った岐阜県を離れて名古屋で暮らすようになります。

エンリケさんのお父さんが親戚のおじさんの保証人になっており、借金を背負っていたこともあって家庭内がギスギスしていたようです。

家計を助けたい気持ちと自立したい気持ちから、高校へは進学せずに知り合いの飲食店でバイトをするために名古屋へと発ちます。

バイトを始めてからは、毎月2~3万円を実家に仕送りしていたそうです。

16歳くらいの女の子といえば、まだ親に養ってもらっている子が多いでしょう。すでに経済的に自立して、実家へ仕送りまでするエンリケさんは、当時からしっかりしていたことがうかがえます。

しかし、実家の家を借金返済のために売ることとなり、とても悔しい思いをしたそうです。エンリケさんはその後の努力で、通信高校を出て実家も取り戻しています。

エンリケ(小川えり)がキャバ嬢はじめたきっかけ

借金が原因で実家の家を売ることになったころ、キャバクラで働いていた先輩に代打を頼まれたことがきっかけでキャバ嬢デビューします。

キャバ嬢としてスタートしたころは、キャバ嬢の仕事が好きではなかったようです。

何を喋っているのかわからない酔っ払ったお客様と会話するが嫌で、とりあえず時給もらえればいいという意識でお仕事をしていたエンリケさん。

時給は1500円スタート。キャバ嬢をはじめてから4年間はずっと売れておらず、エンリケさん自身で「ポインコツ時代」といっています。

エンリケ(小川えり)のブレイクはキャバ嬢7年目の時

エンリケさんのブレイクは、ナイツネットというブログにシャンパン直瓶(ラッパ飲み)の画像を載せたことがきっかけのようです。フェイスブックでシェアされ、多くのお客様の来店につながりました。

ちなみに、ブログにアップした最初の直瓶画像は、ラッパ飲みをしているフリだったそうです。しかし、実際に来店したお客様に促されてやってみたところ、本当にできたといいます。

直瓶画像への反響から「他のキャバ嬢と同じことをしてもダメ」だと理解したといいます。

ほかにも、警察官に絡まれたことなどをネタにして、炎上のようなかたちでアクセス数が伸びたこともあったのだとか。

ダラダラ書いているだけではなく、何かネタやオチがあったほうがいいそうです。

直瓶画像を載せる前からブログは書いていたものの、エンリケさんはネタ探しに試行錯誤していたようです。伸びないアクセス数に対して、アクセス数ランキングの発表が憂鬱だったこともあるというのは意外ですね。

キャバ嬢エンリケ(小川えり)の収入

7万円を手にもつ人の手

エンリケさんは日本一稼ぐキャバ嬢といわれています。ただ、本当に日本一なのか証明するものは見当たりませんでした。エンリケさんご本人も動画などで「”自称”日本一稼ぐキャバ嬢」といっています。

しかし、エンリケさんの最高月収は1億円を超えており、時給は26万円、引退式4日間で5億円を売り上げるなどの伝説を残しています。

これだけの収入があれば、日本一稼ぐキャバ嬢といわれるのも納得できます。

キャバ嬢エンリケ(小川えり)は今何をしている?

エンリケさんは、18歳から32歳まで14年間キャバ嬢として勤めたあと、2019年11月末で一度引退して結婚しています。

実業家としてのキャリアを築き、通販事業を展開。ボディミルクや、クレンズキャンプという置き換えダイエット商品を販売し、クレンズキャンプは一瞬で売上1000万円を超えたといいます。

その後、離婚、経営店での事故、整形など話題にのぼることも多くありましたが、2022年11月1日からアールズカフェにキャバ嬢兼マネージャーとして復帰しています。

「目先のお金を追うよりも人を大切にしたい」「原点を見つめ直して今後も頑張っていきます」と復帰時に語っていました。

しかし、2023年12月28日で在籍したキャバクラを卒業すると発表されました。そのあとのことについては明言されていません。

エンリケ(小川えり)がキャバ嬢として成功した秘訣

光る電球

エンリケさんは「積み重ねることが大事、継続は力なり」と語ります。

エンリケさんの心がけや実践してきたことの積み重ねが、成功の秘訣といってよいのではないでしょうか。

エンリケさんが成功するために実践してきたことや、ぜひ意識したい心がけを紹介します。

記録を残す

エンリケさんは、小学生のときから毎日日記をつけています。

大人になっても変わらず日記をつけており、キャバクラで働きだしてからは、お客様の誕生日や、坊主の日(お客様がいない日)などを記録していました。

そのほか、来店した人の名前、どんなシャンパンをおろしてもらったか、など細かな数字ももれなく記されています。

日記としている手帳には、給与明細や、何日働いていくら稼いだのかといったお金に関することだけでなく、本を読んで学んだことも記録されていました。

エンリケさんは、記録をつけることで客観的にものごとを把握できるといいます。

たとえば、日記を読み返して「このお客様は最近来ていないから営業しよう」など日々の営業活動にも役立てていたそうです。

360日出勤する

エンリケさんは、2013年から店休日以外は毎日出勤しています。当然、体調が良くない日や気分が乗らない日もあるでしょう。しかし、休まず出勤しています。

毎日出勤する理由は「いつ来てもエンリケはお店にいる」という印象をお客様にもってもらうためだそうです。

その日の気分で来店するお客様に、エンリケさんが出勤しているかいちいち確認する手間をとらせず、ふらっと来店してもらえるようにするためです。

休まないことでお客様やお店からも信頼されるのはいうまでもありません。

そのうえ、お客様の都合にあわせて来店いただけるよう、ストイックな出勤をこなす姿勢には、誰もが尊敬することでしょう。

お客様へ敬意をはらう

はっちゃけたキャラのエンリケさんですが、タメ口などくだけた接客をするときにもお客様への敬意を忘れていません。

主役はお客様であることを常に意識して、お客様よりも目立つことはしないといいます。また、自分が言われて嫌なことをお客様に言うこともありません。

「お客様が怒っていないから大丈夫」「悪気はない」では済まされないこともあります。おもしろおかしくお客様をいじるときも、敬意や愛情をもって、不快にさせない範囲をわきまえています。

お客様をいじりすぎることなく、楽しく場を盛り上げられるからこそエンリケさんは成功できたのではないでしょうか。

お客様の急な誘いも断らない

エンリケさんはお客様の急な誘いを断らなかったそうです。

キャバクラから帰ってきて寝ようとしている深夜3時に「今から飲みに行こう」と誘われても断らなかったという徹底ぶりです。

急な誘いがあるときは、お客様なりの理由があって誘っていることが多いというエンリケさん。誘いを快諾するとお客様が喜んでくれて来店につながるのだとか。

面倒だからと断らずに、誘いに残ることでお客様との距離も縮まるのかもしれません。

色恋営業ではなく友達を目指す

「キャバクラ=疑似恋愛を楽しむ」という認識が一般的ではないでしょうか。

エンリケさんは、かけひきが必要になる色恋営業ができるタイプではなかったそうです。お客様へのメッセージに「ハートマーク」を使うこともしなかったといいます。

エンリケさんが目指していたのは、色恋営業ではなく友達関係でした。年齢が離れているお客様であれば、父親と娘のような関係を意識していたようです。

お客様に売上があがらないことを相談するなど、お客様とキャバ嬢という垣根を乗り越えています。

色恋営業ではなく友達としての立ち位置になることで、お客様に彼女ができても来店してくれるといいます。

色恋営業の場合はお客様に恋人ができたらお店から足が遠のいても不思議ではありません。しかし、エンリケさんのお客様は彼女と一緒に来てくれることもあったといいます。

自分に合った無理のないキャラをつくる

エンリケさんは、売れるキャバ嬢のタイプについて以下のように分析しています。

  • 女王様タイプ
  • お姫様タイプ
  • 一般人タイプ(エンリケさんはこのタイプ)

ある程度キャラをつくることは必要ですが、素の自分とかけはなれているとキャラ作りに無理が生じてぎこちなくなってしまいます。お客様にも見破られてしまうでしょう。

エンリケさんも、おしとやかキャラを演じていた時期があったものの、売上は伸ばせなかったといいます。

本来の自分をベースに、名古屋弁丸出しのはっちゃけたキャラで接客するようになってからのほうが売上が良く、自分も無理をしなくてよかったので楽だったといいます。

エンリケ(小川えり)のお客様の心をつかむメッセージ術

スマホを持つ女性

連絡先を交換してもそこからリピーターになってくれるお客様は1割程度と多くないようです。しかし「どうせリピーターになってくれないから」と諦めていては売上が伸びません。

エンリケさんは、来店しなさそうなお客様には連絡先を聞かず、また来てくれそうなお客様にしぼって連絡先を聞き、お客様に応じたメッセージでコミュニケーションをとっていました。

ここからは、エンリケさんが実践していたリピートへ繋げるメッセージ術を紹介します。

お客様のタイプによってLINEやメールの文面を変える

エンリケさんは、連絡先を交換した人にはすべてお礼メッセージを送っています。

とくに、お客様のタイプを以下のように分けて、お客様に合ったメッセージを送っていたそうです。

  • オラオラ系のお客様
  • 気難しいお客様
  • 気さくなお客様

それぞれのタイプに応じて、文章の温度やテイストを変えているからこそ、お客様の心をグッと掴むことができるのでしょう。

お客様が絵文字や顔文字を使うならエンリケさんも絵文字や顔文字を使うなど、細やかな気配りも忘れていません。

お客様のテンションに合わせてメッセージを送ることが、気持ちよく読んでもらうコツといえそうです。

定型文を使わずお客様ひとりひとりに合った内容を送る

エンリケさんは、定型文ではなく、メッセージを送るお客様だけに向けた内容を送っていました。

お客様へのお礼メッセージに定型文を使っているキャバ嬢も多いのではないでしょうか。しかし、テンプレートであることは、意外と相手に伝わるものです。

定型文とわかれば、お客様は雑に扱われていると感じて気分を害するでしょう。「横着なキャバ嬢」というイメージを持たれる可能性もあります。

定型文のメッセージを送っても、かえって自分のイメージが下がってしまったり、関係が希薄になってしまったりと、逆効果になることもあるかもしれません。

ひとりひとりに合わせたメッセージを送るのがお客様の心を掴むコツのようです。

既読スルーせずすぐに返事をする

メッセージを一度開くと「既読」がついてしまうLINE。エンリケさんは、既読スルーにならないようにするために、返信できるタイミングになってから見るようにしていたそうです。

朝にまとめてLINEのチェックと返信をする時間を確保し、来店のお礼メールも午前中には送るようにしていたとのことです。

「読んですぐに返事をくれた」とお客様に喜んでもらえるテクニックですね。

営業LINEの基本については以下の記事も参考にしてみてください。

エンリケ(小川えり)のように強いメンタルを手に入れるには?

スマイルマークのお面を顔も前に持つ女性

日本一稼ぐキャバ嬢として有名になったものの、エンリケさんに対して厳しい声や心無い言葉を投げかける人も多くいます。

さまざまな困難を乗り越えてきたエンリケさんのように、強いメンタルを手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか。どのようにして強い心を保っているのか考察してみます。

嫌なことへの捉え方を変える

エンリケさんは、困難なことがあっても「試練を与えられている」と思い、嫌なことを楽しむ気持ちをもって立ち向かっているそうです。

また、嫌なことがあってこそ、楽しいことがあったときに嬉しく感じられるとも考えているようです。

嫌なことあった方が頑張れる。

だから嫌な思いをさせてくれた奴にも感謝だしそのおかげで前以上に大きく成長できるから。

引用元:@rie0985

エンリケさんは「良いことばかりの人生は羨ましくない」といいます。嫌なこと、苦しいこと、つらいことは、人生を楽しむためのスパイスと考えれば受け止め方が変わるかもしれません。

睡眠時間を確保して体調管理をする

エンリケさんは毎日のように同伴出勤をするなどハードなスケジュールのなかでも、1日7~8時間の睡眠を確保できるようにしていました。

仕事が終わったあと、3時~7時に一度寝て、13時~16時ごろに昼寝をして、トータルで十分な睡眠をとっていたそうです。

睡眠不足に陥ると、メンタルヘルスに不調をきたすリスクが高まることもわかっています。

忙しい中でも意識的に睡眠をとって、心と体の健康を管理していたプロ意識の高さもうかがえますね。

イラッとすることにとことん向き合う

エンリケさんは、イラッとする人に対してはとことん話し合い、原因を探して解消するようにするそうです。その理由は「イライラの原因を解決しないとイライラし続けてしまうから」だそうです。

とはいえ、お客様に対してとことん話し合うのは難しいですよね。お客様にイライラした場合は、トイレにたつなどして一旦席をはずしていたようです。

その場から離れるのも、イライラする気持ちをコントロールする良い方法なのかもしれません。

仕事に対するモチベーションをもつ

エンリケさんは自身で「負けず嫌い」と言っています。

現役時代はバチバチとしたライバル意識をもってキャバ嬢の仕事に取り組んでおり、ときにはライバルに嫉妬したこともあったのだとか。

また「海外旅行に行くために頑張ろう」「趣味のために頑張ろう」など自分なりの目標を決めて働いていたといいます。

モチベーションをもち続けていたからこそ、逆境にも負けずに頑張り続けることができたのかもしれません。

まとめ:伝説のキャバ嬢エンリケ(小川えり)は強くて優しい

何度も大変な状況に見舞われながらも、常にアクションをおこしているエンリケさん。

メンタルが強いというだけでなく、お客様、キャスト、黒服など周囲の人への思いやりを忘れず、人一倍の気遣いをしていることもわかります。

強いだけでなく、努力を惜しまないひたむきさや、優しさがあるからこそ、多くのお客様やスタッフに慕われるのではないでしょうか。

日本一稼ぐキャバ嬢エンリケさんの「人間力」の高さを見習いたいですね。

シェアする
  • URLをコピーしました!
もくじ