「営業LINEて本当に必要なの?」
「必要だとしても、どう使ったらいいのかわからない」
夜の世界で働く女性にとって、営業LINEの悩みは尽きないですよね。LINEの使い方を知らないと、せっかくのお客様も逃してしまうかもしれません。
そこで、この記事では次の内容をわかりやすく解説していきます。
- 営業LINEの重要性
- 営業LINEの基本
- 営業LINEのテクニック
- 営業LINEのNGな内容
今日から使えるコツが満載なので、是非試してみてくださいね。
営業LINEの重要性とは
夜職の女性にとって、営業LINEはとても重要です。
営業LINEの最大の目的は、お客様のリピート(再来店)を獲得すること、そしてお客様の来店回数を増やすことです。
一度来店したお客様にLINEで営業することが、結果として自分の売上に直結します。LINEの使い方が、売れっ子の仲間入りができるかどうかの分岐点になります。
キャバ嬢・ホステスの営業LINEの基本
次に、キャバ嬢やホステスの営業LINEの基本を解説します。
どのような内容がいいのか、どんなタイミングで送ればいいのか、どれくらいの頻度で送ればいいのか、といったことがベースです。
まずは、基本的なことを押さえておきましょう。
営業LINEの内容
LINEの内容としては、以下の3つがポイントです。
日常会話が基本
営業LINEといっても、内容は営業ではなく、気軽な日常会話が基本です。相手にLINEを送り、自分のことを印象付け、仲良くなることを意識しましょう。
「今日はこんな料理を作ってみました」などのたわいもないことで大丈夫。プライベート感を出すことで、相手に好印象を与えることができます。
なお、会話のラリーの最後は必ず自分で終わるようにするのがコツです。
お礼のLINE
LINEのなかでも、お礼のLINEは一番重要と言ってもいいくらい大切です。LINE交換したばかりのお客様にも積極的に送りましょう。
例文として、次のような文面で送ってみてはいかがでしょうか?
◯◯さん、昨日はごちそうさまでした!楽しくお話ができて嬉しかったです。ありがとうございました。たくさん飲んでいましたが、二日酔いは大丈夫ですか?今日もお仕事頑張ってくださいね。またお会いできるのを楽しみにしています!
お礼に付け加えて、相手に対する気遣いも添えるのがポイントです。
誕生日のLINE
誕生日のLINEも積極的に送りましょう。お客様の誕生日を知っているのであれば、送らない手はありません。
お客様にとって、誕生日のお祝いメッセージは嬉しいものです。自分にとっても、お客様のことを忘れていないというアピールになります。
お客様にしばらく連絡していなかった場合、誕生日は連絡する絶好の機会。久しぶりであっても、ぜひ連絡しましょう。
LINEを送る際には、次のように、さらっと会いたい気持ちを盛り込んでもいいでしょう。「ちょっとしたプレゼントを用意したので、近くに来た時はお店に寄ってくださいね」
なお、相手がLINEに誕生日を登録している場合、LINE上で誕生日がわかるので活用しましょう。
営業をするタイミング
LINEは、お客様の生活リズムに合わせて、お客様が対応できそうなタイミングで送りましょう。
朝の出勤時間や昼休み
朝の出勤時間や昼休みは、お客様が対応しやすい時間帯です。余裕のある時に連絡がくれば、返信してくれる確率も高くなります。
仕事終わり前
特に夕方や仕事終わり前は、今晩飲みに行くか、行くならどこにしようかを考える時間帯なので、狙い目です。
そのタイミングで女の子からLINEをすれば、お客様に自分の存在を思い出してもらい、来店につなげることができるでしょう。
なお、NGなタイミングは、休日や自宅にいる可能性が高い時間帯です。既婚者や家族がいる場合は特に注意しましょう。
営業LINEをする頻度
LINEをする頻度は、お客様のペースに合わせましょう。
毎日頻繁に連絡を取りたいお客様もいれば、来店・同伴前に最低限だけ連絡が取れればいいというお客様もいます。
ただ、基本的には、返信スピードも含めてお客様のペースに合わせますが、自分のお客様が増えるにつれて、だんだん無理が出てくるでしょう。
売れっ子になり、何十人何百人とお客様が増えれば、全てお客様のペースに付き合うのでは自分がパンクしてしまいます。ですので、ある程度自分のペースでLINEの頻度をコントロールする必要があります。
例えば、「これからエステに行く」などの予定を送り、一定時間対応できない状況だということを伝えるのがポイントです。
営業LINEをうまく行うためのテクニック・工夫
営業LINEの基本がわかったら、次はテクニックや工夫です。
基本にテクニックや工夫をプラスすることで、ワンランク上の使い方ができるようになります。では、細かく解説していきますね。
営業LINEにはお客様との会話内容も混ぜ込む
LINEには、お店でお客様と会話した内容を織り込むのがポイントです。
日常のたわいもない内容では、なかなか盛り上がりにくいこともあります。でも、実際に話した内容を入れれば、やり取りも弾んで特別感を与えることができます。
例えば、お客様が見た映画の話をしていたら、自分もその映画を見て感想を送るといいでしょう。お客様は「ちゃんと自分の話を聞いて覚えていてくれたんだ」と思い、良い印象を持ってくれるでしょう。
また、大事な商談や会議があると聞いたら、「お疲れ様でした」などの相手に寄り添う言葉を加えると、さらにお客様の心を掴むことができます。
営業LINEでは自撮りなどの写真も含める
LINEでは、メッセージだけでなく、写真も添えるのが効果的です。
視覚的にもアピールして、「また会いたい」と思わせることができます。なかでも、自撮りがおすすめです。
髪色やヘアスタイル、ネイルを変えたら、写真を送るチャンス。お客様に感想を聞いてみましょう。
もちろん、自撮りだけでなく、自分が作った料理や訪れた場所の写真を送るのもアリ。プライベート感があるものがいいでしょう。
ただし、いつも写真を送っていると特別感がなくなり、メッセージだけを送った時、逆に物足りなさを感じさせてしまうので、写真の送り過ぎには注意しましょう。
LINEのタイムライン機能を活用して営業する
LINEのタイムラインも活用しましょう。
文章や写真を投稿すれば、自分とLINEで友達になっている人に一斉に見てもらうことができるので、効果的に営業することができます。
タイムラインは、SNSと同様に、投稿を見た人がリアクションをしたり、コメントしたりできます。自分がプライベートなことを投稿してお客様が反応してくれたら、そこから話題を膨らませることも可能です。
逆に、お客様が投稿した文章や写真に、自分がコメントしたり、LINEのスタンプでリアクションしたりすれば、お客様が喜んでくれます。
タイムラインは、直接LINEを送るよりも、気軽にやり取りを始められる利点があります。
タイムラインでのやり取りから関係性が発展すれば、お客様がまたお店に行ってみようという気にもなってくれるでしょう。
また、自分のバースデイやお店のイベント情報を投稿して、宣伝用に活用することも効果的です。
営業LINEでちょっとした駆け引きをしてみる
LINEで駆け引きをしてみるのも有効です。例えば、お客様から返信が来ても来なくても、毎日LINEを送り続けます。
そして、数週間ほど経って、毎日のLINEが当たり前になったタイミングで一旦送るのをピタッとやめます。すると、お客様は女の子への好意の有無に関わらず、多少なりとも気になります。
そこで、お客様から連絡がくれば脈あり、連絡がなければ脈なしというわけです。その後は連絡が来たお客様とだけ、またやり取りを続けるといいでしょう。
今度は、LINEを送る回数を、「お店に行かないと相手にしてもらえなくなるかも」と思わせるくらいの頻度に落とします。
ここまでくれば、お客様の心を掴んだも同然です。
全てのお客様がリピーターになってくれるとは限らないので、ふるいにかけて、営業するお客様を絞り込むといいでしょう。
営業LINEでまずは食事に誘う
LINEである程度やり取りが続くようになってきたら、お客様を食事に誘ってみましょう。
たとえ自分から言わなくても、夜の世界で遊び慣れた勘の良いお客様なら、食事の後に同伴してくれます。
お客様は、女の子から誘われたら嬉しいものです。はじめから同伴につながらなくても、食事の回数を重ねることで、同伴に発展する可能性も大いにあります。
あらかじめ、お客様の好きな食べ物を、それとなくリサーチしておくのがおすすめです。
営業LINEで避けるべき内容・対応
基本やテクニックがわかったら、次はお客様が嫌がるLINEの内容も知っておきましょう。
せっかく時間を使ってLINEを送っても、お客様が嫌だと思ってしまったらもったいないですよね。一つずつ解説していきましょう。
コピペしていることがわかるような営業LINE
お客様に、コピペしていることがすぐわかるようなLINEを送るのはやめましょう。コピペした文面はお客様にバレやすく、会話の内容に矛盾が生じることもしばしば。
ある程度女の子とのやり取りに慣れているお客様は、文面がコピペかどうかの見分け方も心得ています。
お客様は特別感を求めるので、その他大勢感を与えてしまっては、決してリピートにつなげることはできません。ですが、だからといって、それぞれ文章を一から考える必要はありません。
文章中にお客様の名前を入れたり、文章の一部を、LINEを送るお客様に寄り添った内容に変えるだけで、相手の心に届く内容になります。
単にお店に来て欲しいという趣旨の営業LINE
営業感丸出しのガツガツしたLINEはNGです。
お客様はお店に来てほしいという、ある種の縛りを嫌うもの。あからさまな営業LINEでは、「うざい」と思われてしまい、お客様からの返信は望めません。
ましてや、普段連絡を取っていないお客様に対して営業感丸出しのLINEを送れば、お客様は返信をくれるどころか、二度とお店には顔を出さなくなるでしょう。
もし、お店に来てほしいという気持ちを入れるなら、別の話題で盛り上げてから「今日は一緒に飲みたいな」というように、送り方を工夫し遠回しに誘いましょう。
一言や相槌だけなど超短文での返信
基本的に、「うん」「わかった」「そうだね」など、一言だけや短い相槌だけの返信は避けましょう。
お客様との関係性が深まっている場合は、超短文の返信をする場面もあるかもしれません。ですが、LINE交換をして間もないお客様に対してはNGです。
簡素すぎる返し方は、相手からすると自分に興味がないと取られてしまいます。ですので、例えば短い相槌の後に、相手のLINEの感想を付け足したり、次の会話につながるようなネタを入れるといいでしょう。
話題をお客様任せにすると、どうしても話を膨らませることが難しくなりがちです。
相手のペースに合わせつつ、こちらからも話題を振るように心がけるのがポイントです。
まとめ
ここまで、営業LINEの基本からテクニック・避けたい内容を解説してきました。
慣れないうちはどうしても面倒くさくなりがちですが、ちゃんと向き合えばLINEは指名客を獲得できる強力なツールになります。
どんなに売れている女の子も、いきなり売れっ子になったわけではありません。LINEに代表されるような、日々の営業活動を積み重ねた結果です。
しっかりコミットして結果が出てくれば、お客様とのLINEのやり取りも楽しくなってくるでしょう。これを機会に、本気でLINEに取り組んでみてはどうでしょうか。
お客様の返信内容で良客になりそうかどうかを見極めるポイントについては以下をご確認くださいね。