「もっと収入を増やしたい!」「どうすれば売上が伸びるかな」と、キャバクラでの売上に関する悩みをお持ちの方も多いですよね。
キャバクラで勤める女性が売上を伸ばすためには、男性の心理を理解することが重要です。そこで今回は男性がキャバクラに行く理由をふまえ、接客方法のコツを紹介します。
お客様に寄り添った接客でこれまで以上に活躍したい!と考える方は、ぜひ最後までご覧ください。
男性に聞いた!男がキャバクラに行く6つの理由
「男性はなぜキャバクラに行くのか?」を、実際に男性たちに聞いてみました。
- 居心地がいいから
- 後腐れない関係だから
- 既婚者・彼女持ちでも罪悪感が少ないから
- 付き合いでしょうがないから
- 女性との出会いが少ないから
- キャバクラ通いがステータスだから
男性のコメントを引用しながら、それぞれ詳しく解説します。
男がキャバクラに行く理由1.居心地がいいから
男性がキャバクラに行くのは、居心地がよいと感じているからです。
男性たちが居心地がよいと感じる理由の例は以下のとおり。
- キャストは仕事やプライベートの愚痴をよく聞いてくれて、自分を肯定してくれる
- 口を挟むことなく、最後まで話したいように話をさせてくれる
- 仕事や家庭のことを全く知らない人だからこそ、色々な話をしやすい
- 自分のことを褒めてくれる
- 気を使う必要がなく、会話を心ゆくまで楽しめる
- 愚痴を聞いてくれるのでストレス発散になる
- 普段はなかなか話せないような、きれいな女性と会話できるだけで癒しになる
以上のように、キャバクラにはストレス発散で通う人や癒しを求めて通う人が多いです。
この心理を理解できていないとキャストとしては成功しにくいため、男性が「居心地のよさ」を求めて来店していることを覚えておきましょう。
男がキャバクラに行く理由2.後腐れない関係だから
キャバクラのキャストとの付き合いはお金で割り切った関係なので、後腐れなく楽しめるのも男性がキャバクラに行く理由です。
- 店内だけでの付き合いなので、この場限りの話ができる
- 全く知らない人にこそ話せることもある
- 自分のことをどう思われても、お店を出れば他人だから素直に話せる
- キャストは仕事だし、自分もお金を払っているのだから、思う存分やりたいことができる
以上のように、全く知らない人・お金の関係だからこその需要もあります。
ただし、擬似恋愛にハマって泥沼化するケースもあるため、お客様との距離感をうまく保って接客するとよいでしょう。
男がキャバクラに行く理由3.既婚者・彼女持ちでも罪悪感が少ないから
既婚者でも彼女がいても、お金を払ってサービスを受けているだけなので、罪悪感が少ないという人もいます。
しらべぇ編集部の調査によると、キャバクラに行ったことがある男性の未既婚率は以下のようになっています。
年齢層 | 未婚 | 既婚 |
---|---|---|
30代 | 30.9% | 45.0% |
40代 | 34.4% | 54.0% |
50代 | 29.9% | 33.3& |
調査結果から、既婚者のほうがキャバクラに行った経験がある人は多いことがわかりました。
- 相手も仕事で付き合ってくれているのだから浮気ではない
- 浮気をしたくないからお店に行っている
- きれいな女性を見て気分転換したい
- 周りの既婚者もキャバクラに行っているし問題ないと思う
- 家庭でのストレスをキャバクラで発散している
あくまでも「サービス」を受けるだけなのだから、罪悪感なく遊びに行けると考える人は多いようです。
男がキャバクラに行く理由4.付き合いでしょうがないから
キャバクラに興味はないけれど、付き合いでしょうがなく行く男性もいます。
- 仕事の付き合いや接待で行くしかない
- 接待や交渉の場としてよく利用している
- 本当は行っても楽しくないけど、行かないといけない
以上のように、実は男性全員がノリノリで行っているわけではないことも理解しておきましょう。
「行くつもりがなかったのに、行かざるをえない人」と「キャバクラを楽しみにしている人」に対しては接客方法も変わります。
お客様全員に同じ接客をしないように気をつける必要があるでしょう。
男がキャバクラに行く理由5.女性との出会いが少ないから
普段の生活で女性との出会いがない・触れ合う機会がないためにキャバクラへ行く男性もいます。
- 新しい人との出会いを求めて行っている
- 若い女性と話す機会が少ないので、キャバクラに行くしかない
- 仕事環境のせいで女性と話す機会がないので、お金を払ってでも話したい
- 気軽に女性と飲みたいけれど、そんな場所がないからキャバクラに行く
- あわよくばキャストと付き合いたい
きれいな女性と話せる場がないため、キャバクラに行くしかないという男性もいるのがわかりますね。そういった方の心理を上手に理解できれば、常連さんになってくれるかもしれません。
男がキャバクラに行く理由6.キャバクラ通いがステータスだから
高収入の男性に多いのは、女遊びをステータスとしているケースです。
- キャバクラで大金を使うのが楽しい
- 女遊びはステータスのようなものだと思っている
- 成功している人は女遊びをしているイメージ
- VIPルームで遊ぶのが気持ちいい
以上のような方にリピートしてもらえると、収入の桁が変わります。そうなるためには何をすればいいのか、次の章も参考にしてください。
キャバクラへ行く男性の5つの欲求を理解しよう!
前述したように色々な立場の男性がいますが、共通する欲求は5つです。
- モテたい
- 尊敬されたい
- 癒されたい
- 褒められたい
- 話を聞いてほしい
以上の欲求を満たしてあげる接客のコツも紹介します。
女性にモテたい
男性の大きな欲求の一つが「モテたい」です。
だからこそ、お客様が「もしかして、この子は自分のことが好きなのかも」と思えるような接客が必要です。
「モテたい」欲求が満たされた例は以下のとおりです。
- おだててくれるキャバ嬢と話していると気持ちがいい
- モテていると錯覚してしまい、また行こうと思ってしまう
- すてきな笑顔でかっこいいって言われると、何回も行きたくなってしまう
- 自分のいいところを探して、男性として見てくれている気がする
以上から、男性をおだてることがとても重要だとわかります。
実際の接客で使えるワードや、接客の態度もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- 太っている人に「がっちりしていて男らしいです」
- 痩せている人に「スリムだからどんな服装でも似合いそうですね」
- 名残惜しさを演出するため、帰り際に「また会えますか?」
- 同伴に誘うときに「行きたいお店があるんだけど、◯◯さんとだけ行きたいです。予定はどうですか?」
- 特別感を出すときに「◯◯さんって他の人と全然違う!そんな人レアですね」
- プレゼントの相談をされたら「◯◯さんが選ぶものならなんでも嬉しいです」
- 笑顔で真っ直ぐ目を見る
- さりげなく上目遣いする
- さりげなくボディタッチする
- 好きなものがわかったら、そのことについて質問する
疑似恋愛を楽しむお客様もいるため、期待に応えられる接客ができれば常連さんゲットにもつながります。
他にも接客で使いたいフレーズをまとめていますので、こちらの記事もあわせてご覧ください。
尊敬されたい
二つ目は「尊敬されたい」という欲求です。誰だって、自尊心が満たされるとよい気持ちになりますよね。
特に男性にとって、尊敬されることは自分を評価してくれている証拠になります。
既婚男性にありがちなのが、「奥さんが子どものことばかりで自分に構ってくれない」というお悩み。子どもが生まれるまでは自分に注がれていた愛情が少なくなったように感じて、寂しく思う人も多いようです。
寂しさを感じると、男性は「自分は必要とされていないのではないか」と思ってしまうため、尊敬とは真逆の感情で支配されてしまいます。
だからこそ、キャバクラに行く男性は、自分を認めてくれ、寂しさを紛らわせてくれるキャストに・時間にお金を賭けたいと思うのです。
- 仕事の愚痴が多い人に「それだけ仕事に真剣に向き合っているんですね、尊敬します」
- 知識が多い人に「私の知らないことをたくさん知っているんですね!素敵です」
- 自慢話に「そんなに◯◯できるなんて、信じられないです!」
お客様の心を満たしてあげる接客を心がけましょう。
癒されたい
日頃の疲れから解放されて、「癒されたい」と考える男性も多いです。
「キャストに笑ってほしい」「愚痴を言ってストレス発散したい」「自分を笑わせてほしい」など要望はさまざまですが、一貫するのはキャバクラで非日常の体験をしたいという点。
- 何を話しても肯定してくれる
- きれいなキャストが自分に微笑みかけてくれる
- こんな自分に甘えてくれる人がいる
- 自分の話を真剣に聞いてくれる
以上のように思えると、お客様は大きな癒しを感じられます。
- 否定しない
- 終始、笑顔で接客する
- 甘えてみる
- 話を最後まで真剣に聞く
お客様がどういう思いで来店しているのか、理解する姿勢を忘れないようにしましょう。
褒められたい
キャバクラに行く男性のなかには、「褒め言葉を求めて通っている」という人もいるほど、褒められるのは気持ちがいいものです。
その欲求が強い理由は「他人から褒めてもらえる→自分の存在を肯定してもらえたと感じる→自信が持てる」という考えにつながるためです。
多くの人に褒められて「自分は他の人よりも優れている」と思いたいがために、自分を大きく見せて自慢話をするお客様もいます。
キャストは、大きくリアクションしてたくさん褒めてあげましょう。また、キャバクラではお客様に対してたくさんお礼を伝えますよね。
- お店に来てくれたこと
- 指名してくれたこと
- ドリンクを飲ませてもらったこと
以上のように、男性が何かアクションをしてくれるごとに「ありがとう」を伝えることで、お客様は「自分は必要とされているんだ」と喜びを感じ、「もっと努力しよう」と考えます。
「自分を褒めてくれる・必要としてくれる人がいる」とわかると、常連さんになってくれる可能性が高まります。
さらに話の内容だけでなく持ち物や服装など、些細なことでも褒めてあげるとよいですよ。
話を聞いてほしい
キャバクラに行く男性は、ただ、誰かに話を聞いてほしいと思っている可能性があります。
「仕事が忙しくて」「恋人や家族がいなくて」と、さまざまな理由で、気兼ねなく話せる人がいない場合にキャバクラで会話を楽しんでいるのです。
男性によくあるのが「友達や家族に悩みを吐き出すのは恥ずかしい」という考え。赤の他人だからこそ話せることも多いので、キャストは悩みや愚痴を最後まで聞いてあげるとよいでしょう。
- 尊敬・称賛する:「すごい!」「尊敬します!」
- 共感する:「わかります」「私もそう思います」
- 相槌を打つ
- 愚痴を聞いているときも嫌な顔をしない
最後まで話の腰を折らずに、じっくり話を聞いてくれる人の存在は貴重です。「この子は自分の味方だ」と感じてもらえればリピートにつながるため、どんな話でもじっくり落ち着いて聞くようにしましょう。
まとめ:キャバクラへ行く男性の欲求・心理を理解して接客に生かそう!
今回は、キャバクラへ行く男性の心理を解説しました。「男性はなぜキャバクラへ行きたくなるのか?」を分析し、その欲求に応じて接客すれば、自然にリピーターは増えていくはずです。
「もっと売上を伸ばしたい」「もっとリピーターを増やしたい」と悩んでいる方は、ご紹介した5つの欲求「モテたい・尊敬されたい・癒されたい・褒められたい・話を聞いてほしい」を理解し、接客ワードや態度を参考にしてみてくださいね。