「キャバ嬢だけど最近話題のパパ活に興味がある」
「実際にパパ活ってどんな感じなの?やって大丈夫なの?」
表向きはプラトニックな関係とされていますが、肉体関係を結んで高額な金銭のやり取りをすることも多く、法律に抵触する可能性や様々な犯罪の温床として問題視されることもあります。
一方で、短時間で高収入を得られることや、隙間時間を活用してできることから、パパ活に興味を持つキャバ嬢が増えています。
今回は、パパ活に興味があるキャバ嬢に向けて、キャバ嬢がパパ活をする理由やメリット・デメリット、パパ活をする際の注意点などを詳しく解説します。
キャバ嬢がパパ活をするケースが増えたのは何故?
キャバ嬢がパパ活をするケースが増えたのは何故でしょうか。ここでは、4つの理由について解説します。
コロナ禍を機に仕事が激減してしまったから
世間を賑わせた新型コロナウイルス感染症。
現在は落ち着きを見せているものの、2020年には都市部を中心に緊急事態宣言が発令されて飲食店や夜のお店の多くは営業自粛を余儀なくされました。
当然多くのキャバ嬢が生活に大打撃を受けることとなりましたが、行き場のない彼女達が何とか生活費を得るために注目したのがパパ活です。
直接パパと交渉してお手当の交渉ができたことや、比較的時間などにも融通が利いたことからキャバクラでのお仕事よりも稼げたというキャバ嬢も少なくありません。
キャバ嬢として培った経験やノウハウを活かせるから
キャバ嬢は、キャバクラで培った経験やノウハウを遺憾なくパパ活で発揮することができます。
キャバクラとパパ活の形態は異なるものの、「男性に喜んでもらってお金をいただく」という本質的な部分での稼ぎ方は同じです。
「どうすればパパの心を掴むことができるのか?」「パパに気に入ってもらうためには何をすべきか?」といった思考力やノウハウを活かすことで周囲のパパ活女子に差を付けることができる点がキャバ嬢達の強みです。
より多くの収入を得たいから
「キャバ嬢としてなかなか芽が出ずに生活が苦しい」
「仕事の合間にもっと効率よく稼ぎたい…」
など、自身がより収入を得るためにパパ活を始めるキャバ嬢も少なくありません。
キャバ嬢としては活躍できなかった女性でもパパ活女子としては人気が出る場合があるほか、出勤前後にパパ活の予定を組み込めればより稼げる様になります。
そして、キャバ嬢もパパ活も生涯にわたって続けることはできません。
自身の若さやルックスを武器にできる時期にキャバ嬢とパパ活を両立すれば将来への蓄えもしっかりと用意することができます。
パパ活と同様にキャバクラの業務外にキャバ嬢が金銭を得る方法として「店外デート」があります。店外デートとは何かは以下の記事を参考にしてください。
自分では手が届かない贅沢を味わえるから
自分では手が届かない贅沢を味わえることもパパ活がキャバ嬢から人気を集める理由のひとつ。
- 高級車に乗ってドライブを楽しむ
- 高級レストランで豪華なディナーを囲む
- スイートルームに宿泊する
お金持ちのパパを捕まえればこうした体験ができることもパパ活の醍醐味といえます。
パパ活で味わった贅沢はキャバ嬢のキャリアの中ではもちろん、その後の人生においても貴重な体験となることでしょう。
キャバクラとパパ活との違い
ここからは、キャバクラとパパ活との違いを解説します。
「両者の違いをより詳しく知りたい」「自分にはキャバ嬢とパパ活のどちらが向いているのかな?」と悩む方は是非参考にしてくださいね。
サービス内容の違い
キャバクラ
キャバクラでのサービスは、お客様の隣に座って会話をしたりお酒を飲むことです。
いわゆる接待がメインとなり、他のキャバ嬢やボーイとも連携しながらお客様に楽しいひと時を提供することが主なサービス内容となります。
パパ活
一方で、パパ活は完全に個人プレイの世界で求められるサービス内容もパパによって異なります。
純粋にお茶や食事のみを楽しむ関係もあれば、「大人」と呼ばれるいわゆる肉体関係を求められることもしばしば。
お茶や食事のみの関係であれば1回5,000円〜1万円程度を受け取ることができ、「ギャラ飲み」と呼ばれるお酒の席に参加するだけの場合もあります。
「大人」の相場は3〜5万円程度といわれていますが、パパ活の需要が拡大する中で相場も落ちているため思う様に稼げないことも珍しくありません。
プラトニックな関係(お茶や食事のみ) | 1回5,000円〜1万円程度 |
大人の関係(肉体関係) | 1回3〜5万円程度 |
お金の流れ
キャバクラは、お客様がお店で使った売上の数割から半分程度を収入として受け取れますが、パパ活はその場で全額をお手当としてもらうことができます。
パパ活の方が引かれ物などもなく現金手渡しでもらえて良いと考えるキャバ嬢もいますが、本当にお金を受け取れるかどうかは分かりません。
すぐ側に自身を守ってくれる人もいないため、最悪のケースではお金を受け取れないままパパと連絡が取れなくなってしまうことも考えられます。
その点、キャバクラであればお客様は確実に店内で会計をしてくれることはもちろん、何かトラブルが発生した場合には自分の代わりに男性スタッフが対応してもらえる安心感があります。
キャバクラ | 売上の数割~半分が収入になる | トラブルが少ない |
パパ活 | 全額収入になる | 最悪バックレられるリスクがある |
収入
パパ活を考えるキャバ嬢にとって最も気になるのが収入ではないでしょうか。
キャバクラ
東京都のキャバクラの平均時給は3,600円程度といわれていますが、エリア、経験、ルックス、売上によってそれ以上の時給を稼ぐキャバ嬢も少なくありません。
パパ活
一方、パパ活は1回のお茶や食事で5,000円〜1万円程度もらえることや、「大人」であればさらに高収入をゲットできるため、時給だけで見ればキャバクラよりも高収入を得ることができます。
ただし、パパがいなければそもそも収入が発生しないことや、きちんとお金を受け取れるかといったリスクなども考えると安定はしません。
危険性
キャバクラ
キャバクラは、単なる接待飲食店でありフロアでは常に男性スタッフが目を光らせているため大きな危険が伴うことはありません。
近年では、ドレスコードを設けるキャバクラも増えており、ガラの悪いお客様はそもそも入店を断られるというケースも見受けられます。
同伴やアフターに行く際こそ自身の身を守る必要はありますが、総じて安心して働くことができます。
パパ活
一方のパパ活は、全てを自身でやり取りする必要があるため高いリスクが伴います。
ネットの掲示板や交際クラブなどからの出会いとなるため、パパの素性が分からないまま関係性を構築しなければなりません。
少しでも違和感を感じるパパであれば2人きりにならない、2度と会わないなどの対応も考える必要があります。
自由度
キャバクラ
キャバクラで働く場合には週◯回、1日◯時間以上という様に出勤が求められ、それに基づいたシフトが作られます。
自身のスケジュールに合わせてお客様からの指名や売上を作る必要があるため決して楽な仕事ではなく、遅刻や欠席等があれば当然罰金の対象となります。
そして、売上次第で自身の給料が大きく左右されるため、安定して高収入を得続けるためにはパパ活をすることなくキャバ嬢の仕事に専念すべきです。
パパ活
一方で、パパ活であればある程度自由に働くことができます。
大学の講義の合間、休日、お客様との同伴前など、好きな時間にスケジュールを組める点はパパ活の魅力といえます。しかし、パパと随時予定を調整する必要があり、タイミングが合わなければ仕事が発生しないこともしばしば。
自身のタイミングに絞ってピンポイントでパパ活をする場合には多くのパパとやり取りをする必要があるため、その分労力もかかります。
キャバ嬢がパパ活をするメリット
キャバ嬢がパパ活をする場合には、次の3つのメリットがあります。
隙間時間で効率的にお金を稼げる
キャバ嬢とパパ活を両立することで、隙間時間を使って効率的にお金を稼ぐことができます。
プラスαで収入を得たい場合には掛け持ちで昼職や一般的なアルバイトをすることも考えられますが、キャバ嬢と比べれば時給は低く設定されており見劣りしてしまう部分があります。
また、隙間時間で副業にチャレンジするキャバ嬢もいますが、稼げるまで時間がかかってしまい結果的に長続きしないことも珍しくありません。
その点、パパ活であれば未経験であっても高額なお手当を受け取ることができるため、今すぐ稼ぎたいキャバ嬢にとっては打ってつけ。
出勤前後にパパ活をすることによってワンランク上の生活を送ることも夢ではありません。
日頃の接客スキルが役立つ
キャバ嬢は日々の業務の中でお客様と同伴やアフターへ行く機会も多く、パパに喜んでもらうためのトークスキルやマナーなども身に付いている女性がほとんど。
パパに「また会いたい!」と思ってもらえれば継続して収入を得ることができます。また、パパ活を通じてお茶や食事に行くことで、本業にもその経験を活かすことができます。
指名のお客様との接し方や同伴への誘い方も磨かれるため、まさに一石二鳥です。
金銭的余裕につながる
元々コロナ禍を機に注目を集める様になったのがパパ活です。
社会情勢の変化やお客様とのトラブルなどでキャバ嬢を辞めざるを得なくなっても、パパ活をすることで収入源を確保することができます。
キャバ嬢はあくまでも扱い的には個人事業主であるため不安定な部分も多く、自身の収入の柱としてパパ活を選択することは金銭的余裕にも繋がります。
現在の収入や働き方に不安があるキャバ嬢であれば一度パパ活を検討する価値はあります。
キャバ嬢がパパ活をするデメリット
キャバ嬢がパパ活をする場合には、次の3つのデメリットがあります。
キャバ嬢の仕事が疎かになる
キャバ嬢がパパ活をする最大のデメリットともいえるのが、仕事が疎かになってしまうこと。
パパ活で十分に稼げる様になってしまうとキャバ嬢の仕事に身が入らなくなる女性も少なくありません。
「パパ活で稼げるし、別にキャバ嬢の仕事はほどほどで良いか」「最近何となくしんどいしもうキャバ嬢辞めちゃおうかな…」となってしまえば元も子もありません。
キャバ嬢として売れたいという明確な目標があるのであれば、パパ活をせずにその分本業に専念した方が賢明です。
今以上に多忙になる
キャバ嬢と掛け持ちでパパ活をすれば今以上に多忙な日々を送ることとなります。
キャバクラで働く合間にパパ活をするのは想像以上にハードで、肉体的にも精神的にも疲れてしまうキャバ嬢も少なくありません。
プライベート重視でゆるく働きたいキャバ嬢にはあまり向きませんが、隙間時間を活用しながら短期的に収入を得たいと考える女性であればパパ活を検討してみても良いでしょう。
パパ活をしていることがバレる可能性がある
街中で誰かに見られる、つい口が滑るなどのふとした出来事がきっかけでパパ活をしていることが周囲にバレる可能性があります。
『パパ活=売春』と思っている人も多く、悪いイメージを持たれてしまったり、最悪の場合には現在勤めるお店にいられなくなるかもしれません。
周囲にバレるリスクを抑えながらパパ活をしたいのであれば、自身の生活圏内ではパパと会わない、パパ活アプリを利用しながらパパを探すなどの工夫をする必要があります。
それでもキャバ嬢がパパ活をするなら注意したいポイント
基本的にキャバ嬢がパパ活をすることはおすすめできません。しかし、様々な危険性やデメリットを考慮した上でそれでもパパ活をやりたいと考える方もいます。
ここでは、キャバ嬢がそれでもパパ活をするなら注意したいポイントを5つ解説します。
絶対に誰にも言わないこと
パパ活をするのであれば絶対に誰にも言ってはいけません。
軽はずみにパパ活をしていると言ってしまえば、周囲やお店からの信頼を失ってしまうことはもちろん、パパの生活や人間関係にも大きな影響を与えかねません。
最悪の場合は、高額な損害賠償請求やトラブルへと発展することも十分に考えられるため注意が必要です。
お互いにしっかりと条件を決める
パパ活をするのであれば、パパときちんと条件を定めることも大切です。
条件が曖昧なままパパ活をしてしまえば後々のトラブルにも繋がりかねません。
お金は必ず現金先払いで受け取る
残念ながら、パパの中には「大人」の後に報酬をはぐらかして逃げる悪質な男性もいます。
余計な金銭トラブルを招かないためにも、必ず自分の目で確認してからパパ活することを意識してくださいね。
パパや他の女性に対して嫉妬しない
パパ活をするのは金銭的に余裕のある男性がほとんどです。
あなた以外にも関係を持つ女性がいてもおかしくはなく、パパが望む要求に応えられなければ関係を切られてしまうこともあります。
そんな時に、パパや他の女性に対して嫉妬しないことはもちろん、パパに対して仕返しをしようと考えてしまうのは御法度。
パパに対して金銭的な依存をしない
自身に高額なお金を使ってくれるパパがいると金銭感覚が段々と麻痺してしまいます。
高級レストランでの食事やブランド物のプレゼント、高額なお手当などを受け取る内に一般的な生活レベルでは物足りなくなってしまうキャバ嬢も少なくありません。
しかし、パパ活はキャバクラで働くのと同じで若さを売りにする行為であるため、決して生涯にわたって続けられる仕事ではありません。
加えて、パパに飽きられてしまえばある日突然関係性が終わってしまうことも珍しくなく、それまでの優雅な生活を維持できなくなってしまうことも十分に考えられます。
まとめ:キャバ嬢にパパ活はおすすめできない!
今回は、キャバ嬢がパパ活をする理由やメリット・デメリット、パパ活をする際の注意点などについて解説しました。
キャバ嬢の仕事の合間を縫ってパパ活をすることで効率良くお金を稼ぐことができます。
トーク力やコミュニケーション能力などに優れるキャバ嬢はパパ活でも人気を獲得できる可能性が高く、今以上の収入を手にしたいのであればチャレンジする価値はあります。
一方で、パパ活をすることで今以上に多忙になりキャバ嬢の仕事が疎かになる、お店が守ってくれる訳ではないためパパとの間にトラブルが発生しても自身で解決するしかないなどの様々な危険性やデメリットも伴います。
キャバクラで働くよりも手軽に高収入をゲットできるから…と安易にパパ活をするのは危険で、自身のスキルを磨いてキャバ嬢として働いた方が長い目で見れば安定して稼ぐことができます。