キャバクラのウェブ指名とは?
これにより、お客様は実際に店舗を訪れる前に、気になるキャストを事前に選定することが可能となります。
最近では、Instagramを通じての「インスタ指名」やTikTokを利用した「TikTok指名」も増加しています。
インスタ指名やTikTok指名を含むウェブ指名は、キャバクラ業界において、新しいお客様を引き寄せる手段として機能しています。
特に初めてキャバクラを訪れるお客様や、遠方から訪れるお客様にとって、事前にキャストの情報を得ることができ、来店のハードルを下げる要因となります。
また、キャスト自身もウェブ指名を通じて新しいお客様を獲得するチャンスを得ることができます。
キャバクラの指名の種類と特徴
キャバクラには「ウェブ指名」の他に色々な種類の指名があります。
それぞれの違いを理解しておきましょう。
指名の種類 | 特徴 |
---|---|
本指名 | お客様が特定のキャバ嬢を指名して来店することを指します。 前回フリーで訪れ、気に入ったキャバ嬢を次回来店時に指定することも本指名になります。 |
場内指名 | 最初に本指名せずにフリーでお店に入り、その後、接客を受けながら気になったキャバ嬢を選んで指名することを指します。場内指名は本指名につながる確率が高いとされています。 |
ビジター指名 | 初めてそのキャバクラを訪れたお客様、もしくは指名を持っていないフリーのお客様が、店内で気に入ったキャバ嬢を指名することを指します。ビジター指名は、キャバ嬢の見た目や雰囲気が大きく影響します。 |
メンバー場内 | すでに本指名のキャバ嬢がいるお客様が、プラスαでその他のキャバ嬢を追加で指名することを指します。メンバー場内は基本的に本指名に発展しませんが、紹介などで本指名に繋がることもあります。 |
場内指名とビジター指名は一見にているようでややこしいですが、両者の違いは主にビジター指名が「初めてのお客様による指名」であるのに対し、場内指名は「フリーで入店したお客様が店内で指名する行為」である、という点になります。
どちらもフリーのお客様が指名を行う行為ですが、ビジター指名は特に“初めて”のお客様が対象となる点が異なります。
キャバクラのウェブ指名のメリット
ウェブ指名は、キャストとお客様双方にとって多くのメリットをもたらします。
以下、キャバ嬢側とお客側のメリットに分けて詳しく解説します。
キャバ嬢側のメリット
新しいお客様の獲得
ウェブ指名を通じて、これまで接点のなかった新しいお客様を獲得することができます。
安定した収入
ウェブ指名が増えることで、指名料やバック率が上がり収入が安定します。
プロフィールのアピール
自身のプロフィールをウェブ上でアピールし、多くのお客様に自分を知ってもらうチャンスになります。
お客側のメリット
事前の情報収集
お店のキャスト情報を事前にチェックし、気になるキャストを見つけることができます。
スムーズな来店
指名を事前に済ませることで、来店時にスムーズかつ確実にお気に入りのキャストと会うことができます。
リスクの軽減
事前にキャストの情報を知ることで、初めてのお店でも失敗するリスクを軽減できます。
特典の利用
ウェブ指名を行うことで、お店から提供される特典やキャンペーンを利用することができる場合もあります。
キャバクラのウェブ指名のデメリット・注意点
ウェブ指名は多くのメリットを持っていますが、一方でデメリットや注意が必要なポイントも存在します。
キャバ嬢側とお客側、それぞれの視点からデメリットや注意点を解説します。
キャバ嬢側のデメリット・注意点
手取り額の違い
ウェブ指名における指名バックが、本指名に比べて少ない、またはバックが付かない場合があります。
プロフィールの管理
ウェブ上のプロフィール情報の更新や管理が必要であり、情報が古いとお客様をがっかりさせてしまう可能性があります。
プライバシーの配慮
写真やプロフィール情報がウェブ上で公開されるため、プライバシーに対する配慮が必要です。
お客様の期待値
ウェブ指名は顔やプロフィールだけで選ばれるため、お客様の期待値が高くなり、実際の接客時にプレッシャーを感じることがあります。
お客様側のデメリット・注意点
写真とのギャップ
キャストの写真が加工されている場合や実際の雰囲気と異なる可能性があります(いわゆる「写真詐欺」)。
情報の正確性
キャストのプロフィール情報が古い、または正確でない可能性があります。
指名料の確認
ウェブ指名にかかる料金やシステムを事前に確認しておかないと、思っていたより高額な請求が来る可能性があります。
キャンセルポリシーの確認
指名したキャストが急遽出勤できなくなった場合のキャンセルポリシーを確認しておくと安心です。
プライベートアカウントへのDM
キャストによっては営業用のアカウントと、プライベート用のアカウントを持っているケースがあります。
プライベート用のアカウントにも関わらす、「指名したいです」とDMを送りつけたりするのはNGです。
必ずSNS経由で指名をする場合は、以下を確認してください。
- プロフィール欄にお店の名前やお店のHPへのリンクが載せてあるか
- キャバクラに関する投稿やお店の名前のハッシュタグがあるか
- 「ウェブ指名歓迎!」などと記載があるか
プロフィール欄にキャバクラで働いていることが書かれていないのに、DMを送るのは女性に恐怖心を与えてしまうので注意しましょう。
キャバクラでのウェブ指名の流れ
ここでは、キャバクラでウェブ指名を行う際の基本的な流れを紹介します。
ウェブ指名は、とても手軽で計画的にキャバクラで楽しむことができます。ポイントを押さえながら、素敵な時間を過ごしてくださいね。
キャバクラの公式ウェブサイトや関連する情報サイトを確認し、キャスト情報や料金、キャバクラのシステムを把握しましょう。
キャストのプロフィールや写真をしっかりと確認し、気になるキャストがいるかをチェックします。写真だけでなく、プロフィール文も参考にして、共通の話題を見つけると良いでしょう。
キャストの写真の多くが加工されていることを年頭においておきましょう。
ウェブ指名の方法(オンラインフォームの使用、SNSのDMを使用など)や料金、指名可能な時間帯などを確認しましょう。
確認した情報をもとに、ウェブ指名を行います。指名料金の支払い方法や、指名の確定方法を把握しておくことが大切です。
指名した日時に遅れないように、来店の準備をします。服装やマナーに気をつけ、楽しい時間を過ごすための心構えを持ちましょう。
指名したキャストとの時間を最大限に楽しむために、事前に調べた共通の話題を使って、コミュニケーションを楽しみましょう。
訪れたキャバクラやキャストに感謝の気持ちを伝え、次回の指名を楽しみにしましょう。また、口コミやレビューもお店にとっては貴重な情報となります。
まとめ
ウェブ指名を活用することで、お客様は自分の好みに合ったキャストと楽しい時間を過ごすことができ、キャストも新しいお客様との出会いを楽しむことができます。
ただし、ウェブ指名にはキャストの写真やプロフィールのギャップ、料金体系の確認など、注意すべきポイントもありますので、それぞれのステップで慎重に情報をチェックし、理解した上で利用しましょう。