キャバクラでは、一生懸命に接客していても、お客様からNGやチェンジを言い渡されてしまうキャストがいます。
お客様からNGやチェンジを頻繁にされてしまうと、お店側からの評価が下がり、働くこと自体が苦痛になってしまうことがありますね。
売上を作るためにも、チェンジされてしまうキャバ嬢の特徴を掴んで、しっかりと対策することが重要です。
今回はキャバクラで「チェンジ」されないためのポイントを詳しく解説していきます。売上をあげたいキャバ嬢は必見ですよ!
キャバクラのチェンジとは?
キャバクラでは基本的に1セット50~60分です。その間15~20分間隔ごとに女性が交代します。これを付け回しと言います。
付け回しの15~20分はあくまで目安となり、席の盛り上がりによっては長くつける場合もあります。
キャバクラのチェンジには2種類ある
キャバクラのチェンジには2種類あります。
1つ目はボーイがキャストをチェンジする場合で、2つ目はお客様がキャストをチェンジする場合です。
この2つのチェンジは意味合いが全く違うので、しっかり押さえるようにしておきましょう。それぞれ詳しく解説していきます。
1.ボーイがキャストをチェンジする場合
キャバクラにおけるチェンジの1つ目は、ボーイがキャストをチェンジするケースです。
これは先述した「付け回し」の一環として、一定の時間が経ったら行われます。ボーイに呼ばれた場合はお客様の席を立つ前に「場内指名」の交渉をするのが一般的です。
場内指名を獲得できなかった場合は、速やかに席を立つようにしましょう。ドリンクをいただいていたら「ご馳走様」のお礼とドリンクを飲み干すことも忘れずに行ってくださいね。
2.お客様がキャストをチェンジする場合
キャバクラにおけるチェンジの2つ目は、お客様がキャストをチェンジする場合です。
お客様が気分を害したり、気が合わないと感じたりした場合に起こります。
どうしても馬が合わない場合もありますが、チェンジされる場合はお客様に相当不愉快に思われたということなので、後から原因を振り返るようにしましょう。
頻繁にチェンジされてしまうとお店に迷惑がかかる
先述したようにどうしても馬が合わないお客様もいるので、たまにチェンジされる分にはお店側も何も思いません。
しかし、1日に何度もチェンジされたり、頻繁にチェンジされたりすると「あの店はロクなキャバ嬢が在籍してない」と噂になりお店の評判に影響します。
お客様側に難があるのではなく、キャスト側に原因があるとされてしまう場合もあるので、「接客のプロとして自分に悪い部分はなかったか」しっかり自分の行動や発言を振り返りましょう。
キャバクラでチェンジされてしまう5つの原因
ここまではチェンジの意味や種類について解説しました。
ここからは実際にキャバクラでチェンジされてしまう5つの原因を紹介します。自分の日頃の接客に当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。
1.清潔感がない・身だしなみができていない
キャバクラでチェンジされてしまう原因の1つ目は、清潔感がないことや身だしなみが整っていないことです。
キャバクラは自分自身が商品となってお客様を楽しませる場所です。接客する側として最低限の身だしなみができていないと、お客様をがっかりさせてしまいます。
髪やネイルにも気を遣って、お客様に少しでも可愛いと思ってもらえるようにしましょう。
2.シャンパンや場内指名のおねだりがしつこい
シャンパンや場内指名のおねだりがしつこすぎるのも、キャバクラでチェンジされる原因のひとつです。
明らかにお客様がシャンパンを出したがっていないのにしつこくシャンパンやドリンクを煽ったり、気に入られていないのに場内交渉で引き下がらなかったりすると、お客様は不愉快な気持ちになってしまいます。
自分がお客様にあまりはまっていないなと感じたら、1〜2回のおねだりで押さえておきましょう。
3.会話が弾まない・愛嬌がない
会話が弾まない・愛嬌がない場合もキャバクラでチェンジされてしまうことが多くなります。
そもそもお客様は、お酒を飲みながら楽しく会話をするためにキャバクラに遊びにきています。
せっかく遊びにきたのに会話が一切弾まなかったり、ムスっとした態度をとっているキャストだったりすると、お客様の満足度が一気に下がってしまいますよ。
4.個性が強すぎる
個性が強すぎる場合も、キャバクラでチェンジされてしまう原因のひとつです。
お客様によってはドンピシャにはまってくれる場合もありますが、世の中の大抵のお客様は、「不思議ちゃん」よりも「常識人」を好みます。
キャバクラは接待の場として使われることも多いので、個性が強すぎると自覚している場合は、少し気をつけた方がいいかもしれません。
5.礼儀・マナーがなっていない
最低限の礼儀・マナーがなっていない場合も、キャバクラでチェンジされてしまう原因となります。
初対面なのにいきなりタメ口で話したり、上から目線で物事を話したりするのもよくありません。
親しげに話すということは、気を遣わなくてもいいという訳ではないということをしっかり覚えておくようにしてくださいね。相手を尊重したコミュニケーションをとることが重要ですよ。
キャバクラでチェンジされないための4つのポイント
ここまでは、キャバクラでチェンジされてしまう原因について詳しく解説しました。
では一体どうやったら、キャバクラでチェンジされにくくなるのでしょうか。そのためには、お客様に楽しんでもらうことが大切です。
ここからはキャバクラでチェンジされないための4つのポイントについてご紹介します。
1.聞き上手に徹する
キャバクラでチェンジされないためには、とにかく聞き上手に徹するようにしましょう。そもそもチェンジされるということは、お客様が楽しめていないということ。
キャバクラにくるお客様は、会話を楽しみにきている人がほとんどなので、聞き上手に徹して相手の会話を盛り上げるようにしましょう。
そうすることでチェンジされる可能性は一気に低くなりますよ。相手の趣味や話したそうなことについて、質問などを通して深掘りするのがおすすめです。
2.常に笑顔を心がける
キャバ嬢にとって愛嬌は大きな武器です。常に笑顔を心がけることで、お客様から良いイメージを抱いてもらえますよ。
少し話が合わないなと思われたとしても、笑顔でニコニコ話を聞いていれば「まあいいか、愛嬌あるし」と思ってもらえることもあるでしょう。
お客様が快適に空間を楽しめるよう、常に笑顔で接客することを心がけましょう。
3.挨拶をしっかりとする
キャバクラでチェンジされないためには、第一印象も非常に大切です。お客様への最初の挨拶はしっかり行うようにしましょう。
笑顔でしっかりと目を見て自己紹介をするだけで、「この子はしっかりしているな」というポジティブな印象を与えられます。
反対に第一印象が悪ければ、後から挽回することが難しくなるのでチェンジされる可能性も高くなります。挨拶は常日頃からしっかりと行うようにしてくださいね。
4.ドリンクのおねだりはスムーズに行う
キャバクラでチェンジされないためには、ドリンクのおねだりはスムーズに行うようにしましょう。先述したように、ドリンクや場内交渉のおねだりがしつこすぎると、お客様は不快に感じてしまいます。
唐突にドリンクを頼むのではなく、会話のなかでスムーズにお願いするのがおすすめです。お客様にいつもどんなお酒を飲むのか聞いた後に、お酒の話に持っていって交渉するのもおすすめですよ。
キャバクラでお客様側の理由でチェンジされる4つの理由
ここまでで、チェンジされてしまう原因や理由について解説しましたが、どんなに頑張ってもお客様側の理由でチェンジされてしまうこともあります。
そういうときは自分を責めるのではなく、次の接客に意識を向けるようにしましょう。ここからはお客様側の理由でチェンジされる4つの理由についてご紹介します。
1.お客様がたまたま不機嫌だった
どんなに接客を頑張っていても、お客様の虫の居所が悪ければ無条件でチェンジされてしまう場合もあります。
そういうお客様は何を言っても否定的な言葉を返してきます。ムキになって言い返すのはむしろ逆効果なので、静かにニコニコと頷くのが得策ですよ。
チェンジされたらむしろラッキーだと思うようにしましょう。
2.チェンジをすることで優越感に浸っている
キャバクラが好きなお客様のなかには、チェンジをすること自体に優越感を感じている人もいます。
そういう人は大体上から目線で物事を話してくるので、受け流すのがおすすめです。チェンジされた場合も、何も気にすることはありませんよ。
3.理想が高すぎる
キャバクラに遊びにくるお客様のなかには、理想が高すぎる人もいます。
自分がそのタイプに当てはまっていなかったら突然不機嫌になったり、一切話さなくなったりするタイプもいますよ。
そういった理由でチェンジされた場合は、純粋に合わなかったんだなと思うようにしましょう。人の顔のタイプはそれぞれなので、100人中100人に好まれる人はなかなかいませんよ。
4.酒癖が悪い
お客様の酒癖が悪く、理不尽にチェンジされることもあります。
いつもは温厚でチェンジを一切しない人だとしても、お酒で気が大きくなって威張った態度をとることもあります。
酒癖が悪いお客様に当たってしまった場合は、なんなくやり過ごすようにしましょう。
キャバクラでチェンジされた際の心の持ち方
仕方のないことだとわかっていても、キャバクラでチェンジされるのは精神的にもきついですよね。最後に、キャバクラでチェンジされた際の心の持ち方について解説します。
キャバクラで働く際は、以下のマインドを持って働くようにしてくださいね。
お客様との相性が悪かったと思う
どうしてもお客様と合わなかった場合は、人としての相性が悪かったと思うようにしましょう。学校で性格が合わない人が1人は必ずいるように、たくさんいるお客様全員と気が合う訳ではありません。
お客様の見る目がなかったと思う
お客様の見る目がなかったと自分を納得させるのも、一つの方法です。
お客様一人ひとりによってタイプは十人十色です。最善の接客をしてもダメだった場合は仕方ありません。自分をタイプだと言ってくれるお客様を大切にするようにしましょう。
まとめ:キャバクラでチェンジの原因をなくし、多くの指名を獲得しよう!
今回はキャバクラでのチェンジについて詳しく解説しました。
チェンジされる原因を理解し、それを避けることでお客様からの評価を高め、結果として指名を増やすことができます。
清潔感を保ち、常に笑顔を絶やさず、お客様の話をしっかりと聞くことで、お客様との良好な関係を築くことが可能です。また、礼儀正しさやマナーを守ることで、お客様に安心感を提供し、リピート指名に繋げることができます。
時にはお客様との相性が合わないこともありますが、それは誰にでも起こり得ることです。失敗を恐れず、次の接客に向けて前向きな姿勢を持ち続けることが大切です。
この記事を参考に、キャバクラでの接客スキルを磨き、より多くのお客様に愛されるキャストを目指しましょう。