キャバクラの閑散期を把握してライバルに差をつけよう!接客のコツを大公開

赤いドレスを着てピンクの壁の前に立つ外国人女性

「なんか最近お客さんの入りが少ない気がする…キャバクラって閑散期があるの?」
「お店が暇で給料が少ないし、お客さんを呼んでも来てくれない…どうしたらいいんだろう?」

華やかでお金回りの良いイメージがあるキャバクラにも、閑散期は存在します。何も対策をしないと、シフトや給料が減ってしまうだけでなく、最悪の場合、クビになることもあるのです。

この記事では、キャバクラの閑散期について詳しく解説し、閑散期でも指名が絶えなくなる接客のコツを紹介します。閑散期に売上を安定させて、ライバルに差をつけたい方は、ぜひ最後までお読みくださいね。

もくじ

キャバクラの閑散期は2月と8月、繁忙期は10月~1月

プレゼントの箱の上に置かれた2月のカレンダー

キャバクラの閑散期は2月と8月です。
2月と8月は、飲食業界でも「ニッパチ」と呼ばれており、売上が下がりやすい時期です。

この時期に客足が遠のく背景を簡単にまとめました。

  • 2月
    12~1月にかけて、年末年始のイベントなどで出費が多いため(忘年会・クリスマス・お正月・新年会)、2月にお金を使いにくい
  • 8月
    夏休み期間で家族旅行やイベント、帰省などで出費が多いため、個人的な娯楽にお金を使いにくい

反対に、キャバクラの繁忙期は10月~1月です。

この時期はクリスマスや忘年会などのイベントが多く、ボーナスで金銭的にも余裕があるので、何もしなくても多数のお客様が来店する傾向にあります。

しかし、忙しい時期に流されるまま接客していると、閑散期に一気に売上が落ちて苦しむキャバ嬢が多いのです。

閑散期をあらかじめ把握しておき、それに備えた接客を常日頃から意識することが売上の安定につながります。

閑散期のキャバクラで起こること

白いドレスを着て頭を抱えてしゃがみ込む外国人女性

キャバクラが繁忙期から閑散期に入ると「年末年始忙しかったから、ゆっくりできて嬉しい」と、最初は思うかもしれません。

しかし、閑散期の対策を何もしていないと以下の問題が起きやすくなります。

  • 出勤日数を減らされる
  • 勤務時間が短くなる
  • 給料が減る
  • クビになる

これらを回避する方法もあわせてご紹介していますので、ぜひお読みください。

閑散期はキャバクラの出勤日数を減らされる

キャバクラが閑散期に入ると、お店側は赤字になることを心配します。そのため、同伴や指名を取れず、売上の少ないキャストはシフトを減らされる可能性があるのです。

人気キャバ嬢は売上に貢献できるのでメインで入れてもらえますが、新人や短時間勤務のキャストは稼ぎづらくなります。「同伴か、指名のお客様が来るまで出勤しなくていい」と言われるケースもあるようです。

閑散期でもあなた目当てに来店してくれるお客様を、一人でも多く作っておくことが大切です。

閑散期はキャバクラでの勤務時間が短くなる

閑散期のキャバクラの赤字対策として、勤務日数を減らされるだけでなく勤務時間を短くされるケースもあります。よくある例を以下にまとめました。

  • 通常は深夜1時まで営業しているのに、23時で店を閉める
  • 普段は19時入りなのに「21時からでいい」と言われる
  • 「早上がりして」と言われて、勤務時間が1~2時間程度になる

出勤時間が減ると当然給料も減ってしまうので、キャバ嬢自身の生活も苦しくなります。効果的な対策のひとつは、同伴で自らお客様をお店に連れてくることです。

お客様が来店すればお店側も早く店を閉める必要がなくなるので、出勤時間を短縮されるリスクも防げます。

閑散期はキャバクラの給料が減る

キャバクラの勤務日数・時間ともに減らされると、それに伴い給料も減っていきます。

また、指名がないキャバ嬢には黒服からの指摘も厳しくなりやすいです。「やる気あるんですか」「指名を取るための努力はしているんですか」などと言われることも珍しくありません。

給料が減ることによる生活苦と、スタッフからの圧力に耐えかねて退職に追い込まれるケースもあります。キャバクラでは、受け身の姿勢でいるとお客様からの指名を獲得できず、売上も伸ばせません。

給料を安定させるには積極的に営業して、お客様やスタッフに自分の魅力をアピールし続けることが大切です。

閑散期はキャバクラをクビになりやすい

繁忙期のキャバクラでは、お客様を待たせたり退屈させたりしないために、とにかくキャバ嬢の数が必要です。

一方で、閑散期に入ると指名を取れないキャストはお店が赤字になる原因のひとつと見なされるため、最悪の場合クビになることがあります。

一部の悪質なお店では「明日からもう来なくていい」と、即日解雇されるケースもあるようです。悪質なお店の場合は早急に退職して、別のきちんとしたお店に移るのが賢明です。

経営がクリーンなお店でクビを防ぐためには、日頃から勤務態度を良好に保ち、お店側からの信頼を獲得しましょう。

キャバクラの閑散期にするべき接客のコツ3つ

プレゼントボックスを持って立つ赤いドレス姿の外国人女性

キャバクラの閑散期を乗り越えるには、日頃からコツコツ営業して指名をもらい続けることが大切です。ここでは閑散期にすべき接客のコツを3つご紹介します。

  1. バレンタインイベントを活用する
  2. たくさんのフリー客につく
  3. アフターに誘う

今日からすぐできるものもあるので、積極的に実践していきましょう。

バレンタインイベントを活用する

LINEなどでお客様に来店をお願いする際は、イベントを活用すると効果的です。特に2月はバレンタインがあるので、これを使わない手はありません。

バレンタインイベントは女性から男性にプレゼントを渡すので、男性側のプレッシャーや負担が少ない点もメリットです。また「バレンタインにチョコをもらえるだろうか」と、内心ソワソワしているという男性の声もよく耳にします。

「バレンタインに渡したいものがあるから、来て欲しいな」と連絡すると、久しぶりのお客様が来店してくれることもありますよ。

さらにチョコをもらえると、お客様も「何かお返ししたい」と感じて、その後も来店してくれるケースが多いです。

2月のバレンタインのほか、8月なら夏祭りイベントを開催して浴衣姿で接客するのも良いでしょう。キャバクラのイベントについて、くわしく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

たくさんのフリー客につく

繁忙期でもただ流されるままに接客するのではなく、お客様と積極的に連絡先を交換して、できるだけ連絡を取りましょう。

閑散期に向けて種まきするイメージでお客様と地道に信頼関係を築いておくと、お店が暇なときでも指名をもらいやすくなります。

お客様の連絡先を獲得するには、フリーの席につけてもらう必要があります。フリーの席へどのキャバ嬢をつかせるかは「付け回し」と呼ばれるベテランの黒服が決めるため、付け回し担当からの信頼を得ることが不可欠です。

特に、場内指名を取れると黒服からの信頼度が上がって、優先的にフリーの席につけてもらえるようになります。

まずは与えられたチャンスを確実に活かせるよう、外見と接客スキルを磨いてフリー客の接客に臨みましょう。

付け回しの優先順位ついてくわしく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

アフターに誘う

お客様をアフターに誘うのも、閑散期ならではの営業方法のひとつです。「いつもバタバタしててごめんね、今は落ち着いてるからゆっくり話せるよ」という感じで誘ってみると、お客様も喜んで来店してくれるでしょう。

ただし、誰かれ構わずアフターに誘うと「軽い女」だと思われて、逆効果になる恐れもあります。

ある程度仲の良いお客様だけを誘うなど、営業する相手を慎重に選ぶことが売上アップのポイントです。

また、同伴は指名料や同伴料がキャバ嬢に入りますが、アフターは無給です。普段行けないような高級店に連れて行ってもらえるケースもある一方で、拘束時間も長くなるため、くれぐれも無理のない範囲で行いましょう。

アフターのメリット・デメリットについてくわしく知りたい方は、こちらの記事もお読みください。

まとめ:キャバクラの閑散期を乗り切るためには指名作りが大切!

キャバクラの閑散期は2月と8月です。閑散期に何も対策しないと給料が減るだけでなく、最悪クビになるケースもあります。

閑散期だけ頑張っても指名は獲得できないので、普段から貪欲に営業して、お客様とスタッフ両方の信頼を得ることが大切です。

どんな時期でも指名を絶やさないために、ルックスとトークスキルを磨き続け、お客様がまた会いたくなるキャバ嬢を目指しましょう。

また、キャバ嬢とSNSは相性が良く、SNSでコツコツ発信していくことも非常におすすめです。InstagramやYouTube、TikTokなどがきっかけで、人気に火がついたキャバ嬢も大勢います。

SNSは一度にたくさんのお客様にアピールできますし、リアルタイムのお店の状況を発信することで「今から行こうかな」と思ってもらえやすいです。SNSを使ったキャバ嬢の営業テクニックは、こちらの記事を参考にしてください。

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