キャバクラアフターってキャバ嬢は何するの?同伴との違いや注意点も!

日本人の若い女性と男性がbarのカウンターでお酒を飲みながら会話している様子
もくじ

キャバクラのアフターとは?

雰囲気の良いバーで飲みながら会話する男女

「アフター」とは、キャバクラが閉店した後にキャバ嬢とお客様が一緒に外出することを意味します。ただし、無理な誘いは禁止されており、アフターはキャバ嬢とお客様双方が同意した上で行われます。

アフターは、お客様の「もっとキャバ嬢とプライベートな時間を過ごしたい」という願望を叶える場となります。普段はお金を払ってキャバ嬢と話すお客様にとって、キャバ嬢とプライベートな時間を過ごすことは大きな喜びとなるでしょう。

しかしアフター自体は無給です。そのため、キャバ嬢がアフターに参加するかどうかは彼女自身の選択によります。また、アフターの形態は様々で一対一やグループ、または一人のお客様に複数のキャバ嬢が参加するケースもあります。

これらを考慮すると、キャバクラのアフターはキャバ嬢とお客様との絆を深める機会である一方で、キャバ嬢にとっては自分のサービス精神とプロとしての自覚を試される時間でもあると言えます。

アフターと同伴の違い

「アフター」と「同伴」は、いずれもキャバ嬢とお客様がキャバクラの外で交流することを指しますが、その目的には大きな違いがあります。

【アフター】

お客様が支払う料金は発生しません。つまりアフターをしてもキャバ嬢には収入が入らないということです。さらに、アフターは営業時間外の行為なので、キャバクラ側からのサポートやフォローは受けられません。

そのため、キャバ嬢は自己責任で行動する必要があります。アフターをしてもキャバクラ側への直接的な収益が見込めないため、アフターノルマというものは設けられていません。

【同伴】

キャバクラの営業前にキャバ嬢とお客様が店外で会うことを指します。同伴をするとお客様には「同伴料」や「指名料」が発生するため、それらはキャバ嬢の収入となります。

また、同伴によりお客様を店に誘導することで新規のお客様を確保する機会も増えるため、キャバクラ側にとってもメリットがあります。そのため、お店によっては同伴を月間のノルマとして設けているところもあります。

キャバクラに来る男性がアフターに誘う理由

微笑む日本人の男性

キャバクラのアフターへ誘う男性の心理を探ると、主に3つの理由が考えられます。

  • 自分だけに注目してほしいから
    好みのキャバ嬢と二人だけの時間を過ごすという経験は、男性にとって大きな特別感を与えます。キャバ嬢が自分だけに集中してくれることで、男性は自分が特別な存在であると実感できるのです。
  • キャバクラを超えた恋愛感情をキャバ嬢に対して抱いているから
    キャバクラの外でキャバ嬢と過ごすことで、恋人と過ごしているような気持ちを実感できます。つまり、男性がアフターを通してキャバ嬢との恋愛を夢見たり、キャバ嬢と恋人のような時間を体験したいと願っているのです。
  • 自分だけの夢のデートを実現するため
    高級レストランでの食事や、好きな食べ物をキャバ嬢と一緒に味わうといったデートのイメージを実際に体験できます。さらに、魅力的なキャバ嬢と一緒に街を歩くという光景は、男性の優越感をかきたてます。

これらの理由を踏まえると、キャバクラのアフターは男性が自分の理想や夢を具現化できる場と言えるでしょう。

キャバ嬢がアフターへ行くメリット

OKサインを出す青いワンピースの女性

アフターは、キャバクラの営業が終わった後にサービス残業するようなものなので、「あまり行きたくないな」とためらうかもしれませんね。ですが、アフターはキャバ嬢にとって多くのメリットが存在します。

今回は、アフターへ行くことで得られるメリットについて5つご紹介します。

1.指名してくれるお客様が増える

アフターに行くと、お客様から指名をもらいやすくなる可能性があります。なぜなら、お客様との時間が増えることでより深い関係性が築けるからです。これが指名に繋がる大きなチャンスになります。

また、アフターOKのキャバ嬢を好むお客様もいるため、アフターに行くことで新たな指名を得られるかもしれません。

ただし、必ずしも来店に繋がるわけではないためその点は理解しておくべきです。しかし、アフターは自分を特別な存在としてアピールする良い機会と言えるでしょう。

2.指名かぶりのお客様をフォローできる

アフターは、指名がかぶったお客様をフォローするのに役立ちます。お店が混んでいて、指名客と十分な時間を過ごせなかったとき、アフターでその時間を補うことができます。

もし、お客様が「今日はあまり楽しくなかったな」と感じたとしたら、自分から「アフターに行きませんか?」と提案することで、お客様に「俺のことを気にかけてくれているんだ」と思ってもらえます。

さらに、このような提案はお客様に“自分が一番大切にされている”という優越感を与え、今後も続けて来店してくれる可能性を高めます。

3.プレゼントがもらえる

アフターは、豪華なプレゼントをもらう絶好の機会でもあります。特に、自分ではなかなか手に入れることができない高級ブランドのアイテムなどをプレゼントしてくれるお客様もいらっしゃいます。

アフターでの接客は、お客様からの感謝の証として、素敵なギフトを受け取るチャンスともなるのです。

4.高級店で食事ができる

アフターへ行く魅力は、普段行けないような高級レストランでの食事が楽しめることです。

例えば、お客様がよく行く豪華なお店や、あなた自身が一度行ってみたいと思っていたお店へ連れて行ってもらうことができます。自分だけでは手が出しづらい高級レストランでも、アフターならそのお店の料理を味わうチャンスが増えます。

5.ビジネスチャンスが広がる

アフターに行くメリットとして、ビジネスチャンスが広がる可能性があるという点が挙げられます。アフターの場でお客様の人脈に触れることで、自分の人脈も広がる可能性があります。

例えば、アフターでお客様が連れて行ってくれた店に、お客様の知人がいた場合、それがきっかけでその知人があなたを指名する機会につながるかもしれません。

このように、アフターは新たな出会いとビジネスチャンスをもたらす場となり得ます。

キャバクラのアフターで訪れる場所とは?

アフターをしたことがない人からすれば、「アフターではどこに行くの?」「アフターで何をするの?」という疑問が生まれるでしょう。

ここでは、キャバ嬢がお客様と共にアフターで訪れる一般的な場所についてお話しします。

バー・居酒屋

アフターでよく訪れる場所として、「バー」や「居酒屋」が一番人気です。

なぜなら、キャバクラの営業時間中に十分に飲み終えなかったキャバ嬢や、まだまだ飲み足りないお客様が多いからです。バー・居酒屋はリラックスして飲むことができる場所として選ばれやすいです。

焼肉・寿司屋

キャバクラのアフターで訪れる場所として、「焼肉屋」や「寿司屋」もよく選ばれます。

これは、キャバクラで過ごす時間が長いとお腹が空いてしまうからです。深夜でも営業している焼肉屋や寿司屋では、落ち着いた雰囲気の中で美味しい食事を楽しむことができます。

カラオケ

キャバクラのアフターでよく選ばれる場所の1つに「カラオケ」があります。

お客様が酔っ払ってノリが良い時や、盛り上がりたい時に適しています。

カラオケは共通の趣味や話題を広げやすく、お客様との関係を深める良い機会となります。お客様の好きな歌を歌えば、さらに好感度もアップしますよ。

系列の朝キャバ・ガールズバー

キャバクラのアフターでよく選ばれる場所として、「系列の朝キャバやガールズバー」があります。

キャバ嬢自身も楽しむことができるし、自分の働いているお店の系列なら、何かあってもスタッフがサポートしてくれるので安心です。

そして、自分が働くお店とは違うお店であっても同じ運営元なら、間接的にお店の売り上げにも貢献できるから一石二鳥です。

キャバクラのアフターで気をつけることは?

周りにはクエスチョンマークがある危険を示すマークを虫眼鏡で見る様子。

キャバクラのアフターは、キャバ嬢にとって重要な業務の一環とも言えます。しかし、アフターは一筋縄ではいかない場面も多々あり、適切な対応や態度が求められます。

ここでは、アフターでの行動においてキャバ嬢が特に気を付けるべきポイントを5つ、具体的に解説していきます。

1.飲みすぎないようにする

キャバクラのアフターにおいて、自己管理が求められるポイントの一つとして「飲みすぎないこと」が重要となります。

飲みすぎてしまうと体調を崩す可能性があり、さらには二日酔いになることで次の日の仕事への影響が心配されます。

また、適度な酔い加減はコミュニケーションを円滑にする要素となりますが、飲みすぎてしまうと逆効果となり、お客様とのコミュニケーションに悪影響を及ぼす可能性があります。

さらに、泥酔して意識が朦朧としてしまうと、望まないホテルへの連れ込みを防ぐことが困難となります。自分自身のアルコールに対する限界を知り、飲む量を適切にコントロールすることが非常に重要となります。

2.遠くのお店に行かない

キャバクラのアフターにおいて注意したいことの一つとして、「遠くのお店には行かない」ことがあります。

アフターはキャバクラの営業終了後に行われるため、遅い時間帯となります。そのため、近場で手軽に楽しめる場所を選ぶことが大切です。

無理に遠出をすると疲れが溜まり、次の日の予定に影響が出る恐れがあります。また、お酒を飲んでいるお客様の車に乗ることは避け、タクシーや代行を使う場合でも、遠くの場所へ移動するのは危険です。

家から遠く、知らない場所へ連れて行かれた場合、途中で降りることが難しくなる可能性があります。また、「家まで送る」という提案に対しては、住所が知られてしまうリスクがあるため、断るべきです。

最も安心できるのは、キャバクラの店舗から歩いてすぐの近場です。

3.相手はあくまでもお客様であることを忘れない

キャバクラのアフターにおいては、「相手があくまでお客様である」という意識を忘れないことが重要です。

たとえ親しくなったとしても、その関係性はビジネスの一環であり、お客様であることに変わりありません。仕事の愚痴や他のお客様に対する悪口、あまりにもプライベートな話題を振ることは避けましょう。

アフターはあくまで指名に繋がるための場であるため、常に笑顔で、お客様が楽しむことを第一に考えた行動を心掛けることが求められます。

また、「好きなものを頼んでいいよ」というお客様の提案に対しても、高価なメニューばかりを頼むのは控えるべきです。見栄を張りたいお客様もいるかもしれませんが、その本音を見極めつつ、謙虚に時間を過ごすことが大切となります。

4.体の関係に発展しないようにする

キャバクラのアフターにおける注意点として、「体の関係に発展しないようにする」ことが重要です。

お客様との肉体的な関係は厳禁であり、それが酔った勢いであっても許されません。一度身体の関係を持つと、多くの男性は満足感を得て追ってこなくなり、結果的にそのキャバ嬢を指名しなくなることが多いです。

また、そうした情報はすぐにキャバ嬢たちの間で広まり、あなたの評判を大きく落とす原因となります。人気のあるキャバ嬢が枕営業を避けるのは、そのようなリスクを理解しているからです。

キャバ嬢としてのプロ意識を持ち、アフターでもお客様とキャバ嬢という立場をしっかりと保つことが求められます。

5.アフターがメインイベントにならないようにする

キャバクラのアフターでの行動の注意点として、「アフターがメインイベントにならないようにする」ことが挙げられます。これは、キャバクラでのサービスが主であり、アフターはその延長線上にあるべきだからです。

アフターは次回の来店を促す一つの手段であり、お客様にキャバクラへ再度訪れてもらうためのトリガーとなるはずです。

しかし、アフターがメインイベントになってしまうと、お客様がキャバクラでの滞在時間を短くしたり、支払いを抑えたりする可能性があります。

つまり、お客様がアフターでたくさんのお金を使う一方で、キャバクラでの支出が減少するという、本末転倒な事態を招く可能性があります。

そこで重要なのは、お客様が「また会いに行きたい」と感じるような適度なサービスを提供することです。これにより、アフターがメインイベントにならず、次回のキャバクラ訪問へと繋がる機会をしっかりとつかむことができます。

まとめ:アフターでキャバクラのお客様と親交を深めよう!

今回の記事では、キャバクラのアフターについて詳しく説明しました。

アフターと同伴の違い、男性客がアフターに誘う理由、キャバ嬢がアフターに参加するメリットとアフターへ行く場所、そしてアフターで注意すべきことなど、多角的に触れてきました。アフターは大きなメリットを提供する一方で、それを上手く活用するためには注意も必要です。

キャバクラでの体験入店は、キャバ嬢としてのスキルや経験を積む絶好の機会です。まずは一度、自分自身でキャバクラの世界に触れてみることをお勧めします。

お店の雰囲気やキャバ嬢の仕事内容を直接体験することで、あなたがどのようなキャバ嬢になりたいか、またどのようにアフターを活用するか、具体的なビジョンを描くことができるはずですよ。

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