体験入店で合わないお店の断り方は?円満に断る言い回しや注意点を解説

こっちを見ているドレスをきたキャバ嬢

体験入店をしたあと、本入店の断り方に悩むことはありませんか?

「面と向かって断るのが苦手…」
「相手を不快にさせない断り方はある?」
「断り方のパターンが知りたい」

このようなお悩みを持つ方に向けて、この記事では本入店の断り方を解説します。ナイトワークで体入しようと思っている方や、本入店の断り方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

もくじ

体験入店(体入)とは?

複数のハテナマークが密集している

体験入店(体入)とは、キャバクラなどの夜のお店で働く前に「お試し」で働くことができるシステムです。担当者との面接をしたあと、お店の合格基準に達していれば体験入店をすることができます。

キャスト側はお店の雰囲気や客層を確認でき、お店側も体入キャストの接客態度やお客様からの反応を見る機会になるため、双方のミスマッチを防げます。

体験入店が初めての方は、以下の記事も参考にしてください。

体験入店(体入)したけど本入店したくない!断り方は?

両手でバツを作り拒否する女性

体験入店(体入)をしたあとは、再び担当者と面談をしたり、後日連絡をとったりして本入店するかを決めます。お店との相性が悪かったり、条件が合わなかったりした場合は、本入店をしなくても問題はありません。

本入店の代表的な断り方は以下の3つです。

  • 担当者に口頭で断る
  • お店に電話して断る
  • LINEやメールで断る

とはいえ、体験入店に慣れていないうちは、断るだけでも勇気がいりますよね。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、自分に合う方法で断りましょう。

担当者に口頭で断る

担当者に口頭で断る場合は、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット・その場できっぱり断れる
デメリット・相手の顔色を伺いながら話す必要がある
・条件を提示されて交渉される場合がある

体験入店のあとに担当者と話す機会があれば、その場で断るのが一番良い方法です。しかし、面と向かって断るのが苦手な方や、流されやすい方にはおすすめできません。

もしお店側が積極的にあなたのことを採用したいと思った場合、当初よりも好条件での本入店を交渉される場合があります。

交渉を再び断るのが申し訳なく感じ、雰囲気や客層が合わないお店に無理に本入店してしまう可能性もあるため、注意しましょう。

お店に電話して断る

お店に電話して断る場合は、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット・相手の表情を見ずに話せる
・流されてしまうリスクが少ない
デメリット・営業時間内に合わせる必要がある
・表情が見えないせいで緊張する場合がある

直接話すより電話のほうが気が楽な方は、対面で一度「考えます」と断り、後日電話するのも手です。その場で流されてしまうリスクが少ないため、流されやすい方でも断りやすいでしょう。

しかし電話だとお店の営業時間に合わせなければならない上、担当者が不在の場合は掛け直したり、折り返しを待ったりする必要があります。

また、相手の表情が見えない電話は気楽に感じる方がいる一方で、余計に緊張してしまう方もいます。

電話に苦手意識がある方は控えましょう。

LINEやメールで断る

LINEやメールで断る場合は、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット・24時間好きなタイミングで断れる
・ほぼ確実に断れる
デメリット・相手からの印象がよくない

最近は、LINEやメールで本入店を断る方も多いです。送信する時間や相手の反応を気にせずに済むため、最も楽に本入店を断れる方法と言えます。

一方的なコミュニケーションとなるため、強めに流されて結局入店してしまうという心配もほとんどありません。

ただし相手からの印象はよくないため、「やっぱり本入店したい」と思ったときに連絡しても、断られてしまう可能性があると心得ておきましょう。

【理由別】体験入店(体入)後の本入店の断り方

「No!」と書いてあるブロック

本入店を断るのは様々な理由が考えられるため、理由に合わせて断り方も用意しておくと安心です。

ここでは、体験入店後の本入店の断り方を、理由別で紹介します。

  • 条件が合わなかった場合の断り方
  • 雰囲気が合わなかった場合の断り方
  • 初心者で夜職が向いていないと感じた場合の断り方
  • 本業や学業との両立が心配な場合の断り方
  • 断りきれずに本入店すると言ってしまった場合の断り方

それぞれ詳しく解説します。

条件が合わなかった場合の断り方

働きやすさや客層によっては、条件が多少厳しくても頑張る気持ちで入店するのもアリです。しかし、条件が厳しい上にお店との相性が合わない場合は、お店の雰囲気や客層が合わないことを理由にして断りましょう。

断り方の例

「輩系のお客様が多いのが苦手なので、ちょっと難しそうです」
「お店の雰囲気が落ち着きすぎていて、私の接客スタイルだと浮いてしまうと感じました」

条件が合わないことだけを理由に断ると、時給や待遇の条件を希望に近づけて再交渉される可能性があります。

そうなると、改めて「お店の雰囲気が合わない」と理由をつけて断るのは難しく、相手にも変な期待を抱かせてしまうでしょう。働く気がない場合は、条件面以外の理由で断るのがおすすめです。

雰囲気が合わなかった場合の断り方

お店の雰囲気が合わなかったことを、そのまま言うのは抵抗があるケースもあるでしょう。その場合は、他のお店の面接予定があるからこの場では決められないと言うのもアリです。

断り方の例

「初めてなので、他のお店も見て決めたいです」
「〇〇日に他のお店に面接に行くので、この場では決められません」

雰囲気が合わなかった場合以外にも、理由を伝えずに断りたい場合におすすめの断り方です。ただし、後日「他のお店と比べてどうでしたか?」などと連絡が来た場合は、LINEやメール、電話で対応する必要があります。

その際は、面接や体入をしてくれたことにお礼を言いつつ、「他のお店に入店することにしました」とはっきり伝えましょう。

初心者で夜職が向いてないと感じた場合の断り方

初めての体験入店で、夜職が向いていないと感じることもあります。面接時に未経験と伝えている場合は、仕事自体が向いていなかったと伝えるのもよいでしょう。

断り方の例

「男の人と話すのが苦手で、私には合わないと感じました」
「やっぱり親(彼氏)にバレると怖いので、やめておきます」

このケースは他の断り方と比べて、本入店を強く催促されにくいのが特徴です。

特に親や彼氏が厳しいことが理由だと担当者が介入できる余地がないため、「それなら仕方ないですね」と諦めてくれる可能性が高いです。

本業や学業との両立が心配な場合の断り方

本業や学業がある場合、両立が不安だと断るのもよいでしょう。出勤日数が少ないと時給が低かったり、保証がつかなかったりするため、お店も納得してくれやすいです。

断り方の例

「仕事が何時に終わるか読めないので、迷惑かけそうなのでやめておきます」
「週1しか出勤できなくて…保証がないなら他のお店を探そうと思います」

ただし、ダブルワークや学生が多いとうたっているお店の場合は「シフトは自由だよ」「うち副業の子多いよ」と言われて交渉される可能性があります。

またレギュラー出勤とヘルプ出勤が選べる場合もあるため、働いてみたいお店の場合はヘルプ出勤を選ぶのもよいでしょう。

断りきれずに本入店すると言ってしまった場合の断り方

その場の空気に流されて断れなかった、というケースも少なくありません。その場合は、後日LINEかメールで謝りつつ、はっきり断ることをおすすめします。

断り方の例

「お疲れさまです。先日は体験入店させていただき、ありがとうございました。あの場では入店の意思を伝えてしまったのですが、別のお店に本入店することに決めました。期待を裏切る形となってしまい、申し訳ありません。」

一度入店すると言ってしまった以上は、丁重にお詫びして断りましょう。誠実さが伝わるので、抵抗がない場合は電話で断るのもおすすめです。

体験入店(体入)後に本入店を断るときの注意点

3つのびっくりマーク

本入店の断り方次第では、印象をかなり悪くしてしまいます。もう会うことがないからといって連絡を無視したり、失礼な態度をとったりするのはNGです。

夜の世界では横のつながりがあり、特にオーナー同士が情報共有しているケースが少なくありません。悪い噂が広がると他のお店で働きにくくなることがあるため、断り方には気をつけましょう。

本入店を断るとき、注意したいポイントは以下の3つです。

  1. 正直に言いすぎない
  2. あいまいな言い方をしない
  3. 当日中か翌日までに断る

それぞれ詳しく解説します。

1.正直に言いすぎない

本入店を断る理由は、正直に伝えすぎる必要はありません。

特に「黒服の仕事ができない」「女の子のレベルが低い」「お店が古い・汚い」など、相手を不快にさせる可能性がある発言は控えましょう。

質の低いお店は担当者が逆ギレするケースも考えられるため、必要以上に話さず、穏便に断るのが無難です。

2.あいまいな言い方をしない

はっきり断るのが悪いからと言って、お茶を濁したり返答を引き伸ばすのはNGです。お互いの時間を無駄にするだけでなく、何回も連絡をするのは自分にとってもストレスになります。

何回も入店の意思を確認してくるお店は少ないものの、お店側から強いアプローチを受けている場合はこちらがはっきり断るまで連絡がくることもあります。

交渉されても入店する気がないのであれば、早めに断りましょう。

3.当日中か翌日までに断る

本入店を断る場合は、できれば体験入店後にすぐ伝えるのが理想です。

もし体験入店後に話す時間がとれなかったり、「いったん考えます」と言って帰ったりする場合は、翌日には返事をするのがベストです。

例え本入店をしないケースでも、誠実にコミュニケーションをとることを心がけましょう。

まとめ:体験入店後に本入店を断るなら早めに伝えよう

体験入店をしてギャップを感じ、本入店を断るのは悪いことではありません。お互いの時間を無駄にしないためにも、早めに断る旨を伝えて、気持ちよく終わらせましょう。

本入店するつもりがないからと言って連絡を無視すると悪い噂が広まり、他のお店でも働きにくくなるケースも少なくありません。体験入店するときは、断る理由をいくつか用意しておき、スムーズに断れるようにしておきましょう。

体験入店を意図的に何度も繰り返す行為を体入荒らしと言います。

体験入店を断ることは悪いことではありませんが、限度を超えると「体入荒らしなのでは?」と思われる可能性があるので注意しましょう。

体入荒らしに関して詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

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