キャバクラのハンドサインを覚えよう!お店でよく使うハンドサインとは

キャバクラの現場では、黒服への要求を伝えるときに「ハンドサイン」という手のしぐさを用いることが一般的です。

この記事では、キャバクラで頻繁に使われる12のハンドサインを詳しく紹介します。 キャバクラで働きたいと考えている方は、この記事をチェックして、事前にハンドサインのしぐさを覚えておきましょう。

もくじ

キャバクラで使われる「ハンドサイン」とは

キャバクラで使われる「ハンドサイン」は、キャバ嬢と黒服の間でのみ通じる手のジェスチャーです。

キャバクラの店内はいつも大きめのBGMが流れており、キャバ嬢と黒服が声でコミュニケーションを取るのは簡単なことではありません。

しかし、ハンドサインを使うことで、遠くにいる黒服にも要望をスムーズに伝えられます。

ハンドサインを使う具体的な場面は以下の通りです。

  • テーブルに何かを持ってきてほしいとき
  • 延長や場内指名、お会計を伝えるとき
  • お客様を変更してほしいときなど

それでは、キャバクラでよく使われるハンドサインを見ていきましょう。

キャバクラのハンドサインを覚えておこう!

ここでは、多くのキャバクラで使われているハンドサイン12個を紹介します。

どのハンドサインも意味を連想させる形や動きをしているので、覚えるのはそれほど難しくありません。

キャバクラのハンドサイン1:おしぼり

温かいおしぼりのハンドサインは、両手を握りしめて布をしぼるような仕草を行います。 一度だけではなく、数回この動作を繰り返すことでスタッフに伝わりやすくなります。

お客様がトイレから戻ってきたときや、テーブルが少し汚れたときなどに、温かいおしぼりが必要となります。

使用後のおしぼりは、三角に折ってテーブルの端に置けば、黒服が使用済みであると判断し、回収してくれます。

キャバクラのハンドサイン2:冷たいおしぼり(つめしぼ)

冷たいおしぼり(つめしぼ)のハンドサインは、両手をグーの形に握りしめ、指の第一関節から第二関節部分を擦り合わせる動作をします。

その際、 爪同士が接触するとネイルが傷ついたり取れたりする恐れがあるため、爪同士が触れないように気をつけましょう。

冷たいおしぼりは、酔ったお客様が首や額をリフレッシュするために利用します。

寄っているお客様に迅速に提供することで、「この子は気が利くな」という印象を与え、お客様からの評価が高まることでしょう。

キャバクラのハンドサイン3:メニュー表

メニュー表のハンドサインは、両手を合わせてパカっと開く動作をします。

このハンドサインはお客様から「メニュー表ある?」と言われたときに使います。

キャストから「メニュー表は必要ですか?」と聞くと、「そんなに頼んでほしいのかな?」と思われてしまう可能性があるので注意してください。

あくまでお客様から要求された場合に対応しましょう。

キャバクラのハンドサイン4:ゲストグラス

ゲストグラスとはお客様用のグラスのことです。

ハンドサインは親指と人差し指をしっかり伸ばして「L」の形を作ります。

お客様がボトルやシャンパン、ワインを注文したときに使います。

キャバクラのハンドサイン5:レディースグラス

レディースグラスとはキャストが使うサイズが小さめのグラスのことです。

ハンドサインは親指と人差し指のみを使い「C」の形を作ります。

お客様に「ボトルのお酒を一緒に飲もう」と言われたときに使います。

キャバクラのハンドサイン6:氷(アイス)

氷(アイス)のハンドサインは、親指と小指をしっかりと伸ばし指先を下に向けて作ります。

お酒を作るときに使う氷が小さくなったり、足りなくなってきたりしたときに使います。

氷の交換は基本的に黒服が行うため、キャストが氷のハンドサインを出すことはほとんどありません。

しかし、忙しいときは黒服が氷の交換のタイミングを見逃してしまうこともあります。
そういった場合はキャストから氷のハンドサインを出しましょう。

氷の量が3分の1くらいになってきたら交換の合図です。

キャバクラのハンドサイン7:延長

延長のハンドサインは、両手の人差し指の先端をくっつけて離す動作をします。

人差し指をくっつけるときは、漢字の「八」をイメージしましょう。

お客様が延長を希望するときに使います。

キャバクラのハンドサイン8:場内指名

場内指名のハンドサインは、グーの状態から人差し指だけを出し、手首を曲げて下を指して作ります。

このハンドサインはお店の売り上げを左右する黒服の付け回しを円滑に行うために重要です。

お客様から場内指名をもらったら、なるべく早めにハンドサインを出して黒服に伝えましょう。

キャバクラのハンドサイン9:チェンジ・SOS

チェンジ・SOSのハンドサインは、ピースサインの状態から人差し指と中指をクロスさせて作ります。

セクハラがひどかったり、お客様の機嫌が取れなかったりするときに使います。

チェンジ・SOSのハンドサインを使う場合は、決してお客様に見られないようにしてください。なぜなら、もしお客様がハンドサインの意味を知っていたら、怒ってしまう可能性があるからです。

椅子の横などお客様の見えない位置からそっと下を向けて出すと、こっそり黒服に伝えられます。

キャバクラのハンドサイン10:灰皿

灰皿のハンドサインは、両手でまるい灰皿を想像して大きく円を作る動作をします。

円を地面に平行にしてしまうと、黒服に見えにくくなるので、ちゃんと円形を前面に示すよう心掛けましょう。

吸い殻が灰皿に1〜2本たまったら、ハンドサインで黒服に灰皿の交換を要請しましょう。

キャバクラのハンドサイン11:お会計(チェック)

お会計(チェック)のハンドサインは、両手の人差し指で「バツ」を作ります。

お客様がもう帰るというタイミングで使います。

お客様を待たせないためにも、帰る素振りを見せたらなるべく早めにハンドサインを出しましょう。

キャバクラのハンドサイン12:ノンアルコールドリンク

ノンアルコールドリンクのハンドサインはお店によって違います

お酒が苦手で飲めない人は、お店で働き始めたときにノンアルコールドリンクのハンドサインを聞いておきましょう。

そうすれば、たとえお客様にお酒を飲もうと言われたときも、断らずにノンアルコールドリンクを飲めます。

キャバクラによって独自のハンドサインがある場合も!

キャバクラのハンドサインは基本的にどのお店でも同じです。

しかし、お店によっては独自のハンドサインを使う場合があります。

そのため、キャバクラで働き始めるときに、あらかじめスタッフにどんなハンドサインがあるかを聞いておきましょう。

まとめ

この記事では、キャバクラでよく使うハンドサインを12個解説しました。

ハンドサインは大きめのBGMが流れている営業中に、キャストと黒服が円滑なコミュニケーションを取るために必要不可欠です。

また、ハンドサインを使ってスムーズにお客様の要望に応えると、自分自身やお店の評価のアップにもつながります。

これからキャバクラで働こうと考えている人は、ぜひ本記事を読んでハンドサインの意味と使う場面を予習しておきましょう!

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