キャバ嬢は確定申告してない?税金を納めるべき理由と脱税のリスク

レシートを見ながらパソコンで整理する女性の手元

キャバクラの華やかな世界の裏側には、税金や確定申告などの事務手続きが存在します。

実は、キャバ嬢の確定申告は一般的なサラリーマンとは異なる特有の点があり、知らないと損や重大なリスクがある可能性も・・・!

本記事で正しい『税金』の知識を身につけて、より賢く働くためのヒントを手に入れましょう。

もくじ

確定申告とは?キャバ嬢にも関係がある?

考える女性

確定申告とは、わかりやすく言うと「1年間にどれだけお金を稼いだか」を国に報告し、その年の税金がいくらになるかをはっきりさせる作業のことです。

例えば?

あなたがキャバクラで働いて、お客様からのドリンクバックやギフトで10万円稼いだとします。でも、そのお金には税金がかかるので、国に「今年はこれだけ稼ぎました」と報告して、税金を計算してもらうんです。

ここで大切なのは、お金を稼ぐだけでなく、持っているだけでも「所得税」という税金が発生するということです。

ほとんどのキャバクラでは、源泉徴収として10%を引いた状態でお給料を渡しています。この引かれた10%のお金が実は「所得税」なんです。お店はキャバ嬢の代わりにこの所得税を国へ納付してくれています。

キャバ嬢として受け取ったお金や仕事でかかった経費(ヘアメイク代や交通費など)をちゃんと申告することで、多く納めすぎた税金があれば戻ってくるし、足りなければその分を支払う必要があります。

毎年の1月1日から12月31日までの収入については、翌年の2月16日から3月15日までの間に申告をします。

期日までに確定申告をしなかった場合ペナルティ(無申告加算税)が課される

無申告加算税とは、確定申告をせずに税金を払わなかった場合にかかる追加の罰金のようなものです。この税金は、本来納めるべき税金に対して計算されます。

加算税
各年分の無申告加算税は、原則として、納付すべき税額に対して、50万円までの部分は15パーセント、50万円を超える部分は20パーセントの割合を乗じて計算した金額となります。

引用元サイト:No.2024 確定申告を忘れたとき(国税庁)
例えば?

あなたが確定申告をせずに、本来納めるべき税金が40万円だったとしましょう。この場合、無申告加算税は40万円の15%、つまり6万円が追加でかかります。

さらに、本来の税金が60万円だった場合は、まず最初の50万円に対して15%(7万5千円)がかかり、残りの10万円に対しては20%(2万円)が加算されます。

つまり、合計で9万5千円の無申告加算税が必要になります。

このように、税金を正しく申告しないと、もともとの税金に加えてさらに税金がかかるので、結果的に支払う金額が増えてしまうのです。

ここまで記事を読んできて、「どうしよう、税金のこと全然わからない!怖い!」と思ったかたもいるのではないでしょうか。でも安心してください。

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キャバ嬢が確定申告で税金を納めるべき理由とは?

確定申告と書いてあるブロックと電卓

多くのキャバ嬢は、お店(キャバクラ)が代わりに所得税を納付してくれているため、自分自身で確定申告をする必要がないと思いがちです。しかし、実際にはキャバ嬢でも多くのケースで”確定申告が必要”なことが多いです。

例え、あなたがキャバクラで専属キャバ嬢として働いている場合でも、税務上は「個人事業主」と同じ扱いになります。つまり、確定申告においては、あなたは「社長」という立場になっていると考えられます。

これは、あなたが自分の仕事に関する収入と経費を自分で管理し、正確に税金を計算する責任があることを意味します。これがキャバ嬢であるあなたが確定申告で正しく税金を納めるべき理由です。

逆に確定申告をしないと、後で困ったことになる可能性も。ここでは、賃貸契約やローン審査での必要性、受けられる保障の確保、将来の信用度向上について詳しく解説していきます。

賃貸やローンのため

キャバ嬢として働いていると、将来的にマンションを借りたり、住宅ローンを組んだりしたい時が来るかもしれませんよね。そんな時に重要になるのが確定申告の記録なんです。

賃貸契約をする際、大家さんや不動産会社は「この人は本当にお家賃を払っていけるのかな?」ということを確認します。その時に求められるのが所得証明書や納税証明書です。これらの書類は、確定申告をきちんとしていないと発行してもらえません。

住宅ローンの審査でも同じことが言えます。銀行は「安定した収入があるか」「税金をきちんと納めているか」をとても厳しくチェックします。確定申告をしていないと、収入があることを証明できないため、ローンの審査に通らない可能性が高くなってしまいます。

また、確定申告をしていると、キャバ嬢としての収入も正当な仕事の収入として認められやすくなります。申告していない収入は「不透明な収入」と見なされることもあり、金融機関からの信用を得にくくなってしまいます。

将来的に安定した生活を送るためにも、今から確定申告をして、きちんとした収入の記録を残しておくことが大切です。「今は必要ないから」ではなく、将来のことを考えて今から準備しておきましょう。

受けれる保障を得るため

確定申告をすることで、様々な社会保障制度を利用できるようになります。これって、実はとても大きなメリットなんです。

まず、国民健康保険の保険料が正しく計算されます。確定申告をしていないと、収入が把握できないため、保険料が高く設定されてしまうことがあります。逆に、経費をきちんと申告することで、実際の所得に基づいた適正な保険料になり、結果的に安くなる可能性もあります♪

国民年金についても同様です。収入に応じた免除制度や減額制度がありますが、これらを利用するためには確定申告が必要です。将来の年金受給額にも関わってくるので、とても重要なポイントです。

さらに、出産手当金や傷病手当金などの給付を受ける際にも、確定申告の記録が役立ちます。これらの制度は、安定した収入があることを証明できた場合に利用できることが多いんです。

また、児童手当や住宅手当などの各種手当についても、所得証明書が必要になります。確定申告をしていれば、これらの書類をスムーズに取得できるため、受けられる保障を確実に受けることができます!

万が一の時のセーフティネットとして、これらの保障制度はとても重要です。確定申告をすることで、いざという時に頼れる制度をきちんと利用できるようになるんです。

将来の信用度を高めるため

確定申告をきちんと行うことで、社会的な信用度が大幅にアップします。これは、キャバ嬢として働く上でとても重要なポイントなんです。

金融機関との取引において、確定申告の記録は「この人は社会のルールを守っている信頼できる人」という証明になります。クレジットカードの発行やカードローンの審査でも、確定申告をしている人の方が有利に働くことが多いです。

また、将来的に起業や副業を考えている場合にも、確定申告の記録は重要な資料になります。事業資金の借り入れや投資家からの資金調達の際に、過去の収入実績として活用できるんです!

保険の加入時にも、確定申告をしていると手続きがスムーズになります。生命保険や医療保険の加入時に収入証明が必要な場合がありますが、確定申告をしていれば簡単に証明書を取得できます。

さらに、結婚や出産などのライフイベントの際にも、確定申告の記録があることで様々な手続きが円滑に進みます。配偶者の扶養に入る場合や、出産関連の給付金を受ける場合にも、所得証明書が必要になることがあります。

このように、確定申告をすることで得られる信用度は、あなたの人生の様々な場面で役立ちます。今は実感がなくても、将来必ず「やっておいて良かった」と思える日が来るはずです。

キャバ嬢が確定申告をしなくてもOKなケース

OKポーズをする女性

以下のケースに当てはまる場合は確定申告をしなくても大丈夫です。

税法や自身の働き方によって確定申告の必要性は異なるため、「自分が何に当てはまるのかわからない…」など不明点がある場合は、ナイトワークを専門に扱う税務申告補助サービス『zeimu(ゼイム)』がおすすめです!

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年間の所得が少ない場合

年間の総所得が一定額以下(2023年時点で103万円以下)で、他に所得がない場合。
売上がある人気キャバ嬢の場合は、アッという間に年間の所得が103万円を超えるため確定申告が必要になります。

副業としてキャバ嬢をしている場合

本業があって、そこでの給料から年末調整がされているけれど、キャバ嬢としても働いている場合です。

このときキャバ嬢としての年間収入が20万円以下だったら、確定申告は不要です。でも、キャバ嬢としての収入が20万円を超えたら、その収入について確定申告が必要になります。

つまり、本業の収入に加えて、キャバ嬢としての収入が年間20万円を超えたら、その超えた分について税金を計算して申告する必要があるということです。

給与所得者としてキャバクラで働いている場合

キャバクラで正社員やアルバイトとして働いていて、給料から税金が自動的に引かれている場合です。

こういった場合、会社があなたの代わりに税金の計算をして、年末には年末調整としてその年の税金が正しく払われているかを確認します。税金が自動的に処理されている場合は、自分で確定申告をする必要はありません。

ただし、多くのキャバ嬢は、個人事業主として、あるいは業務委託契約に基づいて働いていることが一般的なためこの働き方に該当するキャバ嬢は少ないと言えます。

キャバ嬢が確定申告をするメリット

疑問を感じるキャバ嬢

「確定申告って何か難しそうだしやりたくない…」
「そもそもキャバ嬢が確定申告をするメリットってあるの?」

こうした悩みや疑問を抱くキャバ嬢も多いのではないでしょうか。ここからはキャバ嬢が確定申告をするメリットについて解説します。

払い過ぎた税金を戻せるチャンス

キャバクラで働いていると、給料から10%くらいの税金が自動的に引かれて、税務署に払われています。

でもこの時に引かれる税金は、あなたが実際に使った経費(ドレス代やメイク道具など)を考慮せずに計算されています。ですので、実は多くの税金を払っているかもしれません。

キャバ嬢としてもらうお金は、普通のバイトの給料とは違って「売上」として扱われます。本来なら、ドレス代やメイク代などの経費を引いてから税金を計算するべきです。

確定申告をすると、これらの経費を引いた後の金額で税金を計算してくれるので、結果として多く払った税金が戻ってくる可能性があります。

キャバ嬢の人が確定申告で含められる経費については以下の記事を参考にしてください。

様々な税金が安くなる

確定申告は税金を安くするチャンスです。具体的には所得税や住民税が安くなります。

キャバ嬢として働く時に使うお金、たとえばドレス代やメイク用品、交通費などは「経費」として計上できます。

例えば年間で100万円稼いだけど、そのうち50万円を仕事のために使ったとしたら、実際に税金を払うのは残った50万円分だけです。だから税金も少なくなるんです。

特にキャバ嬢は「個人事業主」とみなされることが多いので、給与所得者と違って自分で経費を計算して税金を少なくすることができます。

この経費を引くことで、実際の所得が少なくなり結果として払う税金も減らせます。さらに、もし国民年金や国民健康保険などの社会保険料を払っているなら、その分も税金から引けるのでさらに税金を軽減できる可能性があります。

“会社バレ”を防げる可能性がある

「副業としてキャバクラで稼いでるのが会社にバレるかも…」と心配することありますよね。実は、確定申告を上手に使えば、そんな心配を少しでも減らすことができるんです。

まず住民税というのは、各自治体に払う税金で、普段は会社の給料から自動的に引かれています。でも、キャバ嬢として稼いだお金も含めて住民税を計算すると、会社が「この人、給料以外にも収入があるのかも?」って気づいてしまうことがあります。

そこで、確定申告をして「普通徴収」に変更すれば、副業で稼いだ分の住民税を自分で直接払うことができるようになります。

これを選べば、副業の収入が会社にバレにくくなるんです。

ただ、これには自治体ごとのルールがあるため、必ずできるわけではありません。

副業がバレない完璧な方法はないですが、確定申告をうまく活用すると、バレるリスクを減らすことができるかもしれません。

扶養内で働ける

キャバ嬢として働いても、うまく確定申告を利用すれば扶養の範囲内で働くことが可能です。

キャバ嬢として得た収入は一般の給与所得とは違い、年間の売り上げから仕事にかかった経費を差し引いた所得が38万円以下なら、配偶者や親などの扶養家族として認められます。

たとえば、一年間でたくさん稼いだとしても、確定申告で仕事にかかった経費をしっかり引けば、実際の所得が38万円以下になり、扶養家族の条件をクリアできるかもしれません。

でも注意が必要です。一般的に「年間収入103万円以内でないと扶養に入れない」と言われるのは、給与所得者の話です。キャバ嬢は個人事業主としての取り扱いなのでこのルールとは異なります。

つまり確定申告をしっかり行えば、キャバ嬢でも税金を節約しつつ、扶養家族としてのメリットを享受できる可能性があるということです。

キャバ嬢が脱税すると起こること

RISKの文字が入ったブロックと人間を模した人形

ここまで、キャバ嬢が確定申告をする必要性、メリットについてお伝えしてきました。

しかし中には「でもキャバクラって不正が多い業界だし、脱税してもバレないんじゃない?」と考える方もいるかもしれません。ですが、この考え方は非常にリスクが高いです。

なぜなら、キャバクラは脱税などの不正が多い業界だからこそ、税務調査に狙われやすく、実際には「脱税はバレる」ケースが多いからです。

では、脱税のリスクとは何でしょうか?またそれがキャバ嬢の職業にどのような影響を及ぼすのでしょうか?ここからは、キャバ嬢が脱税をするリスクとその影響について詳しく解説します。

消費税の課税の透明性を高め、脱税を防ぐことを目的として2023年10月から始まった『インボイス制度(適格請求書)』に関して知りたい人は以下を参考にしてください。

罰金や刑事罰のリスクがある

キャバ嬢として所得があるにも関わらず、これを故意に申告しない行為は税法に違反することになります。脱税が発覚した場合、罰金や場合によっては刑事罰(懲役刑など)を受ける可能性があります。

所得税法違反

所得税法違反の場合、刑事罰として10年以下の懲役か1000万円以下の罰金、あるいはその両方が課される可能性があります。さらに脱税が確認された際には、行政的な追加課税が適用されることも一般的です。
ただし脱税の意図がなく単に申告が漏れていた場合、それは脱税とは見なされず、刑事罰の対象にはなりません。

実際に2020年に発覚したケースとして、大阪・北新地の高級キャバクラで働いていた人気キャバ嬢が、過去3年間(2015年~2018年)で得た所得の約2億100万円を申告せずに脱税したため、『所得税法違反』で告発されたケースがあります。

このキャバ嬢は、個人事業主として扱われており、報酬額が数億円に上りながら所得税の申告を怠っていました。結果として、約6200万円の追徴税額が課せられ、刑事裁判にかけられる事態となりました。

この事例は、キャバ嬢が受ける可能性のある重大な罰金や刑事罰のリスクを浮き彫りにしています。

脱税にならないように正しく申告しよう

将来に影響する

脱税をすると、信用情報に悪い記録が残ります。

これが原因で将来、住宅ローンの申請やアパートの借り入れなどで困難に直面する可能性があります。信用情報に悪い記録が残ると消すことはできません。

例えば、家を買うためのローンを組む際に、審査が通らないなどの問題が起こるかもしれません。一見すると脱税で得をするように見えますが、長期的には大きなリスクや損失につながります。

なので、きちんと確定申告をして正しく税金を納めることがあなたの将来を守るために大切です。

キャバ嬢が確定申告してないことがバレるキッカケ

口を押える女性

「確定申告をしていなくても、誰にもバレないんじゃない?」と思っているキャバ嬢も多いのではないでしょうか。しかし、税務署は思っている以上に様々な方法で情報を収集しており、申告漏れは意外と簡単に発覚してしまうものです。

確定申告をしていないことがバレる主な理由として、他の人からの申告情報、税務署による内偵調査、ソーシャルメディアでの投稿内容、そして口座の動きなどがあります。これらの情報から税務署は申告漏れを発見し、調査を開始することになります。

他の人からの申告

税務署が確定申告をしていないキャバ嬢を発見する最も一般的な方法の一つが、他の人からの申告です。これは、あなたが思っている以上に頻繁に起こっていることなんです。

まず、キャバクラ店舗自体の税務調査があります。税務署がお店の帳簿や売上を調査する際に、従業員名簿や出勤記録、給与支払い記録などもチェックされます。この時に、お店が税務署に提出している支払調書と、キャバ嬢個人の確定申告内容に差があると、申告漏れが発覚してしまいます。

また、同僚のキャバ嬢が確定申告をしている場合、税務署は同じ店舗で働く他のキャバ嬢についても調査を行うことがあります。同じような条件で働いているのに、申告している人としていない人がいると、どうしても目立ってしまうんです。

お客様側からの情報も重要なポイントです。法人のお客様が接待費として計上する際に、どこのお店でいくら使ったかを詳細に記録している場合があります。この情報から、特定のキャバ嬢に高額なチップやプレゼントが渡されていることが判明することもあります。

さらに、元従業員や関係者からの内部告発というケースもあります。お店を辞めた元黒服(ボーイ)や元キャバ嬢が、何らかの理由で税務署に情報を提供することもあるのが現実です。

このように、意外と多くの人や組織から情報が税務署に集まっているため、「バレないだろう」という考えは非常に危険と言えるでしょう。

税務署による内偵調査で発覚する

税務署は、キャバクラ業界に対して組織的な内偵調査を行っています。これは、一般的にはあまり知られていない調査方法ですが、実際に頻繁に実施されているんです。

覆面調査員がお客様として店舗を訪れ、実際の営業状況や従業員の働き方を調査することがあります。この際に、キャバ嬢の指名状況や売上、チップの受け渡しなどが詳細に記録されます。また、会話の中で年収や働き方について聞き出すこともあります。

税務署は近隣の同業他店との比較も行います。似たような規模や立地条件の店舗と比較して、従業員数や売上に対する申告内容が妥当かどうかをチェックします。明らかに申告が少ない店舗や個人は、調査対象となりやすくなります。

さらに、周辺事業者からの情報収集も行われています。美容室やネイルサロン、ドレスショップなどキャバ嬢がよく利用する業者から、顧客の支払い状況や利用頻度などの情報を収集することもあります。

これらの内偵調査は、表面的には分からないように巧妙に行われているため、調査されていることに気づかないまま情報が蓄積されていくことが多いのが実情です。

ソーシャルメディアの投稿などからも判断される

現代では、ソーシャルメディアでの投稿が税務調査のきっかけになることが非常に多くなっています。多くのキャバ嬢が日常的に利用しているインスタグラムやX、ティックトックなどの投稿内容が、税務署の調査対象となっているんです。

高級ブランド品の投稿は特に注意が必要です。シャネルやエルメス、ルイヴィトンなどの高級バッグや財布、アクセサリーを頻繁に投稿していると、その購入資金がどこから来ているのかを疑われることがあります。申告している収入では購入が困難な商品を多数所有していることが分かると、調査のきっかけになります。

海外旅行や高級レストランでの食事の投稿も要注意です。ハワイやヨーロッパなどの海外旅行、高級ホテルでの宿泊、ミシュラン星付きレストランでの食事などを頻繁に投稿していると、そのための費用がどこから出ているのかを調査されることがあります。

税務署は専門のチームを組んで、これらのソーシャルメディア投稿を組織的に監視しているのが現実です。「プライベートの投稿だから大丈夫」という考えは非常に危険と言えるでしょう。

口座の入金記録から発覚する

現代の税務調査において、銀行口座の入金記録は最も重要な調査対象の一つとなっています。税務署は金融機関に対して強い調査権限を持っており、口座の取引履歴を詳細に調べることができるんです。

現金での給与受け取りを行っているキャバ嬢でも、完全に現金のみで生活することは困難です。家賃の支払い、公共料金の引き落とし、クレジットカードの支払いなど、どこかで必ず銀行口座を使用することになります。この時に、申告している収入では説明がつかない口座残高や入金があると、調査対象となってしまいます。

また、送金や振込の記録も重要な調査ポイントです。お客様から直接振り込まれたチップや、他のキャバ嬢との金銭のやり取り、投資や副業での収入なども、すべて口座記録に残ります。これらの記録から、申告していない収入の存在が発覚することが多いのが現実です。

仮想通貨や電子マネーでの取引についても、最近では税務署の監視が強化されています。仮想通貨取引所や電子マネー事業者も、税務署からの照会に応じて取引記録を提供することが義務づけられているため、これらを利用した収入隠しも発覚しやすくなっています。

口座の記録は客観的な証拠として非常に強力なため、言い逃れが困難な調査材料となります。日頃から適切な申告を心がけることが、何より重要と言えるでしょう。

キャバ嬢が確定申告をするために必要な準備

確定申告フォームに記入する手

『確定申告は難しい』と考えるキャバ嬢も多くいますが、事前にしっかりと準備をしておくことでスムーズに手続きを進めることができます。

ここからは確定申告に必要な事前準備について解説します。

確定申告にはマイナンバーカードや通知カードが必要!

確定申告をする際には、『マイナンバーカード(個人番号)』、もしくは『通知カード』が必要です。

ただし、マイナンバーカードと通知カードにはいくつかの違いがあります。

マイナンバーカードICチップが内蔵されており、顔写真がついているため、身分証明書としても使用できます。
また、オンラインでの確定申告(e-Tax)にも利用でき、健康保険証としての機能も持っています。
通知カード顔写真がなく、身分証明書としては使用できません。
オンラインでの確定申告には利用できず、紙ベースでの確定申告に使うことができます。

つまりは、マイナンバーカードを持っている場合は、e-Taxを利用してオンラインで確定申告書を作成・提出することができます。通知カードの場合は、紙ベースでの確定申告書の作成と提出が必要です。

確定申告の際には、どちらか一方を持っていればマイナンバーの確認は可能ですが、利用の便宜性においてはマイナンバーカードの方が幅広い用途に対応しています。

確定申告にはレシートや領収書を用意!

キャバ嬢が確定申告するには、年間の収入や経費に関する記録(例えば、給与明細、レシート、領収書など)が必要です。

レシートや領収書を元にキャバ嬢として働くためにいくら「経費」が必要になったのかを計算し、確定申告を行います。

仮に税務署から「経費」についての質問があった場合でも、レシートや領収書を用意しておくことでしっかりと「経費」として計上できる可能性が高まります。

一方で、レシートや領収書がないばかりに「経費」として計上できないというケースもあります。

これまでレシートや領収書を捨てていた人は今後しっかりと手元に保管するようにしましょう。

確定申告の際に白色申告か青色申告かを選択!

個人事業主として働くキャバ嬢は、確定申告の際に白色申告か青色申告のどちらかを選んで申告しなければなりません。

白色申告と青色申告には、それぞれ次の様なメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
白色申告・日々の帳簿付けが簡単
・税務署への事前申請が不要
・確定申告の際に必要となる書類が少ない
・青色申告で受けられる多くのメリットを享受することができない
青色申告・最大65万円の青色申告特別控除が受けられる
・家族に対して支払った給与を経費として計上できる
・最大3年間赤字を繰り越すことができる
・日々の帳簿付けが難しくなる
・税務署への事前申請が必要となる
・確定申告の際に必要となる書類が多くなる

白色申告でも特に問題はありませんが、青色申告を選択することでより多くのメリットを受けることができます。

確定申告の際に少しでも得をしたいと考える人であれば是非事前に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出してくださいね。

確定申告で何色かわからないなら専門家に相談!

期限内に手続きをして確定申告は終了!

キャバ嬢は、翌年の2月16日から3月15日までの間に確定申告をする必要があります。

忙しい合間を縫って手続きをするのは大変ですが、近年ではスマホを使用して自宅からでも簡単に確定申告の手続きを行うことができます。

事前にレシートや領収書をまとめておくことでスムーズに手続きを進めることができるため、期限前に確定申告の準備を進めておきましょう。

お客様からの高額プレゼントは確定申告が必要?

プレゼント

キャバ嬢として働いているとお客様からプレゼントをもらうことがあるのではないでしょうか。

お菓子などのちょっとした手土産であれば良いのですが、中には、車、バッグ、貴金属、マンションの物件といった高額なプレゼントを受け取るキャバ嬢もいます。

こうした高額なプレゼントを受け取った場合には、『贈与税』が発生する可能性があります。

贈与税は、一定の額を超える財産を受け取った場合に発生します。(※2023年10月時点では年間110万円を超える場合)プレゼントを受け取った翌年の2月1日から3月15日までの期間に贈与税の申告をしなければなりません。

また、仮にお客様から受け取ったプレゼントをフリマアプリなどで売却した場合には、そこから発生した利益に対して所得税が発生し、確定申告が必要となる可能性もあるため注意が必要です。

まとめ:キャバ嬢も確定申告をして税金を納めるべき!

個人事業主として働くキャバ嬢にとって確定申告で正しく税金を納めることは必要不可欠です。

所得税はキャバクラが源泉徴収して納付してくれますが、確定申告をすることで払い過ぎた税金の還付を受けられるかもしれません。

また、住民税は別途自身で支払う必要があり、そのためにも確定申告を通じて税額を算出しなければなりません。

確定申告を怠った場合には高額な追徴税の納付を求められることや、副業で働く女性の場合には会社側にバレてしまうこともあるため注意が必要です。

一方で、キャバ嬢は個人事業主扱いであることがほとんどであるため、上手に「経費」を計上できれば確定申告の際に税金の還付を受けられることもあります。

日頃からレシートや領収書などを保管するクセを身に付け、期限内にしっかりと確定申告の手続きをしてくださいね。

ここまで記事を読んで「なんか確定申告難しそう。一人じゃ無理かも・・・」と思った方がいたら、ナイトワーカー向け税務申告補助サービス『zeimu(ゼイム)』を利用しましょう!

Zeimuに任せれば、必要な手続きが5ステップで完了し、税務申告がとても簡単になります。どんなサービスか気になる人は、以下をクリック!LINEですぐに相談することもできますよ!

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